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水源地再生を本格的に行う㈱新しい風さとやまについて

霞ヶ浦の水源地再生事業に、これまで大変多くの方にご協力をいただき取り組んでまいりました。この度、水源地再生を本格化させていくための別法人、㈱新しい風さとやまを設立、プレスリリースを行いましたので、その資料を本サイト内にも掲載します。

 

株式会社新しい風さとやま

会社案内

設立趣意書

農業法人の設立について

アサザ基金の新たなチャレンジに皆様のご支援をお願いします。

アサザ基金の取り組みは、新たな段階に入ります。これまで皆様に御支援頂きながら進めてきた20年間にわたる取り組みの経験と実績を生かして、さらに大きな社会的課題の解決に向けチャレンジします。以前から取り組んできた霞ヶ浦や北浦、牛久沼流域での水源地保全再生事業を地域の産業として位置付け、10年以内に300ヘクタール規模、10事業地域以上に拡大し、さらに農業を社会の多様な分野と結び付け、湖沼や流域全体に社会や生態系に影響を及ぼす事業(持続可能な社会のモデル)へと発展させていきます。

 

霞ヶ浦等の流域全体に広がる深刻な事態、
水源地谷津田での耕作放棄問題に本格的に取り組む必要があります。

私たちがこのような決意を持つに至った理由があります。私たちは、これまで霞ヶ浦等の水源地で耕作放棄地対策を行って来ました。しかし、今後TPPや農家の高齢化、後継者不足等の社会状況の変化によってさらに耕作放棄地が急増し、事態がより深刻化することが予測されています。

流域全体に分布する数多くの谷津田が耕作放棄地になっていくと、湖沼の水循環が大きく乱れたり、水源地に生息してきた里山の生き物達に大きな影響を及ぼすことになるからです。また、荒廃によって谷津田の水田が持っていた治水機能が失われると、下流地域での洪水が増加する恐れがあります。もちろん、美しい里山の風景も失われます。

 

里山の命の箱舟、谷津田を流域レベルで守ります。

絶滅が心配されている里山の生き物の大半は、水源地である谷津田とその周囲に生息しています。メダカやホタルなど、数多くの生き物が、水源地周辺に身を寄せ辛うじて生き延びてきました。

それらの生き物達が生息地を確保する上で、地域の農業によって維持されてきた水田や小川、ため池などの水辺環境は極めて重要なものでした。特に、水源地では農薬の影響を避けることができたため、多くの貴重な動植物が生き残ることができました。しかし、これらの水源地谷津田での耕作放棄が進むと、水辺環境の維持が困難となり、周辺の里山環境にも大きな影響を与えます。

水田や小川などの水辺は放棄されると、草で覆われやがて枯草や土砂などに埋もれていって水面が無くなっていきます。水面が無くなると、メダカやホタル、カエル、トンボなどの生き物が棲家を失い、周囲の里山全体の生態系のバランスも崩してしまい、タカやフクロウ、キツネなどの高次の捕食者の生息も困難になってしまいます。

谷津田・湖

ウナギの復活も!目指します。

また、流域に広がる谷津田は最近絶滅危惧種となったウナギの重要な生息地でもあります。霞ヶ浦流域には、ウナギの生息地になる谷津田が数多くネットワーク状に分布していたので、日本一の天然ウナギ産地であったのです。ですから、この事業は霞ヶ浦のみならず日本のウナギの未来の命運を握る取り組みでもあります。

これらの谷津田を守っていかなければ、多くの生物が絶滅に追い込まれ、湖の再生も不可能になります。流域全体の谷津田ネットワークを何としても守らなければなりません。

 

農業の大規模効率化によって切り捨てられる谷津田や里山の農業

昨今の社会情勢の変化(TPP等)により、国内農業が大きな影響を受けることは、報道等をとおしてご存知だと思います。このような状況下で国は農業生産の効率化大規模化などの方針を示し、それらへの転換や投資を促しています。しかし、このような農業政策は大型機械や農薬、遺伝子操作などへの依存を強めることになるでしょう。

国の農業政策には、さらに大きな盲点があります。大きな社会問題となっている耕作放棄地の拡大です。耕作放棄地の全国での総面積は滋賀県と同じくらいあると言われています。それらの耕作放棄地の多くは、霞ヶ浦や牛久沼の流域にネットワーク状に分布する水源地谷津田のような面積が小さく泥深く大型機械が入れない水田です。

効率化大規模化を推進する農業の大半は、土地の広い地域に限られ、霞ヶ浦など水源地谷津田の様な効率化大規模化が困難な地域は除外されてしまいます。実は、これら条件の不利な地域ほど地域の生態系や水環境を支える上で大きな役割を果たしていることが理解されず、現在の政策では全く視野に入っていません。

 

企業や地域との協働による谷津田再生事業の実績を足がかりに
点から面へ、流域展開をはかります。

これまでも、アサザ基金では霞ヶ浦の再生に向けて、流域に数多く分布する谷津田の耕作放棄拡大を防止し水源地保全や生物多様性保全を図る取り組みを、企業や地域団体、住民と共に進めてきました。これらの取り組みは、地元の酒造会社や醤油醸造会社等との協働により、新たな地域ブランドの創出という形での地域活性化としても注目されてきました。しかし、それらの取り組みはまだ霞ヶ浦や北浦、牛久沼の各流域の特定の地域(点)としてのモデル事業の域を出ていません。

先述したように、今日の農業をめぐる環境は大きく変化し、耕作条件の不利な谷津田は、急速に耕作放棄が進んでいます。農業後継者の減少もあいまって、今後はさらに多くの谷津田の荒廃が進み、霞ヶ浦や牛久沼などの再生が困難な状況に陥る恐れがあります。

そこで、このような大きな社会問題の解決するために、私達は新たな体勢で取り組む決意を固めました。これまで企業等との協働で行ってきた谷津田再生事業での実績を生かして、活動の規模を点から面へと転換し実物大の社会モデルとして霞ヶ浦等の水源地保全を実現させるための事業を立ち上げます。この事業の推進役となるのが農業生産法人です。

 

水源地谷津田の特色を生かした
付加価値の高い農業生産システムの確立を目指します。

具体的には、流域に分布する谷津田での活動範囲を拡大するために、無農薬栽培で水源地の特色を生かした付加価値の高い米を生産し販売する事業を、農業生産法人によって推進します。アサザ基金には、これまで10年以上水源地に適した酒米の栽培を無農薬無肥料で行ってきた実績があります。良質の酒米の栽培には肥料分の少ない水、つまり水源地にある谷津田が適しています。最近は、良質の酒米の供給が酒蔵での需要に追い付かず、酒米不足の状況にあることから、私達が谷津田で生産する酒米にも十分な需要が見込めます。

また、ヒシクイ保護基金から引き継ぎ、18年以上の実績を持つ日本で初めての自然保護の産直米オオヒシクイ米の経験を生かして、産直米の生産も行っていく方針です。さらに、米以外の大豆、菜種等の栽培、田んぼの貸し出し制度オーナー制度や、首都圏に位置することを生かした里山でのエコツーリズムやグリーンツーリズム、バイオマスエネルギー、地産地消、エコカフェ、教育、福祉、地域づくり、アートなどの様々な取り組みへと展開していきたいと考えています。

 

生き物たちと相談しながら、生き物たちに評価してもらう農業を実現する。

今回農業生産法人として取り組む社会的意義は、水源地や生物多様性の保全を付加価値として持つ農産物の本格的な生産を行い社会に広く流通させることで、これらの価値を農業や社会全体に広く浸透させことにあります。霞ヶ浦など里山の生態系や生物多様性、景観等を維持すべき重要な価値として、社会全体で共有するシステムを実現させようというものです。これによって、トキやコウノトリ、オオヒシクイ、ウナギなどの生物が霞ヶ浦等の広大な流域全体に生息できる社会が実現されます。アサザ基金は、これまでもトキの舞う霞ヶ浦を目標に様々な取り組みを行ってきましたが、その実現に向け、さらに大きな次の一歩を踏み出します。

 

農業を社会の様々な活動と結び付けて、新たな価値を創造する場に。

私達は、アサザプロジェクトの20年間で培ってきた多様な分野とのネットワークを生かして、地域の農業を社会の多様な活動や分野と結び付け、その潜在的可能性を浮上させ、新たな価値を創造する場に変えていきたいと考えています。当面は、下記のような分野や人々と協働して取り組んでいく方針です。

・一次産業、農業、林業、内水面漁業、畜産業

・地場産業、酒、みそ、醤油など醸造業、煎餅や佃煮など加工業、魚粉・堆肥などの肥料製造業、BDF製造

・発電などのエネルギー産業

・企業、CSRとの連携、ビジネスモデルや技術開発

・観光、エコツーリズム、グリーンツーリズム、外国人向け日本文化体験

・スーパーなどの流通業、食品加工・販売、レストランなどのサービス業

・地方公共団体、小・中学校、福祉施設、研究機関

・グリーンコンシューマーとしての市民、企業

・NPO-全体最適推進のための企画立案・ネットワーク作り・調整機能を発揮する。

 

チャレンジし続けること、それがアサザ基金の社会的使命です。

農業生産法人による取り組みは、農産物をめぐる競争の中に飛び込むことでもあり、大きなリスクを伴うことも事実です。しかし、地域限定の理想郷(点)を所々作っていっても社会を本当に変えることは出来ません。アサザ基金は、これまで湖や里山から社会を変えるという理念の下、自然と共存する持続可能な社会の実現を目指して活動してきました。

この目標を実現するために、新たなチャレンジをしなければならない段階に入りました。私達は社会を変えるために、本格的な農業と同じ土俵に立ち、新たな価値を持って真っ向勝負を挑みたいと思います。

誰もが見離した条件の不利な農地を中心に、付加価値の高い農産物を生産し、水源地や生物多様性といった価値を共有する人々の輪を社会に大きく広げていく、誰もが出来ないと諦めていたことを、創造的な取り組みによって実現させる、イノベーションによって!

創造的な取り組みによってチャレンジし続けることがアサザ基金の社会的使命です。私たちは、これからも新しい現実を生産し続けていきます。私たちの新たなチャレンジへ皆様の応援をよろしくお願いします。

農業生産法人(株式会社)の設立についての質問や参加協力等は、アサザ基金の事務局へお気軽にお問い合わせください。

認定NPO法人アサザ基金 スタッフ一同

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七保小学校四年生 地元学の振り返り

七保小学校の4年生は、3年生から地元学をしてきました。3年生のときは、七保の山を歩き、たくさんの木について勉強しました。人が山に入り、木を切ったり、スギやヒノキなどの木を植えたりしたことで、動物たちの食べ物や住むところが少なくなって、動物たちが畑におりてきていることを知りました。
4年生になってから、宮川やふじ川に行って、石を集めたり、たくさんの生きものを見つけたりしました。夏休みには、「七保のお宝マップ」を作って、七保の自然についてたくさんのことを知りました。そして、「七保のお宝」について、みんなで何度も話し合いました。山に囲まれ、川もある自然が豊かな七保。いろいろな種類のある「木」、たくさんの種類の魚や虫などの「生きもの」。この2つを「七保のお宝」にしようと決めました。そして、一人ひとりが、「生きものを大切にする」「木を大切にする」という思いを込めて、木を使った物をデザインし、つくりました。

カブト虫をデザインしたコースター

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ぼくは、カブト虫をデザインしたコースターを作りました。夏休みの「七保のお宝マップ」を作るときに、七保には山がたくさんあって、カブト虫などがいっぱいいることが分かりました。だから、そんなカブト虫が住む山を大切にしていきたいという気持ちを伝えたかったからです。生きものを大切にするために、山を大切にしていきたいです。

シカや牛をデザインした本棚

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わたしは、本だなをデザインしました。本だなの横の部分に、シカと牛の絵をちょうこく刀でほった木をつけました。どうして、シカや牛の絵にしたかというと、動物を大切にして、いっしょうに生きていこうということを伝えたいからです。人は、シカやサルやタヌキを見つけるとすぐにりょうしさんをよんだり、大きい音を立てたりして、追いだそうとします。生きものが何もしていないのに、うたれてしまうのはかわいそうだと思うからです。そのようなことがへってほしいと思います。

サルをデザインしたコースター

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わたしは、コースターにサルのデザインをしました。七保には、サルがよく出ます。わたしたちの学級園の野菜もサルに食べられました。人間が山を人工林にしたから、スギやヒノキの花粉で苦しむ人もふえたし、山に住む動物が食べる実もなくなってしまいました。農家の人は、サルやイノシシなどの動物が畑の野菜をとっていくので困っています。山に住む動物たちは、どんぐりなどの木の実がなくなって困っています。スギやヒノキのアレルギーで困っている人もいます。人や動物たち、それぞれが困っているので、これ以上自然の山をこわし、スギやヒノキにしないでほしいという思いをこめました。

自然をデザインした箸

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ぼくは、はしをデザインしました。七保には、山がたくさんあって、その山には虫がいっぱいいます。また、宮川とふじ川という二つの川があって、そこには、いろいろな魚が住んでいます。だから、虫と魚をかくことにしました。はしは、ごはんを食べるときに使います。七保には、自然がいっぱいあって、人はその自然の食べ物を食べることもあります。七保に住む生きものを大切にすること、そして、自然の食物を大切にしていくことを伝えるために、このはしをデザインしました。

生きものをデザインした写真立て

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ぼくは、写真立てをデザインしました。このデザインには、生きものを殺さないでほしいという思いをこめました。自然に生きている虫をふんで殺したり、花をふんだりする人がいます。虫や花などの生きものを大切にしていくことを伝えていきたいと思ったからです。また、木を切ることは全て悪いわけではなく、自然のために大切なこともあるけど、人は木を切ります。その切った木の使えるところは、使うことが大切だと思います。だから、ぼくは、はい材を使ってこの作品を作りました。はい材をこのようにして利用していくことも木を大切にしていくことになります。

シカをデザインしたコースター

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ぼくは、コースターをデザインしました。コースターには、七保でよく見かけるシカをかきました。七保の自然を大切にして、生きものを大切にしたいからです。コースターのうらには、「七保げんき村」のはんこをおしました。げんき村では、ぼくたちがしてきたように木でいろいろな物を作っています。そして、げんき村の人の協力でぼくたちは、作品を作れたからです。

木をデザインしたコースター

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ぼくは、コースターをデザインしました。コースターには、七保の木を使いました。自然の木を持ってきたので、皮をはぐところから作品づくりを始めました。コースターには、木をかきました。七保には、山がたくさんあって、木がたくさん生えています。自然に育った木も、人が山に入って植えた木もあります。そんな木をむだに切ってほしくないし、みんなに木を大切にしてほしいからです。

木とサルをデザインしたコースター

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ぼくは、コースターをデザインしました。コースターには、木とサルをかきました。七保では、サルが畑のものを食べることがあります。いろいろな人が山に入って木を切るから、動物たちの食べ物がへっています。だから、動物たちは、人の畑に入って食べ物を食べてしまいます。そして、山からおりてきた動物は、人にうたれてしまうこともあります。ぼくはそのことがとても気になっています。木を切らなかったら、動物たちは、山で生活できるかもしれません。だから、コースターに、木を切らないでというメッセージを書いてみんなに少しでも木を大切にしてもらいたいと思っています。

自然をデザインしたコースター

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ぼくは、コースターをデザインしました。「木」は、木が一本生え、草がしげり、空が広がっていることを想像してかきました。「川」は、七保に流れる川で、つりを楽しむ人を想像してかきました。「空」は、青々と広がる空にちょうが飛んでいることを想像してかきました。七保の大切な自然を3つの絵で表現しました。

木とサルをデザインした写真立て

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わたしは、写真立てを作りました。この写真立てには、サルが木につかまって笑っている絵をかきました。人が木を切ると、動物の住む場所がなくなったり、食べる木の実などがなくなったりしてしまうから、むやみに木を切ってほしくありません。でも、人にも、家を造ったり、家具を作ったりするのに、木が必要です。だから、人は、少しずつ考えながら木を切らなくてはいけません。また、自然の木を切って、スギやヒノキなどに変えると、人も花粉症などでつらい思いをします。なので、木をたくさん切ってほしくないという思いをこめて作りました。

■野原工房 げんき村

アサザのお花見(開花状況)

2014年のアサザのお花見時期は終了しました。

今年は、美浦村木原の群落がなくなってしまいました。

来年(2015)、木原の群落に向けてご協力よろしくお願いいたします。

アサザの里親になってくださる方を募っていますのでよろしくお願いいたします。

ご興味がある方はこちらもご一読ください。

2014年9月の開花状況を参考までにお伝えいたします。

アサザ花見

9月18日の梶山のアサザ群落の様子

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過去のアサザの花の満開の様子をご覧ください。
行方市浜地区のアサザ群落(現在、群落が減少してしまい、このような様子は見られません)
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行方市麻生地区のアサザ群落
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美浦村木原地区のアサザ群落(群落が消滅してしまい、このような様子は見られません)
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霞ヶ浦、北浦のアサザは10年以上続けてきた再生活動によって、2005年に群落面積(葉の展開部の面積)が回復のピークを迎えた以後、再度減少してきています。霞ヶ浦のアサザの保全のためにみなさまの力添えをお願いします。

神谷小学校(4年生)

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 学校の近くにある荒れた谷津田を、生 きものが暮らしやすい場所にするため に、大人を動かして、谷津田の再生に 取り組んでいます。総合学習で生きも ののために再生方法を考え提案し、地 域の人達に説明しながら工事をしまし た。よみがえった田んぼでお米づくり もしています。この大切な場所をずっ と守っていくために、地域の人たちと 協力しながらまちづくりを考えていま す。

 

主な取り組みの様子

2013年4月18日  生きものとお話しよう!
2013年4月25日  プールと谷津田の生きものとお話しよう!
2013年5月2日  ホタルとお話する方法
2013年5月9日  田植え
2013年6月6日  生きもの・水はどこから来るの?
2013年6月20日  生きものの道・水の道まとめ
2013年7月11日  生きものたちのすみかを見てみよう!
2013年10月3日  稲刈り
2013年11月5日  脱穀
2014年1月9日  中間報告会

2013年4月18日 生きものとお話しよう!

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今年初授業は、神谷小学校の4年生さん。

神谷小学校のそばには、先輩たちが生きものの声を聞いて2007年に再生した谷津田があります。そこの生きものたちとお話するためにも、まずは生きものたちのことを知らなくてはなりません。そしたらきっと、生きものたちがどんなことに困っているのかもわかるようになるはず!生きものの「体のつくり」「すみか」「くらし」を、トンボやカエル、みんなの大好きなカブトムシから学びました。来週はいよいよ実践です。(牧野)

2013年4月25日 プールと谷津田の生きものとお話しよう!

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今日は、前回の授業で学んだことを思い出しながら谷津田とプールで生きもの観察です!

すみかが違うと、生きものたちはどう変わるのでしょう。プールにはシオカラトンボ・ショウジョウトンボのヤゴやミズカマキリ、ヒメゲンゴロウなどが見られました。谷津田にはホソミオツネントンボやアカガエル、さらには様々な鳥も見られました。その後、教室にてヤゴのスケッチをしながら、じっくり「体のつくり」を観察します。生きものの「体のつくり」を見て、「すみか」や「くらし」と関係の深いことに気がついたでしょうか。(牧野)

2013年5月2日 ホタルとお話する方法

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昔、荒れる前の谷津田を知っているお年寄りから、ここにはホタルがたくさんいたことを聞きました。

神谷小学校の谷津田を再生させた先輩たちの夢は、この谷津田にホタルを呼び戻すこと!その想いが毎年4年生にしっかりと引き継がれています。今日はみんなでホタルとお話する方法の学習です。谷津田にホタルを呼び戻すためには、どのような環境をつくってあげるといいのでしょう。ホタルになって考えてみると、そのヒントも見えてくるかもしれません。飯島さんが授業の中で、「ホタルは光でお話しているんだよ」というと、子どもたちは目をきらきらさせて聞いていました。この谷津田にホタルが舞う日を想像しながら、みんなと一緒に谷津田の改良を進めていきたいです。(牧野)

2013年5月9日 田植え

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神谷小学校の谷津田内には田んぼがあり、無農薬・無化学肥料でお米もつくっています。

今年から田んぼが一枚増えて、三枚の田んぼで田植えをすることになりました。これらの田んぼはとにかく泥深い!子どもたちもよく泥にはまってしまい、抜け出せなくなることもしばしば。初めは泥だらけになることを嫌がっていた子どもたちも、次第に慣れてきて笑顔が見られるようになりました。そんなこんなで田植えは無事に終了。谷津田でのお米作りの大変さが理解できたようでした。ちゃんと育って美味しいお米になりますように!(牧野)

2013年6月6日 生きもの・水はどこから来るの?

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神谷小学校の隣にある谷津田の上流部分をみんなで調べに行きました。

昔は周りにもっと田んぼや小川があったこと、たくさんの生きものがいたことを地元の人から聞くことができました。いつかいたホタルを、みんなの谷津田にも呼び戻したいですね。また、昔はウナギにも出会えたようです。今とはすっかり変わってしまった学校の周辺ですが、生きものの目になって見直してみると、問題点だけでなくその問題をどのように解決していくことができるのか、ということにも気づけるかもしれません。(牧野)

2013年6月20日 生きものの道・水の道まとめ

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今日は、前回の授業で谷津田の上流部分を探検して発見したことを発表しあい、生きものの道や水の道について話し合いました。

神谷小学校の谷津田の様子を思い出してもらうと水が濁っていたり、水のない池があったりと、生きものにとっては住みにくい環境の場所があることに気づきました。では、どうしたらもともと豊富だったはずの湧水を増やすことができるのでしょうか。それは谷津田につながる水の道を辿っていくと見えてくるかもしれません。また、水の道だけでなく、そこには生きものの道も繋がっていることが今回の探検からわかったようです。神谷小学校の谷津田にもっとたくさんの生きものが通ってこられるように、その周りにある水の道・生きものの道にも目を向けたいですね。(牧野)

2013年7月11日 生きものたちのすみかを見てみよう!

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今日は谷津田で生きもの探し!というよりは、生きものになったつもりで「すみか」を見ることにしました。

生きものの視点で「すみか」を見たら、たくさんの問題点が!暑くて干上がってしまった池や田んぼ、これらは谷津田内だけの問題ではありません。先月の谷津田上流部分の探検で、住宅地ができて森や畑が減ってしまい湧水が少なくなっていることに気づきましたが、その影響がこの谷津田に現れていることをひしひしと実感しました。生きものの住みやすい環境にすることや、ホタルを呼び戻そうとすることは、谷津田だけでなくむしろここからまちづくりを考えていくことに繋がっていきます。子ども達と、地域の課題に向き合うような学習を進めていきたいです。(牧野)

2013年10月3日 稲刈り

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5月に田植えをした稲をいよいよ刈り取る時期となりました!

年々生きものが増えて多様になってきた谷津田には、鷹も来るようになっています。そのため、スズメに稲の穂が食べられることもなくなりました。このお米は、もちろん無農薬・無化学肥料で育てられています。田んぼ内には多くの雑草が生えていましたが、それにもかかわらずしっかりと実りました。子どもたちは泥だらけになりながら稲を刈り、その刈った稲を結ぶことに少し苦労していたようです。二枚の田んぼをほぼ刈り取った子どもたちの表情の清々しいこと!自然の中でたくさんの生きものたちが繋がりあうと、農薬を使わなくても稲が元気に育つことが感じられたかなと思います。(牧野)

2013年11月5日 脱穀

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今日は前回刈った稲を脱穀する作業の日!

今回は4年生だけでなく、3年生も参加しました。まずオダにかけてある稲をガーコンという昔ながらの足踏み脱穀機を使って脱穀を行います。「ガーコン!ガーコン!」と音の鳴るこの機械はとても大人気でした!ガーコンを使用したあとは、風で籾殻やわら屑を選別する唐箕(とうみ)という農具を使います。今ではこのような農具を見ることはほとんどなくなりましたが、これらの農具には昔の人たちの知恵がよく生かされているなと感じました。たくさんの人の手と生きものたちに育てられたお米は、去年よりも多く収穫できました。このお米は、精米して子どもたちに配る予定です。自分たちで手植えをし、刈り取ったお米の味は美味しいこと間違いなしですね!(牧野)

2014年1月9日 中間報告会

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2014年、初授業は神谷小学校さん。

今日は中間報告会の日です。生きものの視点で一緒に学習してきた子どもたちが、谷津田の再生をテーマに様々な案を発表してくれました。生きものをテーマにしている班はやはりホタルについて調べたところが多かったように思います。他にも雨水対策を考えている子どもたちや、谷津田内に緑を増やそうと植物を調べてくれた子どもたちもいました。飯島さんに、「洪水になったらどんな生きものが困るの?」「みんなの谷津田にはどんな生きものや植物が合うんだろう?」と問いかけられ、真剣に考える子どもたちの姿がとても印象的でした。これから3年生への引き継ぎ会に向けて、もっと深められるといいです。(牧野)

 

『人と河童が出会うまちづくり』にもどる

向台小学校(4年生)

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 向台小学校には牛久沼につながってい る谷津田が隣接しています。しかし、 今は荒れてしまっており、生きものた ちが困っているようです。昔は生きも のたちもこの谷津田を道にして、牛久 沼からも学校へたくさん来ていたはず !生きものの目でこの谷津田を見て再 生計画を考え始めた生徒たち。さらに この計画をまちづくりとしても考え始 めています。

 

主な取り組みの様子

2013年5月16日  生きものとお話しよう!
2013年5月24日  学校も生きものの道!
2013年6月6日  生きものの道を見に行こう!~谷津田編~
2013年6月24日  野外観察のまとめ
2013年10月23日  生きものの道を見に行こう!~調整池編~
2013年10月31日  野外観察のまとめ2
2013年12月11日  みんなの質問コーナー

■2006・2007年の活動記録

2013年5月16日 生きものとお話しよう!

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向台小学校四年生さんに今年初授業に行きました。

とても活発な雰囲気で、よく手もあがります。生きものとお話するために「体のつくり」「すみか」「くらし」が大切なことを感じ取ってもらえたでしょうか。これから、学校にいる生きもの観察や近くにある谷津田での生きもの観察を通して、学んだことを実感していって欲しいと思います。どのような学習になっていくのか、わくわくしています!(牧野)

2013年5月24日 学校も生きものの道!

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今日は学校にやってきた生きものたちを調べました。

学校のビオトープやまんまる池には、たくさんのヤゴや水生昆虫がいました。プールにもヤゴはいましたが、子どもたちはそれぞれの場所にいるトンボの種類の違いに気づいたようです。アオイトトンボのヤゴやクロスジギンヤンマのヤゴはビオトープやまんまる池にしか見られませんでした。水だけしかないプールと違って、草や木が生えていたりして環境が違うからですね。様々な生きものたちを発見した子どもたちは、みんなの学校が生きものたちの道につながっているということを感じたようです。その後、教室に帰ってヤゴのスケッチをしました。飯島さんが、クロスジギンヤンマのヤゴの顎を手で持ってのばして見せると、あっという間に子どもたちに囲まれてしまいました。(牧野)

2013年6月6日 生きものの道を見に行こう!~谷津田編~

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今日は牛久沼の水源地である谷津田にて、生きもの観察をしました!

シオカラトンボやモンシロチョウの群れ、小さなアマガエルなどにも出会えました。観察中に、一部の子どもたちがふくろうの羽を見つけたようです。この辺にふくろうが住んでいるのかな?夢中になって生きもの探しをしていたら、時間通りに帰れなくなってしまいました。前回の学校での生きもの観察では、見られなかった生きものもたくさんいたようです。もっと様々な生きものたちに学校へ来てもらうためにはどうしたらいいのでしょうか。生きものの道をみんなで考えて創っていければなと思います。(牧野)

2013年6月24日 野外観察のまとめ

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今日は前回の野外観察で見つけた生きものたちや気づいたことを発表してもらいました。

授業の間、たくさんの手があがりっぱなしでどんどん意見が出てきます!ふくろうの羽が見つかったということは、谷津田の自然がまだ残っていて、ちゃんとした森がある証拠ですね!また、アメリカザリガニの死骸を見つけた子もいました。サギなどが食べたのかもしれません。みんなにはこの谷津田はどう映ったのでしょうか。次回は、人の手が入っていない谷津田を探検する予定です!(牧野)

2013年10月23日 生きものの道を見に行こう!~調整池編~

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今回の生きもの観察は、調整池が作られる予定の周りの谷津田で行いました。

こちらの谷津田は、前回観察した谷津田とは違い、今はほとんど人の手が入っておらず荒れてしまった場所です。当日の観察ルートをつくるのも一苦労だったことは、ここだけの話。笑
クズの蔓が谷津田の斜面林を覆っており、田んぼも森も鬱蒼(うっそう)としています。実はこの谷津田、牛久沼から続いていて、学校にもつながっているんです。向台小学校はこの谷津田の先端部分にあります。昔はきっと、たくさんの生きものたちがこの谷津田を通って学校へきていたはず!その時の道を復活させて、かっぱに会いたいですね!(牧野)

2013年10月31日 野外観察のまとめ2

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前回観察した、人の手が入らず荒れてしまった谷津田と夏に観察した荒れていない谷津田で見つけた生きものや気づいた違いを発表し合いました。

荒れている谷津田には、トンボの卵を産む場所がないことや、ふくろうやタカがいないことがわかりました。そして、荒れていない谷津田には、生きもののすみかになりそうなところがたくさんあることや、湧水があることに気づきました。生きものの目になって、みんなで環境の違いを発見したかな?子どもたちが発見や気づきから、どう再生計画をつくっていくのかとても楽しみです!(牧野)

2013年12月11日 みんなの質問コーナー

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子どもたちが様々な生きものの食べものやすみかについて調べ学習をすすめています。

そこでわからなかったことや、不思議だなあと思ったことをたくさん質問してもらいました。「フクロウのエサはなに?」という質問に、「昔はよくネズミを捕って食べていたんだけど、今はあまり捕れなくなったんだ」と飯島さんが答えると、「林の下の草がたくさん生えすぎているから?」と答えた女の子。周りのみんなも思わず拍手!子どもの想像力は、きっと大人の想像力なんてはるかに超えていると思うこの頃です。(牧野)

『人と河童が出会うまちづくり』にもどる

牛久南中学校(1年生)

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 南中は牛久沼からつづく谷津田につな がっています。南中の先輩たちがプー ルをビオトープにして、昔の牛久沼を 再現したところ、牛久沼からたくさん の生きものがやってきました。牛久沼 に昔の生きものたちを取り戻すために 南中のプールと、そこにつながってい る谷津田の環境をよくしていく方法を 考えていきます。

 

主な取り組みの様子

2013年6月7日  プールの生きものを観察しよう!
2013年6月28日  生きものの道を見に行こう!~夏編~
2013年7月18日  野外観察のまとめ
2013年10月4日  大切なのは今の自分が感じていること
2013年10月25日  かっぱん田についてみんなで考えよう!
2013年11月1日  BT観察&生きものの道を見に行こう!~秋編~
2013年11月15日  提案づくり
2013年12月6日  提案発表会

■2006・2007・2008年の活動記録

2013年6月7日 プールの生きものを観察しよう!

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牛久南中学校には、昔の牛久沼を再現しようとビオトープ化したプールがあります。

このプールは、今の環境が悪化した牛久沼と見立てられています。南中の先輩たちは、牛久沼が抱えている、コンクリート垂直護岸の問題、生物多様性の低下、水質の悪化などの状況を改善するために、どうしたらいいかを考えました。そして、昔の牛久沼にあった水草を植え、生きものたちの道をつくるために土を入れるというように、少しずつ改良をしながら水質や生きものの変化を観察しています。
今日は、生徒たちとの座学のあとに、このプールビオトープでの生きもの観察!昔の牛久沼にあったジュンサイやモクが生えていて、たくさんのトンボも飛び交っており、水も透き通っていました。このプールビオトープのような環境に、牛久沼が少しずつでも再生していくビジョンをみんなで描けたらいいなと思います。(牧野)

2013年6月28日 生きものの道を見に行こう!~夏編~

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損保ジャパン環境財団と協働で再生している牛久市内の谷津田で、自然観察を行いました!

この谷津田の中には「かっぱん田」と呼ばれている田んぼがあります。牛久南中生は、「トキの舞う牛久」を目指し、循環型社会づくりに取り組んでおり、この牛久沼の水源地である谷津田(田んぼ)を再生することを提案。中学生の提案を受け、企業支援の元で関東の大学生たちが再生させた場所です!
【かっぱん田とは?】
今日の自然観察では、田んぼの中から次々と羽化したばかりのオオアオイトトンボが飛び立つ姿を見ることができました!この再生させた田んぼから、新しい命の営みが生まれていることを感じ取ってもらえたのではないかと思います。(牧野)

2013年7月18日 野外観察のまとめ

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今日は、今までの野外観察を通して感じたことをまとめていきます。

飯島さんが黒板を使って、昔の牛久沼の様子と田んぼの様子を描いていくと、そこには生きものたちが上手く棲み分けながら生きていく「くらし」が見えてきました。谷津田と牛久沼、これらは別の場所にあるので頭の中ではつながりを見つけにくいかも知れませんが、生きものたちの暮らしを通して環境のつながりが見えてきたようでした。これできっと、荒れてしまった谷津田では生きものたちが住めなくなってしまう理由も一緒に考えられますね。(牧野)

2013年10月4日 大切なのは今の自分が感じていること

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今日はあいにくの雨だったので、予定していた野外観察は中止になりました。

その代わりに急遽座学に決定です。何も用意していなかったので、思いつきで話しますといって授業を始めた飯島さん。大学生向けに用意したパワーポイントを使いながらも、わかりやすく、且ついつもよりも内容の深い話を生徒たちにしていました。その場で思いついたことや感じたことが大切だと伝えると、生徒たちは真剣な眼差しを向けて聞いていたのがとても印象的でした。(牧野)

2013年10月25日 かっぱん田についてみんなで考えよう!

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今日はアサザ基金にインターンできている大学生たちが、中学生の前で二時間授業をしました!せっかくなので授業を終えたインターン生の感想をご紹介します。

【金田一 美有さん】
子どもたちは本当に発想が豊かで、是非やってみたい案もたくさん出ていました。また、授業の最後のまとめを飯島さんにやっていただき、次回の授業につなげられるようにまとめをすることが重要だと感じました。今回の授業を通して、牛久南中の生徒だけでなく、自分もかっぱん田について理解を深めることができてよかったです。かっぱん田の将来を考える材料になりました。今後も牛久南中の生徒たちと関わって、一緒にかっぱん田や今年のお米の使い道について考えていきたいと思います。
【冨田 佳奈さん】
子どもたちが話を聞いてくれるか大きな不安があったが、実際に話してみるとほとんどの 生徒が話を聞いてくれて本当に嬉しかった。しかしまだ子どもたちに伝わるような難しくない言葉で話すことができなかったり、発表する生徒がなかなか出てこないときうまい方策を取れなかったりした。もっと子どもたちに伝わる話し方、伝え方を身につけたいと思った。

普段話し合うことのない大学生と中学生が、谷津田の未来という一つのテーマを共有し一緒に考える授業となりました。インターン生の二人にとっても、南中生にとっても大きな刺激になったのではないでしょうか。このようなお互いが刺激し合える場をもっと創っていけるといいです。(牧野)

2013年11月1日 BT観察&生きものの道を見に行こう!~秋編~

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今日は、秋の生きものの道探しです!

昔の牛久沼を再現したプールビオトープの観察では、ギンヤンマ・チョウトンボ、イトトンボなどのヤゴがいっぱい見つけられました。来年もまた、たくさんのトンボがこのプールビオトープの上を舞う様子が想像できます。とっても楽しみです!夏に観察した時とは、ジュンサイなどの水草が増えているような感じでした。さらに、今回は牛久沼の水源地である谷津田でも、生きもの観察や水質調査を行いました。夏には見られなかった湧水が、冬にはこんこんと出ていて、見た目は透明で綺麗です。しかし、調べてみると硝酸態窒素によって汚染されていることがわかりました。このような問題が畑での化学肥料の使いすぎなどによって、全国各地の水源地で起きているようです。どうしたら、本当の意味で水源地を守っていけるのか、中学生達と一緒に考えていきたいと思います。(牧野)

2013年11月15日 提案づくり

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今日はクラスごとに、かっぱん田(牛久沼の水源地である谷津田)をよくしていくための提案づくり。

いくつかの班にわかれて様々な意見を出し合います。かっぱん田で収穫したもち米の使い道から、かっぱん田を広く知ってもらうための方法など、ほんとうにそれぞれアイデアに富んだ意見がだされました!いつもは全体での授業ですが、このようにクラスをまわって、ひとりひとりとお話をしながら対話ができる授業も、少しみんなと近づけたような気がして嬉しかったです。(牧野)

2013年12月6日 提案発表会

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今日は、牛久沼の水源地である谷津田を再生するための企画案をプレゼン発表する日です。

1班各3分のプレゼンを行うのに約2時間かかりましたが、みんな独創的で楽しい提案や意見ばかり!かっぱん田のゆるキャラ、獲れたもち米でつくる新商品、この谷津田を知ってもらうための広報の仕方など、子どもたちならではの斬新な発想に思わず「へーっ」とうなってしまうこともしばしば。トキを呼び戻したいと願った先輩たちから始まったこの谷津田再生物語、しっかりと後輩たちに受け継がれていっているようです。中学生たちが未来の谷津田や牛久の町の展望を描いていくときに、寄り添っていけたらなと思います。(牧野)

『人と河童が出会うまちづくり』にもどる

NEC田んぼ作りプロジェクト~活動レポート~

NEC田んぼ作りプロジェクトには、社員とその家族が参加する「イベント」と、イベント参加者が経験を重ね、より主体的に再生活動を行っていく「達人コース」の、2つの取り組みがあり年間を通して付加価値のある酒米・日本酒づくりを行っています。

・イベントは、年間を通じて6回実施しています
無農薬・無化学肥料による米作りを伝統的農法で実施し、収穫したお米で地元酒蔵にて日本酒を醸造しています。
春:田植え
夏:草取り・ホタル観賞
秋:稲刈り、脱穀
冬:酒仕込み神事、新酒蔵出し

・達人コースは、年15回程度実施しています。
イベントに向けた準備をはじめ、米づくりに必要な一連の作業、谷津田の周囲に広がる環境の再生に取り組んでいます。
春:復田・除根、田起こし、代かき
夏:草取り、竹林整備、里山の手入れ
秋:オダ用竹の伐採、稲刈り準備、脱穀
冬:水路の整備、復田作業、草刈り

NEC田んぼ作りプロジェクト 2014年

04/05 達人コース 達人田んぼ拡張
達人レポートR46はこちらから
04/26 達人コース 達人田んぼ拡張、田起こし
05/06 達人コース 横田農場にて種まき、田起こし
05/25 達人コース 達人田んぼ・マンゲツモチ田植え
05/31 イベント  日本晴・田植え
達人レポートR47はこちらから
07/06 達人コース 草取り
07/12 達人コース ホタル散策路整備
07/26 イベント  草取り&ホタル観賞
達人レポートR48はこちらから
08/08 達人コース 達人散策路延伸
09/13 達人コース オダ用竹取り
09/27 達人コース 達人田んぼ・もち米稲刈り
10/11 達人コース 達人田んぼ・もち米脱穀
達人レポートR49はこちらから
10/25 イベント  日本晴稲刈り
11/16 イベント  日本晴脱穀
達人レポートR50はこちらから
12/14 達人コース 来年度に向けての再生計画づくり
01/24 達人コース 物置小屋設置場所の整備、杭立て
02/14 イベント  里山再生・味噌づくり
達人レポートR51はこちらから
02/21 達人コース 竹林整備、カワセミのすみかづくり
03/14 達人コース 畦の補修、漏水処置など新年度に向けての準備
達人レポートR52はこちらから

NEC田んぼ作りプロジェクト 2013年

12/21 達人コース 谷津田再生活動1・草刈り
11/30 達人コース 裾刈り場整備
11/09 イベント 脱穀・かも池泥上げ、わらない体験
10/19 イベント 日本晴・稲刈り、どんぐりアート
10/13 達人コース マンゲツモチ・脱穀
09/29 達人コース 新達人田んぼ・マンゲツモチ稲刈り
09/14 達人コース オダ用竹採り
08/04 達人コース 三の草・水路整備
07/20 イベント 草取り&ホタル観賞
07/13 達人コース 二の草&ホタル観察路整備
06/22 達人コース 一の草
06/08 達人コース 日本晴・田植え
06/02 達人コース 新達人田んぼ・もち米田植え
05/05 達人コース 日本晴種蒔き・新達人田んぼ除根3
04/27 達人コース 新達人田んぼ除根2
04/07 達人コース 堆肥入れ・新達人田んぼ除根
03/16 達人コース 田んぼの水漏れ補修と植樹作業
02/23 イベント 谷津田のお話&意見交換会、復田草刈り作業
02/16 達人コース 竹林の手入れ・竹チップ化
01/17~18 NEC田んぼ作りプロジェクト&クボタeプロジェクト

NEC田んぼ作りプロジェクト 2012年

12/23 達人コース 新しい田んぼを復田・草刈り2
12/01 達人コース 新しい田んぼを復田・草刈り1

2012年11月までの活動内容は、こちら

(掲載準備中)

NEC田んぼ作りプロジェクト 活動概要はこちら

現在の田んぼの様子と活動レポート

2012/12/01 達人コース 新しい田んぼを復田・草刈り1

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背丈を越えるセイタカアワダチソウに立ち向かいました。作業が進むと、草に隠れていた水路が現れました。

2012/12/23 達人コース 新しい田んぼを復田・草刈り2

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枯れた竹が倒れていて、作業は難航しました。長い歳月で、水路が埋もれてしまい、部分的に井戸のように縦穴が残っていました。
レポート29 2013/01/22 人力によって耕作放棄地を開拓

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2013/01/17~18 NEC田んぼ作りプロジェクト&クボタeプロジェクト

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両社ともに初めての企業間協働で、耕作放棄地の草刈りと耕起、水路の掘削に取り組みました。私たちは農機の速さに驚き、クボタさんは人力での開拓に驚いていました。
レポート特別号 2013/01/22 クボタ協働による草刈りと耕起

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2013/02/16 達人コース 竹林の手入れ・竹チップ化

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手入れが行き届かない竹林では、草花や林床を利用する生き物たちが減少し、谷津田全体の生態系が悪化してしまいます。このプロジェクトでは、竹林の対策にも取り組んでいます。また、竹を焼却しないでチップ化を行うことによって、二酸化炭素の排出抑制はもちろんのこと、抑草効果や土壌の流出防止、土壌細菌の活性化、ヒーリングなど、多様な効果が期待できます。
レポート30 2013/03/01 竹をチップ化して有効利用

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2013/02/23 イベント 谷津田のお話&意見交換会、復田草刈り作業

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これからの谷津田再生について、2班に分かれ話し合いました。すぐに実現できるような内容から、10年位を見すえた夢まで、様々な提案がありました。その後、かも池周辺の草刈りをしました。この場所は、南側半分を田んぼに、北側半分に植生を残してビオトープにします。
レポート31 2013/03/25 将来の谷津田について話し合いました

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2013/03/16 達人コース 田んぼの水漏れ補修と植樹作業

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暗渠の跡や、ザリガニ穴によって水漏れが頻発していたC・Dたんぼに、地震災害の水田補修などにも使われる、ベントナイトという天然鉱物(粘土の粉末)を利用して補修作業を行いました。
レポート32 2013/04/03 冬のトキのえさ量調査、ベントナイト水漏れ補修

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2013/04/07 達人コース 堆肥入れ・新達人田んぼ除根

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達人散策路を進み、龍ヶ崎へ抜けるところに、新しい達人田んぼを人力で復田しました。また、復田から3年目を迎えるA~D田んぼの地力回復のために、牛糞堆肥を入れました。
レポート33 2013/05/20 谷津田の奥に新しく達人田んぼを復田しました

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2013/04/27 達人コース 新達人田んぼ除根2

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藤の花が咲き誇る晴天の下、新しい達人田んぼを復田しました。ここにはもち米(マンゲツモチ)を植えます。

2013/05/05 達人コース 日本晴種蒔き・新達人田んぼ除根3

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育苗にご協力いただいている横田農場にて、手作業で日本晴の種蒔きをしました。これから1ヶ月、無農薬・プール育苗法で苗を育てていただきます。
レポート34 2013/05/31 横田農場で日本晴の種蒔きを行いました

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2013/06/02 達人コース 新達人田んぼ・もち米田植え

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新しい達人田んぼに、マンゲツモチを植えました。午後からは、新しく広がったア~ウ田んぼの除根&代かき作業を行いました。

2013/06/08 達人コース 日本晴・田植え

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今年度の上太田の田植えは、達人コースとしての開催でしたが多くの参加があり、スムーズな作業となりました。

2013/06/22 達人コース 一の草

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新しい達人田んぼは、代かきがしっかりできているためか、ほとんど草は生えていませんでした。手作業で一の草を行いました。日本晴を植えた田んぼでは、竹ぼうきを活用した、除草機を制作し、田んぼを走り回りました。双葉までのコナギには効果がありそうです。
レポート35 2013/07/31 広くなった田んぼに初めての田植え

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2013/07/13 達人コース 二の草&ホタル観察路整備

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ホタル観察のために整備した竹林内の散策道が、1年を経て倒竹で通れなくなっていたので、再び観察路を作りました。ワラを積み上げた堆肥置き場では、カブトムシが羽化していました。また、竹チップの下には、丸々と育ったたくさんのカブトムシの幼虫がいました。

2013/07/20 イベント 草取り&ホタル観賞

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日本晴田んぼの草取りを行いました。夜には、谷津田を歩き、ホタルを観察しました。
レポート36 2013/08/01 二の草・ホタル観賞

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2013/08/04 達人コース 三の草・水路整備

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三の草の予定でしたが、深水管理が上手く行えているためか、草がほとんど生えていなかったので、水路の整備に専念しました。復田から3年が経ち、ゴミや泥で詰まってしまったパイプを取り除き、開渠にしました。水路を再生するとすぐに、オニヤンマが偵察に来ました。
レポート37 2013/08/31 ホタル調査報告・夏の生き物たち

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2013/09/14 達人コース オダ用竹採り

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深水管理によって、オダ用の竹置き場もジメジメした環境になってしまったので、新しく昼食広場横の杉林内に、高床式でオダ置き場を作りました。また、復田によって耕作面積が増えているので、昨年比で2倍のオダを準備するために、竹林からたくさんの竹を切り出しました。
臨時レポート 2013/09/18 台風18号の影響

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2013/09/29 達人コース 新達人田んぼ・マンゲツモチ稲刈り

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新しい達人田んぼで初めての収穫です。収穫した稲は、日本晴田んぼの横にオダを立て干しました。

2013/10/13 達人コース マンゲツモチ・脱穀

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昔ながらの道具を利用して脱穀作業を行いました。
臨時レポート 2013/10/16 台風26号の影響
レポート38 2013/11/15 新しい田んぼで稲刈りをしました

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2013/10/19 イベント 日本晴・稲刈り、どんぐりアート

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日本晴の稲刈りを行いました。基本、人海戦術による手刈りですが、地面の固いD,ウの田んぼには、バインダー(自動稲刈り結束機)を利用して機械刈りしました。泥深い田んぼもあり、田植えのようにドロドロです。

2013/11/09 イベント 脱穀・かも池泥上げ、わらない体験

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昔ながらの道具を利用した脱穀にあわせ、ハーベスター(動力式脱穀機)を利用し、脱穀をしました。また、作業前に上太田の田んぼで初観察となるニホンアカガエルが見つかる、うれしいニュースもありました。
レポート39 2013/12/26 稲刈り、ニホンアカガエル初発見

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2013/11/30 達人コース 裾刈り場整備

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田んぼ際の斜面から達人散策路の間を「裾(すそ)刈り場」と呼びます。田に注ぐ太陽の光を確保するほか、山野草の生育、田んぼと雑木林を行き来する生き物のためにも、年に1度ほど草刈りをすると良い空間です。今回、達人散策路の開拓以来はじめて草刈りをしたので、枯木も多く積んであって、大変な作業になりました。お昼には、今年育てた日本晴を試食しました!

2013/12/21 達人コース 谷津田再生活動1・草刈り

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2014年の田んぼ作りプロジェクトは、米づくりの耕作面積を増やすだけでなく、トンボやヘイケボタル、ニホンアカガエルのすみかとなる田んぼや池を再生していきます。また、フクロウの棲みやすい森づりにも取り組んでいきます。
今回は、ホタルの棲みやすい環境づくりの1回目です。セイタカアワダチソウを手刈りして、倒竹を片付けていきます。お昼には、お楽しみ活動として、バームクーヘンを焼きました。
レポート40 2014/01/01 生息環境を多様にするための再生をスタート

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活動報告書

発行:NEC (外部リンク:下記をクリックするとNECのサイトへ飛びます)
2011年度活動報告書
2012年度活動報告書

生物観察記録

(掲載準備中)

ネットワークセンサー(気象データ)

気象観測センサーシステム(製品名:ウェザーバケット)
(外部リンク:下記をクリックするとNECのサイトへ飛びます)
ネットワークセンサー

牛久小学校(4年生)

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 うす暗くて生きものが少ないヘビ山 (学校のうらの雑木林)は、蚊がいっ  ぱいいます。 
 カブトムシや多くの生きものが暮らし やすい場所にするため、人と生きもの の両方の気持ちになって再生案をつく っています。
 ヘビ山に生きものを呼び戻すには、昔 のヘビ山につながっていた生きものの 道を取り戻すことが必要です。

 

主な取り組みの様子

2013年5月1日  河童の通り道
2013年5月15日  ヤゴとお話しよう!
2013年6月26日  生きものの道を見に行こう!❀アヤメ園❀
2013年7月3日  野外観察のまとめ
2013年9月11日  生きものの道を見に行こう!~秋編~
2013年9月17日  牛久沼探検報告会
2013年10月9日  ぼくたち・わたしたちが考えたBT改造計画発表

■2006・2007年の活動記録

2013年5月1日 河童の通り道

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5月1日牛久小の4年生に授業をしてきました。

牛久小学校は、河童伝説で有名な牛久沼からとても近いところにある小学校です。生きものとお話するためには、「体のつくり」「すみか」「くらし」をよく知ることが大切なんだということをみんなと一緒に学んでいきます。生きものとお話ができるようになると、今まで気づけなかった生きものの道が見えてきたり、昔あったはずの生きものの道がなくなったことも発見できるかもしれません。もちろん、河童の通り道だってあるんだよということを話すと、とてもきらきらして聞いていました。どんな道を繋げていってくれるのか、今から楽しみです。(牧野)

2013年5月15日 ヤゴとお話しよう!

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今日は学校のプールとビオトープの両方で生きもの観察です。

プールにはいった子どもたちがヒキガエルを発見したようです。ヒキガエルはプールに飛び込んで卵を産んでいたのでしょうか。しかしヒキガエルにとってプールの壁はとても高く脱出不可能、登ることができず困っていたみたい。ヒキガエルを助けた子どもたちは、ヒキガエルの恩人ですね。
一方、学校のビオトープを観察した子どもたちは、つくったビオトープがまだまだ生きものたちにとって住みにくく、環境が整っていないことに気づいたようです。どうしたらいきものが喜んでくれるすみかをつくることができるかな。
観察を終えた子どもたちは、教室でヤゴのスケッチ。ヤゴがちょうど脱皮をしているところを見ることができました。子どもたちは大興奮!ヤゴがお着替えしてるーと言っていました。脱皮したてのヤゴは、透き通った緑色をしていてとても綺麗でした。(牧野)

2013年6月26日 生きものの道を見に行こう!❀アヤメ園❀

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一度延期になってしまった野外観察、今日も天気はぐずついていましたが、子どもたちはとても楽しみにしていたようです。

雨にも負けず、真剣に生きもの探しをしていました。晴れの日と比べたら、きっと生きものは少なかったと思いますが、それでもコフキトンボ・シオカラトンボ・コシアキトンボなどが姿を見せてくれました。あやめ園からすぐ見える牛久沼に住んでいる生きものがこの辺にもいるようです。生きものの道を感じることができたでしょうか。生きもの観察は、途中で雨が強くなってしまったので早くきりあげたのですが、子どもたちがたくさん見つけたトウキョウダルマガエルにとっては恵みの雨だったかもしれませんね。(牧野)

2013年7月3日 野外観察のまとめ

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前回の野外観察で見つけた生きものたちを発表してもらい、その生きものたちの道やすみかについて考えました。

浅い水辺にいる生きものだったり、野原にいる生きものだったり、それぞれ生きものによって好きな環境が違います。どんなつながりが見えてきたでしょうか。また、その生きものたちを学校に呼ぶためには、どうしたらいいのでしょう。これからみんなで学習して考えていきたいと思います。(牧野)

2013年9月11日 生きものの道を見に行こう!~秋編~

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今日は秋の生きもの観察です。

6月に見つけた生きものとは少し違うようでした。秋のトンボといえば、アキアカネ。可愛いタヌキの足跡も見つかりました。ショウリョウバッタやキチョウ、アオモンイトトンボなどにも出会えました。
あやめ園から帰ってきて、学校のビオトープ観察。牛久沼から学校に来ている生きものはいるかな。どんな道を通ってここまできたんだろう?そんなことを考えながら、ビオトープの観察です。ビオトープにはギンヤンマのヤゴがたくさんいました。子どもたちからは、カエルや蝶、水生昆虫などをもっと呼び戻したいという意見が出ていました。次の時間では、そのために必要なことを学習します。(牧野)

2013年9月17日 牛久沼探検報告会

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今日は前回の観察のまとめと、今までの学習を通して子どもたちが学校のビオトープや牛久沼、牛久の町に呼び戻したいと考えている生きものについて、発表を行いました。

呼び戻したい生きものの「すみか」や「くらし」「通り道」を知ることが、その一歩となります。どのような食べ物を食べているのか、どのような場所に卵を産むのか、生きものにとって居心地のよい環境を呼び戻すことが、生きものたちを呼び戻すことにつながるのです!今は居心地のいい場所が少なくなっていることにも気づいてくれたようです。(牧野)

2013年10月9日 ぼくたち・わたしたちが考えたBT改造計画発表会

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今日は今までの学習の成果を発表する日です。

体育館の壁に、呼び戻したい生きものについてまとめたものを貼っていました。さらには学校のビオトープをどう改造していきたいかを発表しているところもありました。どれも違った発表の仕方・表現をしていて、今まで学んできたことがそれぞれに生かされているなと感じました。今年の四年生は、自分たちでビオトープの改造をする時間がとれないので、次に学習をする今の三年生たちに、その想いを引き継ごうと一生懸命伝えているようでした。その気持ちをしっかり受け取った三年生が「自分たちも頑張ります」と心強く応えてくれました。これからの牛久の未来に繋がる学習になったねと、飯島さんがコメントしました。(牧野)

『人と河童が出会うまちづくり』にもどる

牛久南中学校(1年生)

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 牛久沼は護岸工事や水質汚染の影響で 自然破壊が進み、生きものたちが困っ ています。牛久沼につながる谷津田で 生きものや水質の調査をしたりして、 牛久沼の水質浄化や自然再生の計画を 作っています。
 学校のプールをミニ牛久沼にするため に、プール全体に土や水草を入れたり して大改造しました。 

 

主な取り組みの様子

2006年6月2日 4つの研究テーマ
2006年7月4日 カエルのお腹
2007年6月21日 プールビオトープを作ろう
2007年9月13日 プールの調査
2007年9月14日 谷津田の調査
2008年1月18日 プールビオトープの造成

2006年6月2日 4つの研究テーマ

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今日は、南中の1年生に今年初めての授業を行ってきました。

南中では総合の時間で谷津田をテーマにした研究を行う予定で、飯島さんが谷津田をテーマにした4つの研究テーマを子供たちに提案し、 子どもたちがその中から1つ選択して最終的には11月の文化祭で発表する流れとなっています。飯島が提案した4つの研究テーマとは『谷津田と牛久沼』『谷津田と生きもの』『谷津田と人々』『谷津田と社会』。 それぞれの研究テーマごとに、どのような研究成果が出るのか楽しみです。

2006年7月4日 カエルのお腹

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今日は南中の生徒と学校周辺の遠山の谷津田に出かけ、実際に観察してきました。

子どもに特に人気があったのはカエル。特に女子は触ったことがない生徒が多く飯島さんが足をつまみ上げ、 女子生徒の目の前に差し出すと「キャ~」「ワ~」という声が上がり、最後には「カワイイ~」といってカエルのお腹を触っていました。 もし、このような機会がなければこの子たちはいつまでカエルに触れることなく成長していたんだろうと思うと、今の子供は自然の生きものに触れる機会が想像以上に少ないのだと実感しました。 今回は人数が多いので、午前中の時間を2つに分け、観察に出かけましたが、前半の班と後半の班とでは、観察できる生きものの種類に明らかに差が出ました。「生きもの観察をするなら涼しい時がいい」とはよく聞いていましたが、本当にそうなのだと実感しました。あと、最近、恒例になってきましたが、今回も数匹のトンボの羽に「南中1年」と文字を書いて放してみました。皆さんもし見かけたらアサザ基金までご連絡を!

2007年6月21日 プールビオトープを作ろう

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今日は、牛久南中学校の1年生の生徒たちとディスカッションをして参りました。

テーマは、プールをミニ牛久沼と見立てた、生物多様性の保全による水質浄化実験についてです。そして、その結果を、牛久沼の自然再生に活かしていこう!というものです。生きものの供給源・谷津田とのつながりを意識した提案はさすが・・。今後の展開が楽しみです。

2007年9月13日 プールの調査

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今日はプールの生物調査と水質調査の日です。

この調査結果は、今後プールをミニ牛久沼と見立てた生物多様性の保全による水質浄化実験を行なう上で、非常に大切な資料となります。子どもたちは生物調査班と水質調査班の2班に分かれて行ないました。プールにはミズカマキリやコシマゲンゴロウなどが見られましたが、全体的に生きものの種数は少ないものでした。今後、どんな生きものが見られるようになっていくのか、とても楽しみです。また、水質は調査の結果とてもきれいだということが分かりました。明日は、学校の近くの谷津田に調査に行きます。

2007年9月14日 谷津田の調査

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昨日に引き続き、今日も野外調査です。

場所は学校の近くの谷津田です。ここは、牛久沼と学校をつなぐ生きものの道であると同時に、牛久沼の水源地でもあります。子どもたちは、補虫網でノシメトンボやアマガエルなどを捕獲、手にとってじっくり観察していました。
水質調査も実施、これがびっくりするような結果でした。湧水地点での測定だったにも関らず、窒素系の汚染が若干見られたのです。これには、子どもたちもとても驚いていました。これは、おそらく化学肥料の影響だと思われます。
きれいな水を牛久沼に地域の住民が谷津田に関心を持ち、皆の手で少しずつよくしていく必要があるなぁと思いました。

2008年1月18日 プールビオトープの造成

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牛久南中学校では、生きものと共生できるまちづくりに向けて、学校の近くにある牛久沼の再生にテーマをしぼって活動してきました。

現在進行中のプールのビオトープ化計画は、牛久沼のモデルとして、プールビオトープを位置付けることで牛久沼の水質改善に役立てていこうというものです。
たくさんの生きものが暮せるビオトープとするために、子どもたちの提案を活かして土が入れられました。
今後は、マコモやヨシなどの抽水植物を植え付けていきます。
将来は、学校周辺の谷津田や牛久沼への生きものの供給源としていく予定です。

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