わたしたちは、まず市民が自分たちで調査を行おうと考え、流域の生協や農業団体と協働で流入河川での底泥の調査を行うことにしました。
多くの市民に協力を呼びかけ、広範囲での調査を実施したいと考えています。
(市民モニタリングの呼びかけ文はこちら(PDF))
そして、流域の研究機関や大学にも協力を要請し、可能な限り民官が協働でモニタリングや除染に取り組む体制(新しい公共)を構築していきたいと思います。
(霞ヶ浦の流入河川における放射性物質のモニタリング調査協力へのお願いを送付した研究機関はこちら(PDF) 呼びかけ文はこちら(PDF))
流域の市民、企業、行政、大学、研究機関などが一体となった協働体制が今ほど求められている時はないと考えます。
わたしたちは政府の提唱する新しい公共の理念を生かして、官民が一体となったモニタリングや除染体制の確立を提案していきます。
市民モニタリング参加団体
アサザ基金 常総生活協同組合 農民運動茨城県連合会 農民連食品分析センター 霞ヶ浦の再生を考える会 霞ヶ浦生態系研究所 放射能NO!ネットワーク 取手 茨城市民放射能測定プロジェクト(つくば市民放射能測定所) NPO法人霞ヶ浦アカデミー 霞ヶ浦導水を考える県民会議 霞ヶ浦生態系研究所 霞ヶ 浦漁業研究会
●底泥放射性物質モニタリング結果
モニタリングの最新情報をお伝えします。
(2014年12月18日現在)
霞ヶ浦流入河川
土浦入りへの流入河川
北浦流入河川
備前川
清明川
新川
小野川
アサザ基金の限られたリソースの中での効率的な調査を実施するために、2014年秋の調査から河川底泥中の放射性セシウム濃度が低くなってきた河川での調査は一旦中断としました。今後は、湖の中の調査や放射性セシウム濃度が高い河川での量の把握のための調査を行うためにリソースを当てていきたいと思います。
●市民モニタリング始まる!―第一回市民モニタリング(2012年3月8日)
3月8日第一回の放射性物質のモニタリングを実施しました。
霞ヶ浦の流入河川の中でも、特に汚染が進んでいるとされる備前川、新川、桜川、花室川、清明川の5河川で、11か所の底質の採取を行いました。
調査に参加したのは、8団体、15人です。
採取した底質は数日間乾燥させてから、測定器にかけて放射性物質を測定します。
今後は、今回の調査結果を踏まえて、すべての流入河川56本での調査を実施していく予定です。
今回は常総生協と茨城農民連の協力を得て分析を行いますが、調査の進展に伴い多数のサンプルを分析するための測定器が必要となります。
研究機関をはじめ分析に協力をしてもらえるところを探していきます。みなさん応援よろしくお願いします。
研究機関各位
3/10(土)霞ケ浦の流入河川における放射性物質のモニタリングの進め方についての話し合いを行いました。詳しくはこちら(PDF)をご覧下さい。
漁業・水産関係者の皆様へ(2012/3/12)
漁業・水産関係者の皆様へ こちら