団体名
特定非営利活動法人 アサザ基金
代表理事
飯島 博(いいじま ひろし)
設立
1995年 | アサザ基金を設立 |
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1999年 | 特定非営利活動法人アサザ基金を設立(茨城県生文指令第36号認可) |
2012年 | 認定特定非営利活動法人として認定される (県運第203号 平成24年12月27日) |
2017年 | 認定特定非営利活動法人としての認定が更新される (~平成34年12月26日) |
所在地
〒300-1222 茨城県牛久市南3丁目4-21
役員
理事 10名
監事 2名
顧問 1名
職員
常勤職員 9名
設立経緯
特定非営利活動法人アサザ基金は、霞ヶ浦北浦流域のネットワーク組織である「霞ヶ浦・北浦をよくする市民連絡会議」の一事業部門として、1999年に設立されました。「霞ヶ浦・北浦をよくする市民連絡会議」は1981年に設立され、現在14の団体と50名の個人会員によって運営されています。
学校、漁協、森林組合、生協、農業団体、自然保護団体、企業などの様々な分野の組織が参加し、ローカルアジェンダ、各種の条例案、政策提言などを行うと同時に、霞ヶ浦とその流域での環境調査を実施してきました。
1995年から現在までは、流域の多様な組織が連携して進める「アサザプロジェクト」を進めてきました。この「アサザプロジェクト」は湖の再生事業であると同時に、地域振興や地域ぐるみの環境学習プログラムとしても機能しています。流域の200を越える小学校、企業、一般市民を含む24万人(2013年3月現在)がアサザの里親制度や湖岸植生帯の復元事業などに参加。 小中学校への環境教育プログラムの提供も行っています。
「アサザプロジェクト」は、1998年版環境白書で「住民による源流から湖までトータルできめ細かな流域管理を目指す先進的事例」として紹介されました。同年版の建設白書でも「市民の提案による公共事業]として紹介されています。2004年版国民生活白書では「環境を守る市民による公共事業」として再び紹介されました。
白書以外では、2002年国連地球サミットにおけるジャパンレポートにて日本を代表する先進的取り組みとして紹介されています。
主な業務実績
1998年 | 水郷トンボ公園ビオトープ設計および管理計画立案(旧建設省) |
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1999年 | トンボ池(学校ビオトープ)ネットワーク設計(旧潮来町) |
山王川植生浄化施設ビオトープ化補修工事設計(旧建設省) | |
石岡市山王川排水対策モデル事業設計・事業間調整(石岡市) | |
2000年 | 自然環境マップ秋冬版作成のための基礎調査(潮来市~2002年) |
霞ヶ浦アサザ保護育成業務(国土交通省 ~2008年3月) | |
2001年 | つくば市立上郷小学校ビオトープ設置委託業務(つくば市立上郷小学校) |
2002年 | 潮来市須賀曲松下動植物実態調査(潮来市 ~2004年) |
2003年 | ITを活用した学校ビオトープネットワークによる流域管理システムの共同開発(日本電気㈱ ~2005年) |
2004年 | 潮来市立牛堀中学校ビオトープ設置業務(潮来市) |
NEC田んぼづくりプロジェクトwithアサザ基金(日本電気㈱ 継続中) | |
平成16年度生涯学習まちづくりモデル支援事業 (文部科学省) | |
学校ビオトープから始まるまちづくり事業(牛久市教育委員会継続中) | |
自然環境マップ春夏版作成のための基礎調査(潮来市) | |
環八郎湖・霞ケ浦アサザプロジェクト出前授業inハチロウキッズ(秋田県秋田地域振興局 継続中) | |
森と湖と人と農をつなげるビジネスモデル事業(継続中) | |
2005年 | 自然再生事業におけるALOSデータ利活用の仕組みづくりに関する予備的検討支援(リモートセンシング技術センター) |
平成17年度いきづく湖沼ふれあいモデル事業(環境省 終了) | |
平成17年度生涯学習分野におけるNPO支援事業(文部科学省) | |
衛星画像情報を利用した市民による自然再生と地域社会再生のためのリテラシー普及((独)科学技術振興機構 終了) | |
2006年 | 平成18年度生涯学習分野におけるNPO支援事業(文部科学省) |
平成18年度農村コミュニティ再生・活性化事業(農林水産省) | |
わくわく子どもの池プロジェクト(NECキャピタルソリューション 継続中) | |
SOMPO環境財団CSOラーニング生による水源地保全を目的とした援農プロジェクト(継続中) | |
2007年 | 三井物産谷津田再生プロジェクト(継続中) |
牛久市バイオマスタウンに関する活動 | |
2008年 | シャープ㈱との協働による小学校環境教育(継続中) |
UBS証券会社社員による鹿嶋市山之上谷津田再生支援(継続中) | |
2009年 | ホギメディカル谷津田再生プロジェクト(継続中) |
潮来市清水地区谷津田再生酒米づくり(UBS証券 2013年3月鹿嶋市山之上地区に移転) | |
緊急雇用対策としての谷津田再生事業(牛久市委託 ~2012年3月末まで) | |
廃食用油バイオディーゼル燃料化事業(牛久市委託 ~2012年3月末まで) | |
UBSの森 霞ヶ浦水源の森づくり(UBS証券 牛久市 継続中) | |
2010年 | 人も河童も喜ぶWINWIN型循環社会の構築プロジェクト(キヤノンマーケティングジャパン株式会社 2019年3月終了) |
UBS Bee プロジェクト(UBS証券 継続中) | |
2011年 | 日本テキサス・インスツルメンツ㈱ 美浦工場が取り組む花畑プロジェクトへの協力(継続中) |
2012年 | しょうゆで自然とつながろうプロジェクト(日立化成株式会社 継続中) |
生物多様性保全のレンコンづくりプロジェクト(NECフィールディング株式会社 ~2015年3月末まで) | |
2014年 | 海外留学生との谷津田再生プロジェクト(一橋大学大学院 継続中) |
2018年 | SUZUYOいいね!プロジェクト(鈴与株式会社 継続中) |
受賞歴
2000年 | 第1回明日への環境賞(朝日新聞社主催) |
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第2回日本水大賞市民活動賞 | |
2001年 | ふるさとづくり賞内閣官房長官賞 |
2002年 | 第7回環境水俣賞(水俣市主催) |
2004年 | 日本の里地里山30保全活動コンテスト(読売新聞社主催) |
2005年 | 環境パートナーシップ賞(パートナーシップサポートセンター主催) |
コカ・コーラ環境教育賞(コカ・コーラ環境教育財団主催) | |
愛・地球賞受賞(日本国際博覧会協会・日経新聞社主催) | |
第3回北九州市環境奨励賞受賞(北九州市主催) | |
2006年 | 第4回日本環境経営大賞環境連携賞受賞(三重県主催) |
エコジャパンカップ2006 東京三菱UFJ銀行賞受賞(環境省主催) | |
2007年 | 第48回科学技術映像祭で文部科学大臣賞受賞「広がれアサザの夢」 |
2008年 | 第1回BIEコスモス賞日本代表(博覧会事務局主催) |
2009年 | 第1回生物多様性日本アワードグランプリ授賞(環境省・イオン環境財団主催) |
2010年 | 第1回いきものにぎわい市民活動大賞(損保ジャパン環境財団主催) |
2012年 | 第15回地球倫理推進賞国内活動部門優秀賞(文科省・社団法人倫理研究所主催) |
低炭素杯 審査員特別賞 最優秀地域連携賞(低炭素杯2012実行委員会主催) | |
2021年 | 環境保全功労者表彰(茨城県) |