みんなでまちづくりを考えよう!

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人間は、しぜんをむしして、生き物たちとそうだんしないでまちづくりをやってきました。
そのけっか、湖や川の水をよごしたり、しぜんをこわしたりしてきたのです。
かすみがうらも同じです。
そして、地球かんきょうのもんだいも同じです。
人間が自分のことばかり考えてまちを作ったりしぜんを利用しようとしたりしたので、かんきょうを悪くしてしまったのです。

人間が悪くしてしまったかんきょうを良くしていくには、新しいまちづくりがひつようです。
新しいまちづくりは、生き物たちとそうだんしながら進めていかなければなりません。

生き物たちとそうだんするためには、生き物とお話ができなければなりません。
生き物とお話ができるようになるためには、生き物の気持ちになって、生き物になったつもりでかんきょうを見ることがひつようです。

アサザプロジェクトでは、学校で「生き物とお話するほうほう」の学習をします。
生き物の「からだのつくり」と「すみか」と「くらし」をよくかんさつすることで、少しずつ生き物とお話ができるようになってくるからです。
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生き物とお話ができるようになると、生き物がこまっていることもわかってきます。
そして、生き物がこまっている理由もわかるようになります。
こまっている理由がわかれば、生き物たちのために何をすればいいかも分かってきます。
多くの場合、生き物をこまらせているのはわたしたち人間です。
そのことに人間たちが気がついて、生き物をこまらせることを止めれば、生き物はまた元気になってふえていきます。
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生き物とお話ができるようになると、みんなのまちの中に生き物の道があることが分かってきます。
生き物たちにも道がひつようなのです。
森から川に行ったり、田んぼに行ったり、かすみがうらに行ったりと、生き物が通るためのさまざまな道がひつようなのです。
生き物の道、それは、しぜんの中のつながりです。
水や緑のつながり(生き物の道)がなければ、生き物たちは生きていけません。
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しかし、人間が水と緑のつながりをこわしてきたことで、多くの生き物が生きていけなくなってしまったのです。
多くの人たちは、自分たちが生き物の道をこわしていることも、そのことで多くの生き物がこまっていることも知りません。
たとえば、メダカがすきな浅いみずべを人間がコンクリートでこわしてしまっていることなどを多くの人が知りません。

アサザプロジェクトのかんきょう学習では、子どもたちが生き物たちのかわりに、生き物たちがこまっていることや生き物の道を守ることがたいせつなことを、まちの人たちに伝えます。
そして、どのようにしたら、まちに生き物たちの道をふやしていけるかを考えて提案します。
しぜんとともに生きる新しいまちづくりのていあんです。
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このようにして、子どもたちがていあんしたことで、大人たちが動きほんとうのまちづくりが実現しています。
このホームページでもしょうかいしていますので読んでみてください。

 
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