SAVE! 霞ヶ浦

SAVE! 霞ヶ浦の写真

いま霞ヶ浦は重大な危機を迎えています。
しかし、行政機関はまったく傍観者のように振る舞っています。わたしたちは、先月茨城県や国交省に対して、霞ケ浦の放射能汚染の防止を求め要望を行いましたが、積極的な回答や対応は一切得られませんでした。この状況は行政の初動の遅れによって取り返しの付かない事態を招いた原発事故直後と同様です。行政は今回も判断を先送りするばかりで今とるべき的確な対応を一切取ろうとしません。
(霞ヶ浦同様に流入河川から放射性物質が移動し汚染が心配されている東京湾では、約2年後に汚染がピークに達すると予想されています。霞ケ浦の流入河川では東京湾の流入河川のホットスポットの数倍の数値が検出されている現状を考えると、一刻の猶予も許されない危機的状況だと言えます。)

現在56本の流入河川から高い数値の放射性物質が霞ヶ浦に向かって移動しつつあり、このまま放置すれば確実に湖が汚染されることが予測される中で、行政は対策を講じようとしないばかりか実態の把握さえ真剣に行っていません。(環境省が56河川の内の24河川、各河川1ヶ所でのみ調査を実施。茨城県は調査をしない方針)

いま行動を起こさなければ手遅れになってしまいます!
そこで、わたしたちは独自に流入河川の調査を行い特に放射性物質が集積しているホットスポットを見つけ出し、河川をとおして湖に移動している放射性物質の実態を明らかにすることで、国や県に除染の必要性を迫り、速やかに実施させ、湖への流入拡散を阻止したいと考えています。このような調査を広大な流域全体で実施するためには、多くの方々の参加や協力が必要です。各河川で数多くの地点から採泥を行うボランティアや分析に協力してくれる研究者や専門家、研究機関、調査費のカンパなどの協力が必要です。

【SAVE! 霞ヶ浦】

 
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