宮古島
宮古島 こころの泉でつなぐ島づくりプロジェクト
亜熱帯サンゴの島・宮古島で、環境保全と一体化した地域活性化モデルを宮古島の地域特性を活かした形で構築することを目標とした「宮古島 こころの泉でつなぐ島づくりプロジェクト」。
宮古島には池や川がほとんどなく、豊富な地下水脈は島全域が水源となっています。
そして宮古島には、この地水脈によって支えられた人々の暮らしと豊かな自然が今も残っています。
このプロジェクトでは、地下水脈の保全を軸に多様な分野をつなぐネットワークをつくることで持続的に島全体の生態系を保全していきます。
ひとりひとりの心の中に泉を掘り起こし、すべての泉が地下水脈でつながっていることを多くの人々に伝え、島内外の多様な人々を結び付けながら・・・プロジェクトを進めていきます!
※現在この事業に参画してくださる企業を募集しています。
子どもたちによる取り組み
宮古島北部にある狩俣小学校では、宮古島ならではの生きものの通り道や、自然豊かな地域の特色に注目し学習を進めています。
2012年2月4日にはうしくサイエンスフェスタ かっぱ大交流会の中でインターネット中継を通して取り組みを発表しました。
子どもたちは環境やまちづくりをテーマに牛久市内の小学生と交流を図り「宮古島の自然の豊かさをたくさんの人に知ってもらい、宮古島の生き物や自然を守りたい!」とさらなる展開に意欲を見せていました。
うしくサイエンスフェスタ2012 かっぱ大交流会にインターネット中継を利用し参加しました!
<宮古毎日新聞 2012年2月5日>
池間島
宮古島北部から橋でつながる池間島。
ここには池間湿原というたくさんの生き物が観察できる自然豊かな湿原があります。
また、自らを「池間民族」と呼ぶ人々が暮らし、古い歴史と新しい価値を取り入れた民泊事業を島民が一丸となってはじめるなど、とてもユニークな島でもあります。
2011年6月、池間小学校の子どもたちは、島にある小規模多機能型居宅介護事業所「きゅ~ぬふから舎」を訪問し、島のお年寄りに池間島での昔の暮らしや自然、当時の遊び、見かけた生き物などについて聞き取りを行いました。
お年寄りの知恵や経験を通し、池間島の将来について考える大きなきっかけとなったことでしょう。