小学校環境教育出前授業

シャープ株式会社・気象キャスターネットワーク協働事業
「小学校環境教育出前授業」

2008年10月からシャープ株式会社NPO法人気象キャスターネットワークと協働事業を行っています。
地球温暖化防止に取り組むと同時に、自然と共生するまちづくりにも視野を広げる学習プログラムを全国各地で展開しています。

3者協働出前授業 概要

●学習テーマ
・「地球温暖化と生態系保護とリサイクル」
・「地球温暖化と生態系保護と新エネルギー(太陽光発電)」
●実施対象 全国の小学生4年生~6年生

子どもたちが主役の地球環境を守るまちづくりを全国展開!

地球環境問題は非常に重要な課題です。
温暖化や生物多様性の消失など地球環境問題は、全世界で非常に重要な課題です。
2008年7月の洞爺湖サミットが開催され、『2050年までに温暖化ガスを少なくとも50%削減すること』を世界全体の目標としました。また、環境問題はさまざまな要因が複雑に絡み合って起きています。
よって、それぞれ個別の問題としてとらえて対策を実行するのでは解決は期待できません。

子どもたちが主役の地球環境を守るまちづくりを全国展開!

私たちは、地球温暖化防止、循環型社会構築には地域に根ざした取り組みが不可欠だと考えています。
そこで、この事業ではまちづくりを通して環境問題に取り組んでいきます。その推進役は、子どもたちです。
未来を担う子どもたちの豊かな発想・感性を活かした学習からまちづくりを展開してきます。
そして、この地域ぐるみの活動が全国各地で展開していくことで、地球温暖化防止を実効のあるものにしていきます。
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下根中学校でCO2削減をテーマに取り組む学習を進めています

牛久市の下根中学校で、すでにこの協働授業を実施する計画が進んでいます。

下根中学校は、CO2削減をテーマに学習に取り組んでいます。牛久市で進められている『牛久市バイオマスタウン構想』と子どもたちの学習を連携させて、授業を行います。(牛久バイオマスタウン構想についての詳細はコチラ)生徒たちは、授業を通して牛久市バイオマスタウン構想の推進役として何ができるのか提案していきます。

下根中学校の学習プログラムは以下の通りです。

学習プログラム「循環未来図づくり ~牛久発見プロジェクト~」
1 「地球の中の牛久」発見! (気づき)
2 「牛久のお宝」発見!   (気づき2)
3 「牛久の可能性」発見!  (深める)
4 「牛久の未来」発見!   (提案する・問題解決)

※詳しくは、コチラ (PDFファイル)を参照

子どもたちは、牛久には眠っている遊休農地や廃油などお宝(資源)があることに気づきます。その後、昔の里山文化の資源の循環や知恵を地域の方から聞き取りをして、昔の里山循環図をつくります。また、現代の技術やシステムを調べ、実際にその技術を牛久に導入した場合の検証を行います。最終的に、牛久の特性にあった牛久ならではの循環型社会モデル構築を目指します。

また、この授業ではひまわり栽培を行い、資源の循環を体験します!

子どもたちと一緒に6月にひまわりの種を蒔き、育て、10月には出来た種を収穫します。ひまわりの種を絞って、油をとります。その油を使用して調理実習を行い、そこで出た廃油をバイオディーゼル燃料にします。

これは牛久市バイオマスタウン構想の中で、ナタネを利用して考えられている循環と同じものです。
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ひまわり栽培を通じて、バイオスタウン構想で計画している事業を実際に体験し学習します。

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授業の様子

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