多良間島は竜のたまご!
竜の道を取り戻すために、多良間島の子どもたちが立ち上がりました。
写真:多良間村村制施行80周年記念写真集「多良間島の八月踊り」より
多良間島で進行している地下水汚染を食い止め、島の人々の生活と豊かな亜熱帯の自然環境、八月踊りやクバ扇などの伝統文化を守ることを目指す取り組みです。
そのために、現在地下水汚染の主な原因となっているサトウキビ栽培の改善を促すことを目的に、環境保全型栽培のサトウキビのブランド化を図ります。
環境保全型農業の推進には、農場へのフクギなど伝統的な防風林に再生やトンボやカエル、ヘビなどの生息に適したビオトープを設置し生物多様性の保全も行ないます。
また、これらの取組みを地元の多良間小学校の総合学習と一体化し、子どもと大人が協働で進めるブランドづくりとして実施していきます。
今後の展開にご期待ください!
子どもたちとの環境学習
2009年から、多良間島の村立多良間小学校で授業を開始しました。
<宮古新報 2010年2月3日>