未分類」カテゴリーアーカイブ

神谷小学校の子ども達による霞ヶ浦水源地の再生

茨城県牛久市立神谷小学校の取り組みは、文部科学省の2004年度「学校支援を通じた地域の連帯形成事業」の一環として始まり、その後牛久市独自の教育事業の一環として継続されてきました。この学習活動には、これまで2千人近い小学生が参加しました。

神谷小学校の取り組みは、地域の社会課題に子どもたちが取り組む先進的な事例(探究型の学習)として知られ、教科書やマスコミ等でも数多く紹介され、教育関係者の視察も国内外から訪れています。

この子どもたちの取り組みから、アサザプロジェクトが霞ヶ浦や牛久沼の流域各地で展開する水源地再生事業が始まりました!子ども達は、まさにパイオニアです!

4年生は、毎年霞ヶ浦をテーマに環境学習を行なっていましたが、学校のすぐ隣に霞ヶ浦の水源地があることを知りませんでした。現場に入ってみて、学校のそばに霞ヶ浦の課題があることに気づきました。

昔の谷津田は、どんな環境だったのかを知りたくなりました。

自然だけではなく、人とのつながり、地域の歴史や文化とのつながりも視野に、谷津田再生を考えていきました。チーム間で意見が合わないこともありましたが、何度も話し合いました。

地元の人から昔はウナギが谷津田に来ていたことを聞いていたので、谷津田の再生には川や湖や海とのつながりを取り戻すことも視野に提案を考えました。

提案に対してもらった意見や助言をいかしながら計画を具体化していきました。計画作りの授業には、牛久市の担当職員も来て相談に乗ってくれました。

市役所にお願いするのではなく、どんなことを協力をしてほしいのかを、具体的な内容をあげて市長に提案しました。

つぎに、自分たちの提案をまちづくりとして実現していくために必要なことを学びました。川のコンクリート壁に穴をあける許可を県から得るための書類作りや、地元の住民への説明、実施前の現地調査などを、市役所の職員やアサザ基金のスタッフに協力してもらいながら行いました。

子どもたちが、牛久市の許可を得て、大ハンマーで叩いて魚が川から田んぼに入れるようにしました。

子どもたちが再生した谷津田の上流に住宅が増えた影響で、豪雨時に大量の雨水が谷津田に流れ込むようになり、植えた稲やオタマジャクシなどの生き物が流されてしまうことから、谷津田の保全には上流の環境を調べ、改善していくことが必要だということに気づきました。

市街地では、雨水が地面に滲み混むことができず、まるでゴミのように早く無くなるように処理されていることに気づきました。

子どもたちの自宅もある住宅に行って、雨水がどのように流されていくのか、大雨の時に側溝から水が溢れる場所などをチェックしました。

インターネットで市川市などの雨水対策を調べて、雨水を地下に浸透させる方法を知りました。

雨水の有効利用で先進的な取り組みをしていた墨田区から担当者を招いてお話をしてもらいました。

毎回、自治会から厳しい指摘もありましたが、教室に持ち帰りみんなで話し合いながら答えを見つけていきました。意見交換を重ねたことで、自治会の理解と協力を得ることができました。

後に続く学年の子どもたちも毎年課題を見つけて提案をしていきました。

長年子どもたちが学習を引き継ぎながら取り組んできた結果、ついに最初に谷津田再生プロジェクトを始めた先輩たちが目標にしていた蛍が谷津田に帰ってきました!

そこで、そのことを先輩に伝え、先輩から4年生の時の思い、未来の4年生に向けて伝えようとしていたことなどを話してもらいました。

先輩が、4年生の時に書いたノートを見せてもらいました!

神谷小の取り組みを地域に広げていこう!

次の学年の子たちに取り組みを引き継いで行きました。

牛久市教育委員会とアサザ基金は、2004年から市内の小中学校の子ども達が様々な社会課題に取り組む総合学習(探究型学習)を行なってきました。

子ども達の学習を様々な組織が縦割りを超えて支援できる体制を目指しました。

アサザ基金が牛久市の取り組みをモデルにして全国各地で行なっている総合学習に参加している学校の子ども達を牛久に招き、交流を重ねました。

子ども達は谷津田でいきいきと活動しています!

 

 

NPO法人アサザ基金では、職員を募集しています。

NPO法人アサザ基金では、職員を募集しています。
普通免許をお持ちの方。
経験や年齢は不問です。
主な活動地域は、茨城県牛久市。市内に、月5000円から10,000円で、住居をお貸しできます。家庭菜園付きです。
詳しい内容は、アサザ基金のホームページの 参加するー採用情報をご覧ください。
わたしたちと一緒に、里山の自然の中で働いてみたい方は、お気軽にお問い合わせください。
来年4月からの勤務も可能です。

風船トーク 鎖に繋がれた言葉はいらない。

風船トーク 案内チラシ 原宿表参道商店街欅会 協賛

 

息を吹き込んでみよう、そうっと

 

そうっと、

息を吹き込んでみよう

そうっと、

碧く光る湿った息が

都市に眠る竜にとどくように

息を吹き込んでみよう

ほっぺをふくらませて

海の息を風船に思い切りいっぱい

息を吹き込んでみよう

言葉を繋ぐ鎖がとけるように

揺らしてみよう衝動の小舟にのせて

息を吹き込んでみよう

リーフの波紋が珊瑚に映るように

都市をおおう震えるリゾームになって

息を吹き込んでみよう

目覚めた竜がひげを動かすように

そうっと

(風船トークin原宿   2012.3.18)

 

ミツバチはささやく「わたしの壁は溶ける」

 

わたしは、都市の片隅でひそかに壁をつくる。

ビルの谷間に咲く小さな花をさがし求めるために

わたしは壁の中で生まれた。

でも、わたしの壁は溶ける。

壁は溶けてかすかな虹になる。

わたしは、都市の片隅でひそかに壁をつくる。

季節に移ろう花々の証をとどめ置くために

わたしは見知らぬ花々を結びつける。

でも、わたしの壁は溶ける。

壁は溶けて灯をともす。

わたしは、都市の片隅でひそかに壁をつくる。

まちを読み替え、見知らぬ花と出会うために

わたしはふるえる、無数の羽音の中で

わたしの壁は溶けて音をうるおす。

壁が溶けて音楽を奏でる。

わたしは、都市の片隅でひそかに壁をつくる。

忘れられた竜をよびもどすために、唇に虹をかける。

わたしは蜜をつくる。虹のように甘い

わたしの壁の中では虹色の竜が育つ。

壁は溶けて空に竜を描く。

わたしは、都市の片隅でひそかに壁をつくる。

でも、わたしの壁は溶ける。

震えるわたしの言葉の中で

壁は溶けて

色とりどりの光る膜にかわり

風船になる。

(風船トークin原宿   2011.6.11)

宮古島と多良間島からゲストを招き、原宿で自由k気ままに語り合った。

エッセイ 狼と茶畑と子ども達

狼と茶畑と子ども達

  わたしはここ数年、三重県の山村にある小学校に授業をしに行っている。伊勢神宮外宮の近くを流れる宮川の上流域にある小学校で、地域のお宝探しをテーマにした学習を行ってきた。宮川は、秘境大台ヶ原に源を発し日本有数の清流といわれている。古くは聖地伊勢神宮と俗界を別ける境界でもあった。その上流域は豊かな自然に恵まれているが、近年では過疎化が急激に進んでいる。

  最初に関わったのは、大紀町の小学校で当時の三年生13人であった。わたしが初めて授業に行った時には、子ども達はすでに地域のお宝探しの学習をやっていて、ひとりひとりが地元の観光案内に載っているような名所旧跡や特産物などを選んで調べていた。子ども達がそれらの紹介をするまでは来たが、その先の学習をどのように進めて行ったらいいのかと、当時の担任の先生が悩んでいるところだった。

    わたしは、子ども達が選んだお宝の紹介をひと通り聞いてから、子ども達にこう投げかけた。みんなが紹介してくれたお宝はもう昔からお宝に成っていたものだから、お宝を自分で探して見つけたことにはならないのでは?これからみんなで、まだ誰も見つけていないお宝を見つけに行ってみないか。まだ誰も見つけていないお宝を探し出すには、今まで見えなかったものが見えるようになったり感じられなかったものが感じられるようになることが必要だ。そのために、まずは、みんなと同じ土地に生きている野生の生き物たちとお話ができるようになって、生き物たちから私たち人間が知らないことや忘れてしまったことを教えてもらおう。そんな呼び掛けから新たなお宝探しの学習が始めた。

   ユクスキュルという理論生物学者は、それぞれの生物が生活の繋がりを通してそれぞれの世界像を描きながら環境に適応して生きていると考え、それを環世界と名付けた。つまり、全ての生物はそれぞれに別々の時間と空間を生きているということだ。國分功一郎さんは、その著書「暇と退屈の倫理学」の中で、人間の生物としての特色として環世界移動能力の高さをあげている。環世界移動能力とは、他の生物の環世界への移動ができるという能力をいう。この発想は、面白い。環世界移動能力を生かせば、人間は様々な時間と空間を生きることができるからだ。わたしが以前から行ってきた「生き物とお話しする方法」の学習とも重なってくる考え方だ。

   子ども達との学習は、まず、身近な生き物たちの体のつくりと住処、暮らしについて学び、それらの三つの要素の関連を考えることから始まった。生き物たちが生きている世界を学ぶことで、自分たちが普段見慣れている風景の中に様々な世界像があることに気付き、これまで見えなかった繋がりや文脈、過去のイメージが無数に潜在していることを知るための学習だ。

   子ども達と、生き物の目になって地域を見直しながら、お宝を探して地域を歩いてまわった。その中で、わたしは子ども達にさらに新しい問いを投げかけた。以前、子ども達が紹介したお宝は、どこか一箇所にだけあったり、とても珍しいとかといった特別なものばかりだったけれども、みんなには、地域のどこにでも普通にあって宝物に変えられそうなものを探してほしい。子ども達は、これを聞いて少し戸惑っている様子だったが、わたしはさらに一言加えた。地域に当たり前にあるものを宝物に変えるには、魔法をかける必要があるんだ。そこで、みんなには魔法をかける方法も見つけてもらいたい。子ども達は、ますます黙り込んでしまった。

    子ども達は、答えの全く用意されていないもやもやとした問いと向き合いながら、地域のお宝探しを続けた。そんな或る日、男の子が道端に落ちていた石を拾って、わたしに言った。石ならどこにでも落ちているよ。まったく、その通り。でも、どうして石がお宝に成りそうだと思ったの?と聞くと、男の子は「これ猿投げ石って言うんだ。この間、沢の向こうから畑を荒らしに来た猿に向けてここから石を投げたら当たったんだよ。」この話を聞いて、みんなが大笑いをした。

   確かに、この地域は他の過疎地と同様に獣害がひどい。畑も水田もどこもかしこも柵や網で囲まれていて、まるで人間が檻の中で暮らしているような異様な光景が至る所にある。子ども達も、通学途中などに鹿や猿などをよく見かけているという。獣害は、子ども達にとっても大きな関心事のひとつであった。

   子ども達と地域を歩いていてもうひとつ気になることがあった。それは、集落の所々に藪が増えてきていることだ。特に、山際から家の庭先まで畑と交互に点在している茶畑が、所々手入れがされず放棄されて藪になっていた。農家の高齢化が進み、このような藪化した茶畑が増えていたが、それらの藪が獣たちの格好の通り道になって、獣害を加速させていた。よく茶の名産地などで見られるような大規模な茶畑が広がる景観とは違い、この地域では民家と茶畑や田畑が入り組んで独特の美しい景観を見せている。子ども達が描いた集落の絵地図の中にも、所々に茶畑があった。

   茶畑が、地域のどこにでもあるものとして、子ども達の印象に残りはじめたが、その茶畑は同時に過疎化や獣害といった地域が抱える問題を表す場でもあった。お宝探しの学習は、13人の子ども達が毎回それぞれ自分が住んでいる集落内を絵地図を持って案内する形で進んでいった。或る集落では、女の子がきれいに手入れされた茶畑の中を案内してくれた。その女の子は、この茶畑はお祖父さんが、大切にしていて、ここで採れたお茶は本当に美味しいと、誇りに満ちた表情で説明してくれた。そして、茶畑の中を歩いていた時に、女の子がぽつりと言った言葉に、みんながはっとして立ち止まった。「何か落ち込んでいたりして気持ちが沈んでいる時に、この茶畑の中を歩いていると、気持ちがすうっとして心が軽くなっていく感じがするの。だから、わたしはお祖父ちゃんの茶畑が大好き。」この言葉を聞いて、ひとりの男の子が叫んだ。「お茶やお茶畑や!」地域に当たり前にあったものに、魔法がかかった瞬間だった。

    地域のどこにでもあるものを宝物に変えることができたら、地域そのものをお宝に変えることができる。ここから、子ども達が地域に魔法をかける学習が始まった。地域の大人たちに、荒れていた茶畑をみんなで手入れして無農薬栽培でお茶を育てることを提案し、大人たちが子ども達の茶園作りに協力するようになった。そして、その取り組みに東京の企業もボランティアとして参加し、地域ぐるみで茶摘みなどの作業が行われ、ついに子ども達がネーミングやデザインをした新しいブランド茶が誕生し、販売された。この学習に取り組んだ子ども達は、すでに小学校を卒業して中学生になっているが、お宝探しをさらに続けて発展させたいと、廃校になった学校の校舎で定期的に集まって地域づくりを考え実行する塾を開催している。塾には、後輩の小学生も参加して新しいお宝を探し続けている。

    さて、表題にあるニホンオオカミはいつになったら登場するのかと、そろそろ疑問をお持ちかもしれないが、実はすでに登場していたのだ。ニホンオオカミは土地の記憶の中に眠っていた。そして、記憶の奥深くから少しずつ、こちらに向かって歩いて来ていたのだ。

   大紀町での学習をきっかけに、わたしは昨年から宮川の最上流部に位置する大台町の小学校でもお宝探しの学習をするようになった。ここは、日本で最後までニホンオオカミが棲息していた地域のひとつでもある。実際に、地元では今でも大台ヶ原などにニホンオオカミが生き残っていると信じ、探し求めている人達もいる。野外観察や授業の中でも、子ども達からニホンオオカミの話が出ることが時々ある。ニホンオオカミの名を口にする子ども達の表情からは、微かな誇りが感じられるから不思議だ。

   この地域でも獣害は深刻だ。だが、さすがだなと思ったのは、子ども達にわたしが獣害の話をすると必ずニホンオオカミがいなくなったからだという声が上がることだ。ニホンオオカミは絶滅したとされるが、人々の記憶の中では今も確かに生きていると感じた。そして、ニホンオオカミは記憶の中に生きるだけではなく、場として今も生き残っていると感じた。その場とは、ニホンオオカミのイメージが立ち上がる場だ。もしも、場として生きるニホンオオカミを生かし機能させることができれば、獣害対策の発想を転換できるのではないか。そこで、ニホンオオカミから学ぶ獣害対策を考える学習を、いま子ども達と行っている。つまり、地域に場として潜在しているニホンオオカミを生きて働く過去にする方法(魔法)を見つけることが、子ども達の学習テーマとなった。

    子ども達が新しい魔法をかけるためには、まずニホンオオカミを呪縛している古い魔法を解かなければならない。わたしは、まず赤頭巾ちゃんの話から始めた。欧米では、狼は有害で邪悪な存在として扱われてきた。そこには、自然界の何かを悪と決めつける世界観があった。このような世界観が自然破壊を引き起こす近代文明の根底にはある。一方、日本では古代から狼は、大口の真神や大神、賢き神として崇められ畏れられてきた。時に人を襲うこともあったようだが、田畑を荒らす鹿などを捕食する狼は決して排除されるべき対象にはなっていなかった。狼は、山と里の境界を越えて行き来する存在であった。西洋のように人間と自然との境界を壁で仕切るのではなく、その境界を膜に変える存在が賢き神としての狼であった。ところが、日本が明治以降に近代化を進める中で、古代からの狼観が失われ欧米の赤頭巾的な狼観に変わってしまった。その先に、ニホンオオカミやエゾオオカミの絶滅、さらには、今日の獣害問題や環境破壊があるのではないか。境界を膜から壁に変えてしまう呪縛は今も続いている。実際に、どこの山村でも人々が壁ではないが堅牢な柵で囲まれて暮らしているではないか。

    特定の生き物を悪と決め付け駆除することしか考えられないとすれば、それは、狼を絶滅に追い込んだ考え方と変わらない。そのような考え方で自然と向き合い続ける限り、獣害問題を解決できないばかりか、また新たな問題を引き起こすだろう。

    たとえ今は姿を見ることができなくなったとしても、場として潜在するニホンオオカミとの対話を人々が取り戻すことで、新たな発想に基づく獣害対策を考え出すことができるかもしれない。ニホンオオカミは生きて働く過去として、地域全体をお宝に変える魔法のかけ方を、子ども達に教えてくれるに違いない。そのために、子ども達によるニホンオオカミとお話しする学習を手探りで進めていきたい。

                                   2014年12月8日       飯島 博

荒れた茶畑に魔法をかけて地域のお宝に変えた子ども達

三重県度会郡大紀町の小学校では、地域のお宝探しの学習を行っています。「地域の自慢できるものは何?どんなお宝がある?」という問いかけから学習は始まりました。はじめに、子ども達が「宝物」として選んだものは、松阪牛や名所旧跡などの以前から有名なものばかりでした。しかも、それらは特定の場所にあるもので、地域や町全体にはありません。そこで、子ども達に新たな問いかけをしました。「町のどこにでもあるもので、宝物に変えられそうなものを見つけてみよう。みんながまだ宝物だと気付いていないものを見つけよう。」ここから子ども達によるお宝探しが始まりました。お宝探しは、地域を支える様々なつながりを探りながら進んでいきました。詳しい内容は、学習事例集をご覧ください。(3p〜5p)

エッセイ 狼と茶畑と子ども達

 

 

 

 

狼と獣害対策を考える総合学習

オオカミと考える獣害対策で町を元気にする~三重県多気郡大台町の小学生による総合学習

宮川の最上流部に位置する三重県多気郡大台町は、壮大な大台ケ原の山懐に抱かれた自然恵かな地域です。ここでは過疎化や獣害、森林荒廃による土砂崩れなどの問題が深刻化しています。この地域にある小学校に通い、子ども達と、生き物とお話しをする方法を学び、地域のお宝探しの学習を行いました。問題の資源化がテーマです。

学習する中で、印象的だったのは、子ども達から何度も発せられた「害獣が増えたのは、日本オオカミがいなくなったから」という言葉でした。宮川の上流域は絶滅した日本オオカミが最後まで生き残っていた地域といわれています。そのため、地域には、今でも日本オオカミへの思いや記憶が生きていることが、子ども達との対話を通して見えてきました。そこで、地域の深刻な課題である獣害の対策を、オオカミと相談しなから考える学習を行うことにしました。オオカミとお話しする方法を学び、オオカミの目になって獣害問題を見つめ直すことで、駆除といった従来の獣害対策とは異なる発想が、子ども達から生まれてきました。詳しい内容は、学習事例集をご覧ください。(p6〜7)

エッセイ 狼と茶畑と子ども達

授業中は、共感できる意見が出ると、生徒達が一斉にウオーと狼の遠吠えで応えていました。ユニークな提案が次々と発表され、創造的な学習ができました。

どうして谷津田の再生が必要なの?パンフレット

アサザプロジェクトでは、霞ヶ浦や牛久沼の流域各地で谷津田の再生に取り組んでいます。

これは、流域各地で行っている谷津田再生プロジェクトに参加いただいているボランティアの皆さんに配布しているパンフレットです。

谷津田の保全再生は、自然環境や生物多様性や景観だけではなく、これからの食糧確保や防災などを考えたときに重要な課題となることを解説しています。

さとやま交流による都市災害時連携事業の提案

さとやま交流事業による都市災害時連携の提案

今後予想される首都直下型地震などの大都市災害時には、都市部の住民の大規模な移動に伴う避難先の確保が大きな課題となっています。多くの都市住民が長期化の予想される避難生活への不安を抱えています。さらに、感染症への具体的対応(密集した環境からの一時的避難)も求められています。私達は、都市住民の避難先として都市近郊農村(霞ヶ浦流域)で急増する空き家を避難場所として活用することを提案します。本提案では、平時から都市住民が地元住民との交流を重ねながら地域が抱える課題解決に恊働で取り組み、互いにウインウインの関係をつくり、災害時の良好な受け入れ態勢の整備(新たなコミュニティづくり)を広域的に展開していくことを目指しています。

1.予想される都市部からの大規模な避難移動への対応

災害発生前後には、大規模な人の移動も想定されており、避難移動する人々への支援体制の整備が急がれます。

災害発生時を想定した避難経路の確保(災害時を想定した避難訓練や支援体制の確認、連絡網等)が特に重要となります。

避難者には、避難に必要な情報や支援を行なうサービスの提供が必要となります。そのためには、避難先とする地元住民や自治体による支援体制の整備も不可欠です。

2.都市部からのアクセスが可能で、長期間自立的な避難生活を可能とするバックアップ体勢を有する霞ヶ浦の里山環境の活用を提案します。

予め長期滞在が可能な避難場所が確保され避難経路が想定されていることは、当事者にとって大きな安心を与えてくれます。

本事業では、首都圏内に位置し都市型の災害が及ばない立地にあり、避難者が移動可能な平坦地にあり、水や食料、燃料等の避難の長期化に必要な資源の確保が容易な霞ヶ浦流域の農村集落への避難誘導を提案します。

これらの対象地域は、首都圏50キロ圏周辺に位置しているため、避難機関も必要に応じ、避難者が都市部の自宅や勤務先にアクセスすることも可能です。また、自給可能な環境をベースにしたテレワークも可能となります。

避難先とする里山集落は、水源地谷津田に面した台地上にあり古くから人が住む安定した環境にあります。近年空き家が増加している地域でもあります。

3.霞ヶ浦流域の避難者受け入れ可能な環境とポテンシャル

霞ヶ浦流域の水源地谷津田に位置する各集落は近年過疎化が進み空き家が目立ち、田畑や森林の荒廃が進むなど多くの集落が存続の危ぶまれる状況にあります。その背景には、農村の人口減少、高齢化、少子化、コミュニティ機能能の低下などがあります。従来は閉鎖的であった農村集落も危機感を抱き、近年は外部からの支援や参加の受け入れに積極的になっています。

水源地であることから災害時にも、良質の水が確保できます。周囲に里山があるので燃料も確保できます。田畑もあり食料も確保できます。予め地域の住民との関係づくりを行なっておくことでコミュニティの支援も受けられます。

4.霞ヶ浦再生という大きな目標で多様な主体が繋がり合える場を生かす。

 アサザ基金では、牛久市内の過疎集落で空き家の古民家を活用して地域住民や小中学生の参加のもと地域再生の取り組みを行なっているところです。目的のひとつは霞ヶ浦再生です。集落が接している谷津田や里山が霞ヶ浦の重要な水源地であり、これらの水源地の保全再生を流域全体で実施していかなければ霞ヶ浦の保全再生も実現できないからです。

しかし、古くからこの水源地に住み着き環境を維持してきた集落の暮らしがこのまま崩壊してしまえば、水源地の荒廃を食い止めることができず霞ヶ浦の環境悪化がさらに進み、上流部(水源地)の荒廃に伴う下流部での洪水リスクの増大などの負の連鎖が広がることが懸念されます。もちろん、水源地は里山の生物に残された貴重な生息地であり、これらの大規模な荒廃は生物多様性に甚大な影響を及ぼします。

霞ヶ浦再生への願いを多くの人々が共有しています。本事業の広域展開に向けての社会的なコンセンサスはすでにあり、さらに各地域が抱える課題解決と合わせ木目細かに対応していくことができれば、災害時避難者受け入れに空き家等を活用することへの地域理解も得やすくなります。

本事業は、25年間にわたり霞ヶ浦流域各地の水源地谷津田で集落住民と都市住民、御社等の企業、行政と行なってきた水源地再生事業の実績と信頼関係を生かしながら進めていくことができます。

 

5.地域課題に共に取り組む。平時からの地域づくり活動への参加によって、災害時の良好な避難環境を確保することができます。

先述したように、霞ヶ浦の水源地では様々な問題(空き家、人口減少、コミュニティ機能の低下、耕作放棄地、森林荒廃、生物多様性の低下、祭りや伝統行事の衰退など)が生じています。地域への避難を希望する都市住民が、平時から集落住民との交流を深め、避難場所とする空き家の住環境整備と合わせて、地域課題の解決に参画することで地域の住民との信頼関係を築いていくことができます。

 

 

例えば、霞ヶ浦流域の水源地では、放置竹林や森林荒廃の拡大が問題化していますが、これらの竹林や雑木林は災害時には貴重な燃料源として、調理や風呂、暖房などに活用可能です。周囲の竹林や森林の整備を行ないながら、空き家にカマドやストーブ、風呂などの整備を行い、災害時に可能な暮らしのノウハウを地域の人達から学ぶ交流イベントなどを定期的に行なっていきます。

また、耕作放棄地を整備して農作物栽培の体験を行いながら、避難時の食料確保の環境づくりを行ないます。子どもの参加が減って存続が危ぶまれている祭りや伝統行事への参加なども。

 

6.日常的な交流を維持する・谷津田米などの定期購入を通して交流を深める。 

定期的なイベント等の参加ができない人達には、この事業を通して再生する霞ヶ浦の水源地谷津田再生地で収穫された無農薬栽培の米(谷津田米)の定期購

入を通して地域との交流を深めてもらう。米の他に、集落で収穫されるリンゴなどの果物やカボチャやジャガイモ、サツマイモなどを提供します。谷津田の米を購入してもらうことで、霞ヶ浦の水源地谷津田の再生がより進むことになり、地域に貢献できます。

7.都市と農村とのウインウインの関係づくりで広域的な効果を生み出します。新しいコミュニティビジネスを社会に実現します。

首都直下型地震や大規模洪水などの都市災害への対応も、大型湖沼である霞ヶ浦の流域保全対策も、取り組みの広域展開が必要となります。本事業では、都市と農村の住民同士が、それぞれが抱える問題課題を恊働で取り組む場を創り交流を深め、共に危機を乗り越える体制(新たなコミュニティづくり)を、広域(霞ヶ浦流域全体)に展開していきたいと思います。

25周年を迎えたアサザプロジェクトに参加してきた様々な企業や各種団体、市民、自治会、行政機関等にこの提案を行い多様な主体の恊働による事業展開を目指します。

霞ヶ浦流域全体への展開を視野に、また、都市部からの避難経路を分散するため、モデルとして流域の西部、中央部、東部からそれぞれ一カ所、桜川市、牛久市、鹿嶋市の水源地谷津田集落での事業から開始していきます。

                  2020.3.16

                  認定NPO法人アサザ基金

                       代表理事  飯島 博

アサザの古民家へようこそ

  霞ヶ浦再生と地域活性化を同時に行う古民家(空き家)活用プロジェクト

古民家(空き家)を拠点に流域保全のコミュニティビジネス展開を目指します。

多様な人々が協働で地域や社会の課題と取り組む拠点として古民家を活用します。

過疎地域が抱える課題に地域内外の多様な主体が協働で取り組むことで、過疎地域を活性化するモデルを、茨城県牛久市島田町で当団体が借りた古民家2軒を拠点に実施します。当地域は、少子高齢化が進み独居老人の増加や空き家の増加、耕作放棄地や放置竹林の増加などの問題を抱えた典型的な過疎地域です。

参加対象は、地域の住民や小中学校、障がい者施設、ニートや引きこもりの就労支援組織、企業等を計画しています。これらの多様な人々と共に新たなコミュニティを形成し、古民家カフェや民泊、シェアハウス、ホースセラピー、セミナー、イベント開催、放置竹林整備、森林整備、耕作放棄地対策などを分野の壁を越える展開を、小中学校の総合学習「地域課題の解決に向けた学習」を軸に空き家だった古民家をどう活用していくかを地元の中学生が考えました。

 

地球温暖化防止・生物多様性保全・循環型社会のモデル 里山への働きかけを取り戻す。

 本事業では、古民家カフェやシェアハウス、イベントを通して、地域内外の多様な人々や組織を引き寄せ、地域のコミュニティの活性化や放置竹林、森林整備、耕作放棄地、空き家等の対策を行っています。竹や木など地元の資源を燃料や食器、竹細工などに有効活用し、脱化石燃料、地球温暖化防止、脱プラスチック等の取り組みを推進します。都市部の街路樹の落ち葉を使い腐葉土を作り、当地域で有機農業に活用するなど都市部住民との交流事業(オーガニックハロウィン)も推進しています。

古民家に隣接する霞ヶ浦の水源地谷津田の再生を行い蛍等の生物多様性を復元します。また、本事業を契機にして、島田町内で当団体が実施している無農薬無化学肥料栽培による野菜や米などを販売、シェアハウスや古民家カフェや民泊などで活用します。

 

昔の暮らしを体験する場に

 竹や薪で炊飯をしたり、五右衛門風呂に入ったり、田植え稲刈り、畑仕事、森や竹林の手入れなどの昔の暮らしを体験する場として、古民家を活用します。牛久市内をはじめ東京など都市部の学校や企業を誘致します。ウッドボイラーも導入。

・里山で馬や山羊、ニワトリなど動物と触れ合う場に。

 古民家では、馬2頭、山羊4頭、鶏18羽を飼育しています。これらの家畜の餌は全て地元の耕作放棄地の草原や田畑、放置竹林などから調達しています。糞を田畑の肥料として有機農業に活用しています。

馬や山羊によって耕作放棄地の効率的かつ広域的な整備を実現させていきます。森の中の散策路の整備やホースセラピーの実施なども行なっていきます。

・水源地保全再生のコミュニティビジネスを霞ヶ浦流域各地に広げていく拠点に

これらの取り組みをコミュニティビジネスとして確立し、都市から人を呼び込み、アサザ基金が霞ヶ浦流域各地で展開している水源地谷津田再生地域へと普及させていきます。将来的には、各地域のコミュニティビジネスをネットワーク化しコンソーシアムを設立するなど、霞ヶ浦流域の広域的かつ総合的な保全システムへと発展させ、霞ヶ浦再生に向けて流域レベルでの循環型社会の構築へと繋げていく計画です。

・首都直下型地震や洪水など災害時の都心部の避難場所として

 水や燃料、食料の確保が可能な条件を、古民家を中心に作り、非常時に都市住民が長期避難できる環境づくりを行います。また、非常時にはサテライトオフィスとして機能させていきたいと思います。現在、古民家にテレワークの受け入れ準備も進めています。古民家でのイベントを通して、平時から都市住民と地元住民との交流を深め、非常時の避難体制の準備を進めていきます。

  • 本事業は企画段階から、小中学校の総合学習と一体化した形で実施します。 

 本事業をカリキュラムに組み込み、生徒が地元住民からの聞き取りや実態調査を行い放置竹林対策やカフェ、イベント等の企画づくりから参画していきます。対象の小中学校は、コミュニティスクールに指定され地域住民が参画する協議会が設置されています。本事業は、この協議会と連携して実施する計画です。本事業によって、地域と一体化した学校運営の先進モデルをつくることができます。

 縦割りの壁を越え総合的かつ効率的な事業を実現させる能力が、これからの社会では求められます。本事業は、社会の注目を集めている過疎化や高齢化、耕作放棄地などをテーマとして、新たな発想(問題解決型から価値創造型への転換)を提供することができると確信しています。これからの社会が直面していく様々な課題にある背景や問題の本質を早くから学ぶことで、問題解決能力を持つ優秀な人材を育成することが期待できます。

〇認定NPO法人アサザ基金の活動概要

 日本で二番目に大きな湖霞ヶ浦とその流域の環境改善を進め、持続可能な循環型社会を構築するため、環境保全と地域づくりを一体化した取組みを1995年から実施してきました。広大な湖と流域をカバーする取組みを実現させるために、農林水産業や地場産業、企業、学校、市民団体、行政等の多様な主体と様々な事業を興し、社会の縦割りの壁を越えた協働の輪を広げてきました。これまでに、延べ34万人が参加、取組み(縦割りの壁を溶かし多分野に事業展開できる社会的起業家の育成)を広げるために、全国各地350校以上の小中学校で出前授業(地域に根ざしたビジネスモデル作り、地域ブランドづくり、まちづくりの提案など)を行ってきました。常に新しい領域への挑戦を続けています。

 霞ヶ浦に植生帯を再生する事業に、170以上の小中学校、延べ15万人を超える小・中学生が参加しました。水田の耕作放棄により深刻化している霞ケ浦の水源地の荒廃を食い止めるため、8つの企業と協働で谷津田再生事業を行い、完全無農薬で酒米を栽培し地酒を生産するビジネスモデルを各地で展開してきました。霞ヶ浦で増加し問題化している外来魚を漁協に捕獲してもらい、魚粉に加工した外来魚を流域の農協で野菜の栽培で利用してもらい、流域のスーパーで販売するビジネスモデルを展開してきました。多様な主体との協働により様々な課題に取り組んできました。

 牛久市では、2004年から教育委員会の委託を受け、市内の全小中学校で持続可能な社会づくりへの学習(ESD)を行ってきました。2021年からは、SDGsをテーマに、各学校の地域特性にあわせ、環境のみならず福祉、産業、過疎化対策、防災など多岐にわたり、問題解決型から価値創造型(問題解決につながる事業提案づくり)への意識転換、発想転換を生徒に促す学習を実施しています。

地域課題に取り組む学習事例集

                   2022.8      認定NPO法人アサザ基金

川のつながりを通した山と海の子ども達の交流学習 岡山エコサポーターズと協働事業

岡山県を流れる代表的な河川旭川の最上流部に位置する真庭市の小学校と、同河川が流れ込む瀬戸内海に面する岡山市小串に位置する小学校で、それぞれの地域が抱える問題や課題を地域特性を生かして解決しようと取り組む子ども達が、山と海のつながりを通して交流を重ねながら、地域を超えたつながりを発見し、視野を広げていくことで、新たな発想やアイデアを求め学んでいきます。岡山エコサポーターズと協働で実施しています。

中和小学校ありがとうの繋がり学習

旭川の源流部、鳥取県との県境に位置する真庭市立中和小学校の子ども達と地域のお宝(特色)を探す学習を行いました。

牛が飼われていた当時に、地域によく見られたササユリや、今も川で見られるオオサンショウウオなどが、どのようなつながりに支えられて生きているのかを調べ、これからそれらの繋がりを守り、取り戻していくために必要なことを考えました。

旭川が流れ込む瀬戸内海に面した岡山市立小串小学校の子ども達と地域のお宝(特色)を探す学習を行いました。

お宝探しに出掛けてすぐに、子ども達は学校の裏山が放置竹林に覆われていることに気づきました。そして、ここが以前は雑木林や畑だったことを、地元の人から教えてもらいました。どうして、放置竹林が広がってしまったのか、人と自然の繋がりの変化から考えていきました。

学校の近くにある干潟に行って、生き物を観察しました。かつては、多くいたハクセンシオマネキなどの生き物が減ってしまった原因を、それらの生き物を支える繋がりを通して考えました。

旭川を通して山と海の子ども達が交流し、それぞれの地域の特色を再確認し、大きな繋がりの中で地域の問題や課題を捉え直し、新たな発想やアイデアを発見していきました。

初めて出会った子ども達が、交流している様子。

海で学んだことを、山からきた子ども達に説明しました。

山で学んだことを、海からきた子ども達に説明しました。

交流して学んだことを発表合いしました。

エッセイ #桃太郎が来た

エッセイ 鬼ヶ島を探せ!

 

霞ヶ浦流域で貴重な水源となる森林を破壊し激増している太陽光発電所設置への対応を茨城県知事に要望しました。

ノーモア・メガソーラー宣言および、いばらきエネルギー戦略の抜本的見直しを求める要望書を茨城県知事に提出しました。茨城県は、県内全域でメガソーラーを導入促進する計画です!このままでは、森林率が14%台にまで減少している霞ヶ浦をはじめ県全域に深刻な影響が及ぶことになります。未来に禍根を残さないためにも、早急に計画の見直しが必要です。

アサザ基金のスタッフ(職員・アルバイト)を募集中です!

霞ヶ浦の水源地再生や里山の生物多様性保全、環境保全型農業、環境教育等に取り組んでみたい方、関心のある方は、ぜひご応募ください。

週1日から5日まで、一人一人のライフスタイルに合わせた多様な関わり方が可能です。お気軽にご相談ください。

事務作業や広報など組織運営に関わるスタッフも募集中です!

詳しい内容は、下の欄の採用情報をご覧ください。

2022年10月23日(日)~25日(火)谷津田で、稲刈・オダ掛け・脱穀アルバイトを募集しています。」

2022年10月23日日曜日~25日火曜日

「谷津田で、稲刈・オダ掛け・脱穀アルバイトを募集しています。」

   
谷津田          谷津田        アサザの古民家

霞ケ浦の水源地 谷津田は湧き水の田んぼなので、機械が入らないため、手刈り、天日干しという昔ながらのやり方で美味しいお米を作っています。力を合わせて、稲刈りアルバイトで、良い汗を流しませんか?1年中水の湧いている泥の深い田んぼ。昔からお米が作られてきたところです。

〇期間 2022年10月23日日曜日〜10月25日火曜日
※3日間の内で、ご都合に合わせて 1日~ 大丈夫です。

〇募集定員: 1~2名(各日)

〇作業時間 8:00~17:00(休憩時間1時間)時給900円 

※遠方の方は、アサザ基金の古民家に宿泊出来ます。(一泊素泊まり500円)

 ウッドボイラーのお風呂、竹を燃料にした釜戸で自炊が可能です。

〇お申込み、お問い合わせ先 

NPO法人アサザ基金(担当 きみしま)

mail: asaza@www.asaza.jp

 

 

2022年10月23日日曜日 稲刈りボランティアのご案内

 【稲刈りボランティア募集】

   霞ヶ浦の水源地の谷津田稲刈りボランティアを募集します!

        秋の谷津田で、リフレッシュしませんか?

           (子どもさんも歓迎です!)

 

・日時、場所
10/23(日) 10:00~15:00 @ 牛久市内

※詳しい集合場所は申し込み後に、詳細をお送りします。
※現地集合・解散

・定員 10名程

・お昼ごはん 無農薬米のご飯を炊きます!

・持ち物 
汚れてもいい服、マスク、帽子、おかず、手ぬぐい

・その他  
参加者の方に田んぼ用の田靴をご用意します。(申込時に靴のサイズを教えてください) 

・お申込み、お問合せ
下記、メールアドレスまで、お名前 参加人数 ご住所、田靴のサイズをご記入の上、お申し込みください。

NPO法人アサザ基金 担当 きみしま
asaza@www.asaza.jp

メールアドレス変更のお知らせ

アサザ基金のメールアドレスが、以下のアドレス

asaza@www.asaza.jp

に変更となります。

みなさまには登録変更等お手数おかけしますが、今後は新アドレスへメールくださいますようお願いいたします。

(9月28日をもちまして従前のメールアドレスasaza.jcom.home.ne.jpは使用不可となります。)

2022年 田植えボランティアを募集します!

【田植えボランティア募集】
霞ヶ浦の水源地である生きものいっぱいの谷津田で、気持ちの良い汗を流しませんか? 今年はアサザお米部(おこめぶ)として、収穫したお米の使い道も、みんなで考えてみたいと思っています。

 

・日時 場所 6/5(日)場所は、牛久市の谷津田です。
※詳しい集合場所は申し込み後に、詳細をお送りします。
・時間 10:00-12:00 現地集合・解散
・締め切り 
・定員 各日20名程
・持ち物 汚れてもいい服、マスク、帽子、飲み物
田んぼ用の長靴(田靴)
・お申込み、お問合せ
下記、メールアドレスまで、お名前、参加人数、ご住所をご記入の上、お申し込みください。

アサザ基金
asaza@jcom.home.ne.jp

029‐871‐7166

NPO法人アサザ基金 担当 君嶋

  

 

 

田植えサポーターの募集

 \ふぞろい田んぼの田植え、サポーター募集中/

 この度、アサザ基金は
 新型コロナウィルスの影響で働くことが困難な方で、
 アサザ基金の人手が足りない田植えに
 手を貸してくださる方を、サポーターとして募集します。

 サポーターの方とは、
 霞ヶ浦の保全活動の一環である、
 生き物がよろこぶお米づくりの「田植え」や
「田んぼ整備作業」
 を一緒にします。
 もちろん、無農薬・無化学肥料のお米づくりです。

 今回の活動場所は、茨城県牛久市の谷津田。
 谷津田とは、周囲を森に囲まれた、
 谷地にある田んぼです。

 わたしたちは、森からの湧き水を活かして、
 米づくりをしています。
 コロナウィルスの影響をうけて、
「この時代をどのように生きるのか」という同じ問いに
 対面しているわたし達。

 今だからこそ「人と自然の対話から生まれた里山」から
 学べることとは何でしょうか。

 ぜひそんな問いをアサザ基金の活動拠点である
 ふぞろいな田んぼ」で一緒に考えてみませんか。

 【サポートの詳細】

 ・活動期間
 5月26日(火)、28日(木)
 6月4日(木)、5日(金)

 ・活動時間
 9:00〜17:00

 ・お礼
 時給900x時間数

 ・交通費
 上限往復1500円 支給

 ・お問い合わせ
 以下のメールアドレスに、
 3つの事項を踏まえてご連絡ください。

 asaza@jcom.home.ne.jp

 ①お名前

 ②サポートしてくださる日程

 ③ご連絡先

 ※定員になり次第、募集締め切り。

 ※おいしい昼食はこちらで用意させていただきます!

 ※連日参加の場合の宿泊先に関してはご相談ください。

 

墨田区立第一寺島小学校4年生の授業の感想

「生き物とお話する方法」を学習して学校にビオトープをつくり、それを活用した学習に取り組んでいる東京都墨田区立第一寺島小学校4年生から感想が届きましたのでご紹介します。第一寺島小学校では、NECキャピタルソリューション株式会社との協働事業「わくわく子供の池プロジェクト」としてこれまで数回の授業を行っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『虫のすみかビオトープ』

ぼくは、ビオトープの授業で生き物が平和にくらすにはどうしたらいいかが分かりました。ぼくは自然がすきなんですけどメダカはあさい所にいったりふかい所にいったりして工夫していることはしりませんでした。ぼくは生き物の道って長いんだなと思いました。東京では虫があまりいないのでトンボも少ないですけど学校でがんばっているヤゴを見て虫ってすごいんだなと思いました。そして生きるためにひっしなんだなと思いました。生き物一匹でもかけがえのない命だからもっとビオトープをつくりたいと思いました。1年間ありがとうございました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『生き物の道』

わたしは最初(ビオトープって何?)と思いました。ですがお話を聞くとわくわくしてきました。わたしは虫が嫌いでした。でも調べていてとても楽しかったです。飯島さんが「生き物の道があるんだよ。」と言った時(生き物の道ってなんだ?それにどこに道があるんだろう?)と思うと「生き物の道は空にある。」と飯島さんに教えていただきました。わたしは、本当に生き物が来るのか不安でした。でも来てくれて安心しました。4回も生き物のことを教えてくださりありがとうございました。大人になったらビオトープを広めていきたいです!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『アサザ基金の方たちへ』

わたしはビオトープをつくると言われて、本当に生き物がくるのかなと思いました。けれどたて2m横6mの大きさと聞いて少しはくるかなと思いました。そして設計図作りの日に浅いところと深いところを作ると聞いてちゃんとメダカなどのことを考えて作れるなんてアサザ基金の人たちはしゃべることのできない生き物と話をしているようだと思いました。これからわたしも生き物を大切にしようと思いました。そして、生き物のすばらしさを教えてくださってありがとうございました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『生き物への気持ち』

私は「ビオトープを作る。」と言われて、どんなのだろうと思いました。ビオトープ・生き物のことを知っていくうちに、楽しそう!と思いました。

一番印象に残っているのは、ビオトープの設計図と作ることでした。設計図は考えるのがむずかしいし、グループごとに全然ちがったので、できるのが楽しみでした。

作る時は黒いシートをしいて、かんばんがかわいかったことが残っています。いつもかんたんにわかりやすく説明してくれて、はじめて生き物もいないといけないなぁと思いました。ビオトープには、メダカ・カエルのたまご・ヤゴ・タニシがいっぱいいてびっくりしました。でも、それだけくると、つながったかんじがあってよかったです。これをきっかけに生き物を大切にしていきたいです。4回もありがとうございました!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『楽しいビオトープ』

私はビオトープを作ると言われた時「なんだろう?」と思いました。なにをやるか知った時、虫がきらいだったのでうれしくありませんでした。でも教えてもらっているうちに楽しくなってきました。ビオトープ作りをはじめた時、最初は本当にできるか不安でした。苦労して作り上げた時、本当にできたことが信じられませんでした。少したってビオトープを観察した時、一番最初に入れた数よりふえていたのでおどろきました。ヒキガエルのたまごはぷるぷるのゼリーみたいでした。

私は最初にやった時、虫がきらいだったけど、今はかわいい生物に見えるようになりました。これからはもっと生物が集まる楽しい場所にしたいです。おいそがしい中4回もきていただきありがとうございました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『最初と最後の気持ちの変化』

最初、ぼくはビオトープを作ると言われおどろきました。ぼくはビオトープを作る時、虫が苦手でした。だけど話を聞いているうちに、なれてきました。そして、ビオトープが出来て虫が好きになりました。そしてこん虫さいしゅの時、たくさんの虫をさわりました。とても楽しかったし勉強になりました。

今まで、4回もきて勉強を教えてくれてありがとうございました。ビオトープにもっと虫がくればいいなと思います。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『ふっかつしたビオトープ』

アサザ基金の方々、今までビオトープを作るための協力をしてくださってありがとうございます。

私は最初にビオトープを作ると聞いてビオトープとは何だろうと思いました。説明を聞いて、私はそのころ虫は苦手でまったく近よることができませんでした。なので草むらのようなところに入るとこわくて進めませんでした。今は生き物がけっこう好きになってとても近よれるようになれました。あと自分たちで考えたビオトープの設計図の発表の時、虫たちがたくさん集まる色だけいれていればたくさんくると思っていたけどちがうと聞いてびっくりしました。今まで4回もじゅぎょうをしてくださってありがとうございました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『生き物の気持ち』

アサザ基金のみなさんへ

私はビオトープを作ると言われたとき、(ビオトープって何だろう)と思いました。でも生き物の道につながっていることがびっくりしました。ビオトープを作るときに、生き物のすみやすいようにせっ計図を考えたとき生き物にたくさん来てほしいと思いました。メダカもふえて、タニシやヒキガエルのたまごもあったのでおどろきました。

ビオトープ作りに協力してくれてありがとうございました。私はこれから生き物のことも大切に考えようと思いました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『大成功のビオトープ』

ぼくは最初ビオトープを知りませんでした。それで、ビオトープを作ると言われてびっくりしました。でもやってみたらおもしろかったです。特に心に残ったことはビオトープを作ったことです。なぜかと言うと、バケツリレーをしたりぼくは作ったりするのが好きだから心に残りました。それにギンヤンマの口がプレデターみたいでこわかったです。

ぼくはあんまり虫が好きじゃなかったけれど、好きになってうれしかったです。ありがとうございました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『生き物の町ビオトープ』

ビオトープをつくって、こんなところでもビオトープをつくれば生き物がくることがわかりました。生き物とお話しするやり方もおそわり、すてきなビオトープをつくることができました。飯島さんたちが来てくれたので、生き物についてもいろいろ知ることができました。一寺小にビオトープをつくることができたので、他の所にもビオトープをつくり生き物をふやしていきたいです。ビオトープをつくり、たくさんの生き物がきてくれてうれしいです。来て下さり本当にありがとうございました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『生き物の道ビオトープ』

ぼくはビオトープのことを知りませんでした。4年生から始まっていろいろな生き物のすみかとか生き物のくらしを教えてもらいました。ぼくたちはビオトープを作りました。ビオトープの中に生き物がいっぱいいたのでうれしかったです。ぼくは最初虫とかのことがきょうみがなかったけど、ビオトープできょうみがわいてきました。ほんとうにありがとうございました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『大好きビオトープ』

ビオトープの生き物たちの楽しさを教えてくれてありがとうございます。ビオトープをもっとしぜんあふれる所にしたいです。それでもっとしぜんをふやしてどうぶつたちと仲よくしたいです。みんなといっしょに、生き物をふやして生物といっしょにいたいです。東京にもっとしぜんをふやしたいです。みんなといっしょに協力してしぜんを作りたいです。

本当にありがとうございました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『生き物と相談ビオトープ』

ビオトープ出前授業で生き物とたくさん相談しながらいろいろと学びました。初めはヤゴもさわったり見たりしたことがなくて、うしろの方にトゲがあるともしらなかったです。ビオトープのつくり方もしらなくて、「生き物と相談しながらどんなビオトープにしたいか考えよう。」と言われても、(生き物と相談ってどうするの?)と思っていました。でも今では『生き物と相談』することの大切さも感じることができるようになりました。これからはビオトープ出前授業で学んだことをいかしていきたいです。そしていつかはもっと大きいビオトープをつくりたいです。本当にありがとうございました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『生き物のかけがえのないすみか「ビオトープ」』

わたしは「ビオトープ」をつくります。といわれて「ビオトープ」ってなんだろうと思いました。生き物のすみかを作るとしりました。いろんな名前の虫も「ビオトープ」の勉強をしてわかりました。ほんとうに虫はくるのかな?と思いました。「ビオトープ」を作ったらほんとうに虫がきていたのではじめはびっくりしました。「かえる」がたまごを産んでいて「ビオトープ」にあったのでとてもうれしかったしびっくりしました。初めは虫にあまりきょう味がなかったけれど「ビオトープ」をやってから虫にきょう味をもてました。「ビオトープ」や生き物の大切さ、虫ががんばって生きていることを知りました。生き物を見つけたらがんばっていきているんだなと思えるようにしたいです。こういうことを教えてくれてありがとうございました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『たまごのビオトープ』

ぼくはビオトープの学習をして、生き物と話すこつをつかみました。生き物はすみかによって体のつくりがちがうことがわかりました。ビオトープにはいままでいなかったあめんぼが、空を飛んでくることにびっくりしました。あめんぼは、よゆうで1㎞は飛べることにびっくりしました。モノアラガイのたまごはとうめい度がなくなると死んでいることがわかりました。

この学習をとおして、墨田にもっとしぜんをいれたいです。

 

 

かっぱ大交流会の参加者の感想

2016年1月30日、12回目のかっぱ大交流会を開催しました。

牛久市全小中学校と北九州市曽根東小学校の児童生徒たちが今年も“まちづくり”の提案をし、牛久市長、職員、省庁の方を交えて議論しました。

児童生徒、教諭、参加者の皆さんから寄せられた感想をご紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ 本日は子ども達に素晴らしい交流の機会を設けていただきありがとうございました。各校の発表を聴いていて強く感じたことは、各校でそれぞれの取組みをしていながらも、みんなが目指している牛久市の姿や牛久市の思いは同じなのだということです。総合の教科を通して、牛久市の子ども達はつながっているのだなと感じました。今後は総合の可能性を生かして、牛久市の小・中学校が全員で同じ活動をするような機会(例えば、廃油をみんなで一斉に集めるとか…。)があると、独特性を持ちながらも同じ方向を目指している一体感や使命感が生れるような気がしました。

今日は、学びの多い一日となりました。本当にありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ 冒頭の「出会いは『感じる』ということがないと、出会いにならない。たくさんの人と出会って、ちがう思いにふれ、感じとっている自分に出会ってほしい。」という、飯島代表の言葉に感銘をうけました。

本校では結束川のコンクリート壁をはがし、自然の川の姿をとりもどしたいと考えておりますが、牛久三中科学部さんの発表で、コンクリートの水路ではCODが多くなり、ジュンサイで環境改善を考えているということが、とても参考になりました。児童が何となく考えていることに、データの裏付けがあると、より明確になります。他校の、しかも中学生の発表の中からヒントを得られるのは、このような場が有効だと感じました。

思いのたけを語る場、聞く場は、心を豊かにし、考える力を深めると思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ どの小・中学校も自分の町を“有名にしたい”“守り続けたい”の気持ちがあり、とても感動しました。

三重県の七保中学校さんの町は“限界集落”に近い状況にあると聞きました。しかし、ビデオレターでは皆さん笑顔があふれていました。限界になっても“宝”を全力で探していけば、新たな町に生まれ変わるんだなと思い、感心しました。またどの小・中学校も自分達の考えを持っていて、その達成に向けて一生懸命努力していることや今回九州の小学校からも来て下さっていましたが、自分の町を守る、良くする、維持する、の3つを感じられる発表で、「小学校なのにすごいな」と思いました。

これからもこの“かっぱ大交流会”を行い、たくさんの意見を聞き、一致団結して「自分たちにメリットを相手方にもメリット」のあるこの会を進めていければ、牛久市に喜び・感動がたくさん舞い込んで来るのではないかなと大きく感じられた交流でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ 牛久をより良くするために、「ピザ作り」や「牛久食フェスタ」や「ジュンサイを増やす」などさまざまなアイディアがあり、私も勉強になりました。BDFなどの循環型社会は環境にもよいので他の市や県にも、どんどん広げていければいいなと思いました。牛久南中の牛久をPRするために、農業体験や果物を使ったおかしを作るなど、私も牛久をもっと知ってほしいと思いました。牛久三中の牛久沼をキレイにするという考えは、私も良いと思いました。日本中でも沼や水路をコンクリートで周りをかためてしまうことが、生き物が住みにくくなるだと改めて感じました。ほとんどの小学校は、学校や周りの自然を守ったり、増やすために活動していて、牛久にはもっと自然が必要なんだなと思いました。曽根東小学校のエコ活動や、周りにあるたくさんのめずらしい生き物のエサについてやすみかについて、自分たちの自まんとして、たくさん発表していて地元が大好きなんだなぁと思います。

それぞれやり方は違うけれど、地元の自然を守りたいという思いは、皆同じなんだなぁと感じました。これからの未来をつくっていく私たちが、牛久の自然を守っていかなければいけないと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ■ 牛久市はたくさん野菜が取れますが、ぜんぜん知名度がないので、下根中と二中の「食」について着目するのは、とてもいいことだなと思いました。食フェスタを利用してBDFなどを広めるという活動は毎年こうれいにして、もっと広めるべきだと思います。そのために計画を頑張ってほしいです。かっぱん田は、田んぼが増えるということは自然が増えますので、生き物も増えます。そのまま継続すれば、牛久市もよくなりますね。1つの活動でたくさんの良い事がありますので、ぜひ実ってほしいです。「ジュンサイを増やす活動」では、実験結果にもとづいて説明していたので分かりやすかったです。食べてもおいしいし、水を良くするので一石二鳥ですので早く行ってほしいです。「生き物たちと相談しながら作る未来」というネーミングがかわいいなと思いました。住宅地になりつつある区を改造することはいいことだと思いました。最初「エコ校舎」と聞いてびっくりしました。曽根東小学校では本当にその土地が好きといった思いが伝わってきました。曽根干潟をみんなで守る姿勢を牛久にも取り入れるべきだと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ 曽根東小学校の発表は刺激的でした。本日かっぱ大交流会の牛久への土産になりました。かっぱ大交流会にもっとPTA関係者が参加交流すると子供たちの力になると思います。 神谷小学校の発表は毎年すばらしい。いやいや岡田小の取り組みもすばらしい。

「牛久の宝・小野川」を街つくりに!!(歴史的にもすばらしい小野川)参加させていただきありがとうございました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ 今日、15校の学校の発表を聞いて、牛久市の自然のよさ、牛久市を大切にする気持ちが伝わってきました。牛久市の全部の小・中学校で環境学習をしているときいて、びっくりしました。北九州にもたくさんの自然があるし、環境についてもエコのことについても進んでいるので、北九州の学校全部でも環境学習をしてほしいなと思いました。もっともっと曽根干潟について知ってほしいです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ■ 今日牛久市の小学校や中学校の人たちの環境の話しを聞きました。自分たちは干潟の生き物たちを守ることをしているけど他の学校の人たちは牛久沼をまもっている所や大人の人たちといっしょに環境のことについて取り組んでいる所もあったのですごいなと思いました。けど一番おどろいたことは自分たちがしていないことをそれを自分たちがいろいろ話し合ってそれで自分たちができることは実現するということです。今日のかっぱ大交流会で話を聞いたり発表できて良かったなと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ 僕達は水質や植物などを調べたりして牛久沼周辺の環境をよくする活動をしていますが、一中さんや下根中さんのようなBDFなどをつかう活動を新たに知りました。休耕田を再利用することはとてもかっき的だと思います。また牛久をPRするために牛久産のものをつかった料理をだす牛久食フェスタをするという発想におどろきました。ひたち野うしく小学校の発表で都市と自然の両立の考えに感心しました。なにもない所からビオトープをつくることはとても大変だと思うのですごいなと思いました。曽根東小学校の校舎は環境にやさしい構造や活動をしていることにおどろきました。曽根干潟はめずらしい動物がいてよい環境なので、牛久沼もいろんな動物を呼べるように頑張りたいと思います。牛久第二小学校のグリーンカーテンは外来種の駆除やキュウリの生産。エアコンをつかう必要がなくなるなどのたくさんのいいことがあるので牛久市全体にひろめてほしいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ 牛久の自然は主に牛久三中の近くにある牛久沼だと思っていたが奥野小の近くなど、牛久には自分が思っていた量よりたくさんの自然があるんだなと思った。そのたくさんの自然を守るために木を植えたりゴミをとったりしたら良いのかなと思ったが、草などがのびほうだいになったりしてはいけないのできちんと管理しなくてはいけないので自然を守ることはすごい大変だなと思った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ 近所の方の取り組みや、活動を一丸になって手助けする活動は良いと思う。高齢者などの活動を受け継ぎ、活動していくのに魅力を感じた。

活動の中で景観を考えるのも必要。その点でのひまわりはとても良いと思う。また、牛久も七保も自然が豊かだと分かった。このような豊富な自然も生かしていけると良いと思う。昔とは街の様子がかなり変わった中で、昔からの自然、生き物をまもっていくことが必要だと思う。ひたち野うしく小で、カエルを呼ぶことが出来たことはすごい事だと思った。フジをきれいだと思って見ていたけど、森にとってはとても悪いサインだというのにおどろいた。

小学生なのに故郷、学校のことを考えていてすごい。故郷の宝を精一杯守り抜く意識をもっていて、中学生の自分達も、まだまだ行動しなければいけないと思った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ 七保小は自分たちが取り組める事にちゃんと取り組んでいて、今さらながら「果たしてこれは実現可能なのか?」と思う。また他の学校の皆様の発表を聞いていると、「この提言によって自分はどうしたい」というのが抜けていた様に感じる。ひたち野うしく小の緑を増やすまちづくりによって目指す「未来の都市化」は、東京の緑を作る取り組みとやっていることが同じだが、大都市の東京とひたち野うしくでは、その活動の意味が違っていて面白く感じた。「ふじのある森は荒れている」という事はつまり、下根中の木々は荒れているという事になる。どうやったらゴミは減るのか。「ゴミを減らす」の意味が「ゴミのポイ捨てを減らす」ことなのか、「ゴミを出さない」という事なのかによって違ってくると思う。

牛久市には干潟はないが沼がある!沼を守らなければ!と思った。干潟は珍しい動物がいるが、食物連鎖が起こっている面などは、牛久沼などとさほど変わっていないと思った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ 今回の交流会で、改めて牛久の自然がどれだけ豊かか、また牛久には様々な環境があると感じた。例を挙げると、奥野の森、谷津田、農村地帯がありつつ、開発されたニュータウンがある。こんな美しい街は、他に無いのではないだろうか。

今後は自然との調和を考えたより美しい街へ向け、総合の時間にとどまらずに活動していきたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ 最初はどんな感じかなと思ってたけど、いろいろなことを感じられていろいろ勉強になって、いつもと調べていたことと違いがあってみんないい提案だと思いました。今日は、はるばる九州からもきてくれて、いろいろな人と学習できました。いろいろなところを調べていておもしろかったです。新しい発見もありました。干潟でいろいろな絶滅種がいるのがおもしろかったです。他の小学校も自分の小学校も実験するといいなと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ ぼくたちでは思いつかないようなアイデアがたくさんあってとてもおどろきました。それぞれの学校で、とてもすごいアイデアがたくさんでていました。昔、牛久沼にニホンカワウソがいたということにおどろきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ 中学校の発表がとても分かりやすく、牛久市がどんな状況か、どのような取り組みをしたいのかがよく分かりました。曽根東小ではエコな活動をたくさんしていてすごいなと思いました。干潟でも沼でも谷津田でも守りたいという気持ちがなければ大人を動かすことはできないと思います。かっぱ大交流会があって良かったなと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■まず最初に思ったことは「パンフレットを作る」や、「牛久の食をPRする」など、牛久市の知名度を上げることが最優先だと考えている学校が少なからずいるのだな、ということ。牛久市の環境を他の人たちに知ってもらうことで、地元目線以外での意見も得られるので、考えを広めることは大切だと感じた。次に思ったことは多くの学校が「新しいものをつくる」というより、「古くからあるものを残す・よみがえらせる」ことを考えていたこと。 「カッパの道の復活」、「小野川の自然を残す」など、具体的な方法を探して、がんばってほしいと思った。

「牛久の自然」を守りたいのは、全員同じ。いつか全員が協力して、環境を改善できればいいなと、と思った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■同じ「環境の事を考える」というテーマでも、私の学校と他の学校では着眼点が違っておもしろかった。また、改めて自分の学校の発表を客観的に見たことで、自分たちの今後の課題や問題などが見えてきた気がした。主観的に見るのと客観的に見るのでは、抱く感想も違ってくるので、他の人に見てもらうことで、また新たな考え方に出会えると思う。なので、こういった場に参加するのは良いことだと思う。 さらに、他の人が考えたことを自分たちの考えに応用し、考えを深め、新たな方法を考えることができる。ただ環境をよくするだけではなく、環境の面から牛久市をPRすることもできるのだと知った。また参加したい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■ぼくたちの奥野小学校と他の小学校との自然や生き物などのちがいがよく分かりました。北九州市の学校の人たちの自然や生き物と牛久市の自然と生き物にはちがいがありました。 そして、それぞれの小中学校での活動がちがうんだなぁと思いました。みんなの発表を聞いて自然は大事だと思いました。これからも牛久市の自然と生き物を助けていきたいと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■私たちがあまり知らなかった牛久ならではのものがあり、とてもきちょうなけいけんだと思いました。とても役に立つ交流会だと思うのでこれからもみんなの学習向上にもつながっていくと思いました。それに、県外からの人々もきていただき牛久以外のとくしょくなどもあり、色々な日本じゅうのかんきょうもんだいがとてもわかったと思い、とても自分のためになりました。最後には、色々な歴史についても知ることができ、牛久沼の水草についてや牛久沼が変わってしまっていることなどが知れてよかったと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■すべての小中学校のアイディアがちがうから、分かりやすく説明してもらってすごいと思いました。すごく短くまとまっているのに分かりやすいしアイディアの中にわからない言葉が入っているのも、すべて説明してもらい、その中におがわうせんの絵の中にみたことのない植物や生き物がでてきて、いちばんびっくりした生き物がカワウソで、牛久にもカワウソがいたとは知りませんでした。けど牛久にいたカワウソは全めつしたことにもびっくりしました。牛久沼にあった植物がなくなったこともびっくりでした。すべて、聞いて、聞きやすくてよかったです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■私たち、小学生が、あまりよく知らないことを発表していたので分からなかったことが分かりました。それに、分かりやすく発表していて、いいと思いました。いろいろなてい案があって、おもしろい。自ぜんや田んぼなどがあれているそうです。牛久沼にジュンサイを増やし、牛久沼の水質を浄化させようなどの発表は、とても小学生でも分かりやすかったです。「生物と進める都市づくり」ということは大切だなと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■意見がまとまらなかったけどある思いでいけんがまとまってすばらしい地元や地域の人たちにお茶などをくばっていてやさしいなと思いました。 休こう田や小道をせいびしてだんだんきれいにしていっているのですごいと思いました。 牛久食フェスタが実げんできるといいなと思いました。 ごみがすててあってせっかくの自然がこわれていってしまうのですてないようにするといいと思いました。ソーラーチムニーはかいてきに勉強ができてとてもいいと思いました。 コンクリートを取って、トンボなどがきてもっと生き物がきてほしいなと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

農業法人の設立について

アサザ基金の新たなチャレンジに皆様のご支援をお願いします。

アサザ基金の取り組みは、新たな段階に入ります。これまで皆様に御支援頂きながら進めてきた20年間にわたる取り組みの経験と実績を生かして、さらに大きな社会的課題の解決に向けチャレンジします。以前から取り組んできた霞ヶ浦や北浦、牛久沼流域での水源地保全再生事業を地域の産業として位置付け、10年以内に300ヘクタール規模、10事業地域以上に拡大し、さらに農業を社会の多様な分野と結び付け、湖沼や流域全体に社会や生態系に影響を及ぼす事業(持続可能な社会のモデル)へと発展させていきます。

 

霞ヶ浦等の流域全体に広がる深刻な事態、
水源地谷津田での耕作放棄問題に本格的に取り組む必要があります。

私たちがこのような決意を持つに至った理由があります。私たちは、これまで霞ヶ浦等の水源地で耕作放棄地対策を行って来ました。しかし、今後TPPや農家の高齢化、後継者不足等の社会状況の変化によってさらに耕作放棄地が急増し、事態がより深刻化することが予測されています。

流域全体に分布する数多くの谷津田が耕作放棄地になっていくと、湖沼の水循環が大きく乱れたり、水源地に生息してきた里山の生き物達に大きな影響を及ぼすことになるからです。また、荒廃によって谷津田の水田が持っていた治水機能が失われると、下流地域での洪水が増加する恐れがあります。もちろん、美しい里山の風景も失われます。

 

里山の命の箱舟、谷津田を流域レベルで守ります。

絶滅が心配されている里山の生き物の大半は、水源地である谷津田とその周囲に生息しています。メダカやホタルなど、数多くの生き物が、水源地周辺に身を寄せ辛うじて生き延びてきました。

それらの生き物達が生息地を確保する上で、地域の農業によって維持されてきた水田や小川、ため池などの水辺環境は極めて重要なものでした。特に、水源地では農薬の影響を避けることができたため、多くの貴重な動植物が生き残ることができました。しかし、これらの水源地谷津田での耕作放棄が進むと、水辺環境の維持が困難となり、周辺の里山環境にも大きな影響を与えます。

水田や小川などの水辺は放棄されると、草で覆われやがて枯草や土砂などに埋もれていって水面が無くなっていきます。水面が無くなると、メダカやホタル、カエル、トンボなどの生き物が棲家を失い、周囲の里山全体の生態系のバランスも崩してしまい、タカやフクロウ、キツネなどの高次の捕食者の生息も困難になってしまいます。

谷津田・湖

ウナギの復活も!目指します。

また、流域に広がる谷津田は最近絶滅危惧種となったウナギの重要な生息地でもあります。霞ヶ浦流域には、ウナギの生息地になる谷津田が数多くネットワーク状に分布していたので、日本一の天然ウナギ産地であったのです。ですから、この事業は霞ヶ浦のみならず日本のウナギの未来の命運を握る取り組みでもあります。

これらの谷津田を守っていかなければ、多くの生物が絶滅に追い込まれ、湖の再生も不可能になります。流域全体の谷津田ネットワークを何としても守らなければなりません。

 

農業の大規模効率化によって切り捨てられる谷津田や里山の農業

昨今の社会情勢の変化(TPP等)により、国内農業が大きな影響を受けることは、報道等をとおしてご存知だと思います。このような状況下で国は農業生産の効率化大規模化などの方針を示し、それらへの転換や投資を促しています。しかし、このような農業政策は大型機械や農薬、遺伝子操作などへの依存を強めることになるでしょう。

国の農業政策には、さらに大きな盲点があります。大きな社会問題となっている耕作放棄地の拡大です。耕作放棄地の全国での総面積は滋賀県と同じくらいあると言われています。それらの耕作放棄地の多くは、霞ヶ浦や牛久沼の流域にネットワーク状に分布する水源地谷津田のような面積が小さく泥深く大型機械が入れない水田です。

効率化大規模化を推進する農業の大半は、土地の広い地域に限られ、霞ヶ浦など水源地谷津田の様な効率化大規模化が困難な地域は除外されてしまいます。実は、これら条件の不利な地域ほど地域の生態系や水環境を支える上で大きな役割を果たしていることが理解されず、現在の政策では全く視野に入っていません。

 

企業や地域との協働による谷津田再生事業の実績を足がかりに
点から面へ、流域展開をはかります。

これまでも、アサザ基金では霞ヶ浦の再生に向けて、流域に数多く分布する谷津田の耕作放棄拡大を防止し水源地保全や生物多様性保全を図る取り組みを、企業や地域団体、住民と共に進めてきました。これらの取り組みは、地元の酒造会社や醤油醸造会社等との協働により、新たな地域ブランドの創出という形での地域活性化としても注目されてきました。しかし、それらの取り組みはまだ霞ヶ浦や北浦、牛久沼の各流域の特定の地域(点)としてのモデル事業の域を出ていません。

先述したように、今日の農業をめぐる環境は大きく変化し、耕作条件の不利な谷津田は、急速に耕作放棄が進んでいます。農業後継者の減少もあいまって、今後はさらに多くの谷津田の荒廃が進み、霞ヶ浦や牛久沼などの再生が困難な状況に陥る恐れがあります。

そこで、このような大きな社会問題の解決するために、私達は新たな体勢で取り組む決意を固めました。これまで企業等との協働で行ってきた谷津田再生事業での実績を生かして、活動の規模を点から面へと転換し実物大の社会モデルとして霞ヶ浦等の水源地保全を実現させるための事業を立ち上げます。この事業の推進役となるのが農業生産法人です。

 

水源地谷津田の特色を生かした
付加価値の高い農業生産システムの確立を目指します。

具体的には、流域に分布する谷津田での活動範囲を拡大するために、無農薬栽培で水源地の特色を生かした付加価値の高い米を生産し販売する事業を、農業生産法人によって推進します。アサザ基金には、これまで10年以上水源地に適した酒米の栽培を無農薬無肥料で行ってきた実績があります。良質の酒米の栽培には肥料分の少ない水、つまり水源地にある谷津田が適しています。最近は、良質の酒米の供給が酒蔵での需要に追い付かず、酒米不足の状況にあることから、私達が谷津田で生産する酒米にも十分な需要が見込めます。

また、ヒシクイ保護基金から引き継ぎ、18年以上の実績を持つ日本で初めての自然保護の産直米オオヒシクイ米の経験を生かして、産直米の生産も行っていく方針です。さらに、米以外の大豆、菜種等の栽培、田んぼの貸し出し制度オーナー制度や、首都圏に位置することを生かした里山でのエコツーリズムやグリーンツーリズム、バイオマスエネルギー、地産地消、エコカフェ、教育、福祉、地域づくり、アートなどの様々な取り組みへと展開していきたいと考えています。

 

生き物たちと相談しながら、生き物たちに評価してもらう農業を実現する。

今回農業生産法人として取り組む社会的意義は、水源地や生物多様性の保全を付加価値として持つ農産物の本格的な生産を行い社会に広く流通させることで、これらの価値を農業や社会全体に広く浸透させことにあります。霞ヶ浦など里山の生態系や生物多様性、景観等を維持すべき重要な価値として、社会全体で共有するシステムを実現させようというものです。これによって、トキやコウノトリ、オオヒシクイ、ウナギなどの生物が霞ヶ浦等の広大な流域全体に生息できる社会が実現されます。アサザ基金は、これまでもトキの舞う霞ヶ浦を目標に様々な取り組みを行ってきましたが、その実現に向け、さらに大きな次の一歩を踏み出します。

 

農業を社会の様々な活動と結び付けて、新たな価値を創造する場に。

私達は、アサザプロジェクトの20年間で培ってきた多様な分野とのネットワークを生かして、地域の農業を社会の多様な活動や分野と結び付け、その潜在的可能性を浮上させ、新たな価値を創造する場に変えていきたいと考えています。当面は、下記のような分野や人々と協働して取り組んでいく方針です。

・一次産業、農業、林業、内水面漁業、畜産業

・地場産業、酒、みそ、醤油など醸造業、煎餅や佃煮など加工業、魚粉・堆肥などの肥料製造業、BDF製造

・発電などのエネルギー産業

・企業、CSRとの連携、ビジネスモデルや技術開発

・観光、エコツーリズム、グリーンツーリズム、外国人向け日本文化体験

・スーパーなどの流通業、食品加工・販売、レストランなどのサービス業

・地方公共団体、小・中学校、福祉施設、研究機関

・グリーンコンシューマーとしての市民、企業

・NPO-全体最適推進のための企画立案・ネットワーク作り・調整機能を発揮する。

 

チャレンジし続けること、それがアサザ基金の社会的使命です。

農業生産法人による取り組みは、農産物をめぐる競争の中に飛び込むことでもあり、大きなリスクを伴うことも事実です。しかし、地域限定の理想郷(点)を所々作っていっても社会を本当に変えることは出来ません。アサザ基金は、これまで湖や里山から社会を変えるという理念の下、自然と共存する持続可能な社会の実現を目指して活動してきました。

この目標を実現するために、新たなチャレンジをしなければならない段階に入りました。私達は社会を変えるために、本格的な農業と同じ土俵に立ち、新たな価値を持って真っ向勝負を挑みたいと思います。

誰もが見離した条件の不利な農地を中心に、付加価値の高い農産物を生産し、水源地や生物多様性といった価値を共有する人々の輪を社会に大きく広げていく、誰もが出来ないと諦めていたことを、創造的な取り組みによって実現させる、イノベーションによって!

創造的な取り組みによってチャレンジし続けることがアサザ基金の社会的使命です。私たちは、これからも新しい現実を生産し続けていきます。私たちの新たなチャレンジへ皆様の応援をよろしくお願いします。

農業生産法人(株式会社)の設立についての質問や参加協力等は、アサザ基金の事務局へお気軽にお問い合わせください。

認定NPO法人アサザ基金 スタッフ一同

循環図文字大

6/28(日)水辺の公園でボランティア募集

潮来市のトンボ公園でボランティアを募集します。今回は主に池の草取り作業を行います。
公園にある池や水路には湖からコイやフナ、ボラなどの多くの魚が上がってきます。また、他にもたくさんの生きものが暮らしています。昨年はタガメも見つかりました。

当日は、潮来市のあやめ祭り最終日にもなります。

http://www.city.itako.lg.jp/index.php?code=1325

興味のある方はぜひご参加ください!
「トンボ公園」は様々な人の協働によってつくられた生きものいっぱいのビオトープ公園です。http://www.asaza.jp/activity/jaranbo/

開催概要
主催:認定NPO法人アサザ基金、じゃらんぼプロジェクト協働開催
日時:2015年6月28日(日) 9:00~12:00
場所:潮来市トンボ公園

持ち物:帽子、タオル、汚れても良い服装、着替え

 

お申し込み先

認定NPO法人アサザ基金

asaza@jcom.home.ne.jp

029-871-7166

洗足学園中学校 2年生の声

2015年2月24日、洗足学園中学校の2年生(250名)を対象とした講演を行いました。
生徒の皆さんから寄せられた感想をご紹介します。

IMG_6209

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は「殻を溶かして新しい自分になる」という言葉が一番心に響きました。
良き出会いの連鎖によって、世界が変わるのは大変なことかもしれないけれど、一人一人が変えていったら、大きな力になると思うので、まずは自分から実せんしたいと思いました。
これも今まで実現しなかったことなので、ファンタジーを持って頑張りたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
講義を聞いて、今までとは違う物の見方ができるようになりました。問いに答えるのではなく、応えるというのは自分にとって新鮮な考え方でした。今回の飯島さんの話はどれも自分にとっては新しい考え方でした。
普段、ファンタジーなんて考えないので、これからは、少し考えてみたいと思いました。
霞ヶ浦が、人々の力によって再生されていくのは本当にすごいと思いました。最初は参加する人数が少なかったのにどんどん増えていくのはやりがいがありそうだなと思いました。また、小学生達が積極的に環境問題に取り組んでいて、いろいろ実現していたのですごいと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今の自分は部活や勉強でいっぱいいっぱいで学校という社会にとじこもっていると思った。外の世界にはもっと面白いことがあると思うので、もっと多くのことに挑戦したいと思う。
具体的に何をしたいかはまだ分からないけれど、とりあえず何でも積極的にやろうと思った。「自分になる。」という言葉が一番印象的だった。今は何でも「面倒だ」とか「自分には関係ない」という気持ちばかりが勝って、何もできなかったが、「ファンタジー」をもって一つ一つの行動をしていこうと思った。自分が当たり前だと思うことを疑って、もっと多くの見方を見つけ新しい世界を切り開こうと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の講演では、心に響く言葉が多くありました。その中でも、「世界や社会を変えるには、自分が変わるのが一番」というのは、本当にその通りだな、と思いました。そして、「~である」のではなく、「~になる」と考えるのは、自分自身にもとてもよいと思います。“今、自分にできることは何か”と言われると、“勉強を一生懸命すること”というのが一番にでてきます。初めの方に話されていたように、私たちと同じ年まで生きられず亡くなっていく子どもたちがいるのに対し、私たちはずいぶん満足なくらしが送れています。今私たちは当たり前のように自分の将来を考えていますがこれは貴重なことなんだと思い直しました。だから、夢をもつことができる私たちはそのことに感謝して、努力し、絶対に夢をかなえたいと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私が今回の授業の講演をきいて、印象に残っていることは、世界の争いなどを無くすためには、悪い連鎖をなくすような、いい連鎖をつくるということが大切ということです。いい連鎖をつくるためには、新しい自分になることが大切ということも学べました。また、様々な環境保全の取り組みを小中学生が行っていることも学べてよかったです。また、一度環境破壊をすると、たくさん生き物が絶滅したり、未来の人々が困るので、環境破壊はだめだと思いました。環境にとりくむと、様々ないい連鎖があると、わかりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は今まで子供などは町を変えたりする力はなくて、政治家が町を運営していくと思っていました。しかし、先生の話を聞いて、子供こそが、町を変えていくことができるんだと思いました。心からやりたいと思えば、皆がどんどん協力して湖や町を良くしていくことができると知り、とても心動かされました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
講演を聞く前は、プロジェクトの内容のお話のみだと思っていましたが、何かを始めるために必要な「自分を持ち、なりたいものを目指すこと」が大切であるという人間の生き方や思想に関わるお話が主で、驚くと同時に感動しました。「~しなくてはいけない」ではなく「~したい」という気持ちで物事に参加することの重要さを知り、これからは学校の課題のためだけでなく自発的に環境に関するボランティアに参加してみようと思いました。講演全体を通して、飯島さんの熱心なボランティア(プロジェクト)に対する思いが伝わってきて、いい勉強になりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今まで、いくつかの講演を聞いているけど、自分を変える方法を教えてくれた講演は初めてだった。また、ただ方法を述べるだけではなく、実際の経験をもとに話して下さったので、説得力があり、とてもわかりやすかった。子供と大人が協働するという発想もはじめて聞いた。大人はこうだ、子供はこうだ、ではなく、一緒に世界を変えることは素晴らしいと思った。
自分を少しずつ変えていき、社会に貢献していきたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は今、目の前にあることに集中するのに精一杯で、視野が狭かったと思いました。飯島さんの講演を聞いて、自分のことだけではなく、もっと他のことにも目を向けてみようと思いました。私が講演を聞いて一番印象に残った言葉が「私は〇〇である、と生きると、私は〇〇に成る、と生きる人がいる」で、その言葉を聞いた時私はとても驚きました。今まで私は前者の人間でした。でも、これからは後者になりたいと思いました。自分のやりたいこと、したいことをたくさんしたいと思いました。私はまだ、ただの中学生なので、大きなことはできませんが、ずっとしたいと思っていたボランティア、特に環境についてのボランティアに取り組みたいと思います。講演を聞いてたくさんのことを考え、感じることができました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この講演は、今までのものとはちがって、環境のことだけに限らず、いろいろなことを教えてもらえて、聞いてよかったと思えました。
たぶん、飯島さん自身がファンタジーのある人だから、話に引き込まれるんだと思います。
いろんなボランティアが紹介されていたけれど、小学生たちが、湖に素足で入ってアサザを植えている写真を見てびっくりしたし、私もボランティアをやらなきゃなと思いました。
また、いろんなことを同い年の人たちが企画しているのを見て、楽しそうだな、いいな、と思いました。
自分とは縁遠いことだと思っていたけれど、身近に感じられたのでよかったです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今まで私は「問い」は外部から与えられ、決まった「答え」を書くのが「問い」の全てだと思っていました。しかし視点を変え、「自分を変える」ことで多くの不可能を可能にすることができるのではないかと思いました。
実際に「アサザプロジェクト」によって、実現されている社会からは不可能と思われていた霞ヶ浦の復活やその他の事業など、「自分を変える」ことで多くのことを実現できると知りました。また多くの言葉も見方を変えることで、別の本質の意味があると知りました。
「ありがとう」などで「良いつながり」をつくりその連鎖を広げて良い未来をつくれると分かりました。今私に必要なのは、「自分を変える」ことや「良いつながり」を広げ、連鎖させることだと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は飯島さんの講演で、“良き出会いの連鎖”で“世界を変える”ことができるという言葉が一番心に残りました。今、私には特に夢はないので、いつも学び、新しい自分を発見することで良いつながりをつくって広げていけば、世界を変えることができると知って、自分の未来が少し開けたなと思いました。アサザプロジェクトのような素晴らしい、素敵なことをできるようにするために、今日講演で学んだことを大切に毎日をすごしていきたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は、世界の状況について、環境問題についてはもともと少し知識があり、変えていかなくてはいけないなと実感はしていたものの、具体的に状況をどう変えていけばいいかなど良くわからなかった。
しかし、今回の公演で、世界、社会を変えることは自分を変えることであり、自分が何かになろうとすることが大切であるとわかった。
また、その「何か」について自分で考えることによって、本当の自分、新しい自分を発見でき、そのことで良い出会いが生まれるとわかった。私達と同じくらいの年の子供たちが「つながり」について考え、せんべいを作ったり街作りをしていることに感心した。私も「ありがとう」をつなげていかなければいけないと思った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何事も、変えられないのではなく、変えようとしていないだけだという事を強く思った。ただ批判したり、意見を言うのは簡単だけど、それをいざ実行しようという人はどれくらいいるだろうか?さらに、自分がやりたいからといっても、どうやって人をせっとくするのか、どうやったらたくさんの人に“やってみたい”と思わせるのか、人を引き込むには少しの遊び心が必要だと分かった。小学生や中学生でもアクションをおこせば変えられるものがあると思うとワクワクする。
すてきな物語を作れる人になりたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんでも良いので現状に対して何かを変える必要があるのではないかと考えてみる。考えたときに変える必要があるとした場合、まず初めに自分が変わらなければならない。変わることができない、と思ってしまったら変わることなどできないので、〇〇になろう、と思うようにするということにはとても共感できたのでそうしようと思う。自分で自分の可能性を潰してはならないと実感した。
今言ったことを実現するために私はまず周りを範囲を広くして見るようにしなければならないと思った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
世界や社会を変える一番の方法は「自分が変わる!」ことだと講演の最初の方で言っていたことがとても印象的でした。「本当の自分」に出会ったり、出会いの連鎖を作り、広げて良いものにしたいと思いました。「ファンタジー」の持てる人になりたいなーとも思いました。
アサザプロジェクトに小学生がたくさん関わっていると知ったときはとても驚きました。小学生たちが提案したことが実際に議会で話しあわれて、条例という形として残ったと聞いたことが一番の驚きでした。私はいろいろなことをこれからの人生で経験していく中で、自分が「これだ!」と思ったものを見つけてられるようになりたいです。その中でファンタジーがもてればいいなぁーと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
毎日(この瞬間も)たくさんの子どもたちが亡くなっている。そして、その子どもたちは本当に救えなかった命というわけではない。このような「平和」や「環境」といった困難な問題を解決するには、自分がまず変わる(何かになろうとする)ことが必要だと飯島先生に教わった。
日々明確な目標をもって生きることには大きな意味があって、一人一人がそう生きることによって世界や社会を変えることができる。何となくわかってはいたが今日改めてその事実を把握することができた。この世の中には、社会に出るうえで答えのない問いがたくさんあふれている。自分の感性のままに本当に自分に出会い、自分の中から聞こえてくる答えのない問いと向きあうこと、それこそが自分を変えていく近道だ。私はこれまで、自分を変えたいと思ってもやり方がわからず、中々一歩踏み出せずにいた。でも“答えのない問い”と向き合っていく中で本当の自分を見つけ、自分の出せる限界まで何かに挑戦していこうと思えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
飯島さんは、環境問題の改善を、自分を変えることで解決されていたので、自分が変わると世界の見方や社会が変わることを実感しました。
私は今まで、与えられた問いに事務的に答えることしかしておらず、自分を変えようと思ったり、自ら進んで働いたり、良い仕事をしようとは思いませんでした。
けれど、今回の飯島さんの講演をきいて、まずは身近な環境問題に目を向けることから、自分を変えてゆきたいと思いました。今後の総合学習などでアサザプロジェクトをやってみたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は、今まで何か変えなければいけないと思うところを見つけても、あまり自分から行動せず、誰かが行動してくれるだろうと思ってその誰かが行動してくれるのをただ待っているだけということが多かったと改めて思いました。そうではなく、何事もまず自分が変わらなければ何も変わらないと思いました。結果として、変えたかったことが思っていたように変えられなかったとしても、変えようと思って自分から動き出せる、つまり、自分が変われることが大切なのではないかと感じた。今までのように誰かの行動を待つのではなくて、これからは自分から行動していきたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今現在の世界の状況を知り、自分は関係ないと思うことをしないように心がけ、環境を守ることに貢献していきたいと思いました。飯島さんの言葉通り、世界を変えるために必要な「まず自分が変わる」ということを実現できるように、身近なことから貢献したいと思います。中学生になって二年が経ち、世界に目を向けることが多くなった今、自分に何ができるのかを考え、もっと視野を広げて社会に貢献していきたいです。また、「良き出会いの連鎖」という言葉に感動しました。たくさんの人たちと出会い、つながりを大切にしていくことで、世界を変えられるので、色々な人たちとの出会いを大事にしたいです。今回の飯島さんの講演をきいて、自分の環境や社会に対する考え方が変わりました。中学生でもできることがあると思うので、様々なつながりを通して学び、自分なりに考え、貢献していきたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
飯島さんの講演を聴いて、多くのことを学びました。
飯島さんは、今の世界・社会を変える一番の方法は、まず自分が変わることだとおっしゃっていました。自分が変わることは、何かになろうとすること、自分の殻を出て、新しい自分になること。
自分の殻を出るには、学び、知識を身につけることが必要です。なので、私はたくさん学び、知らないことをたくさん知りたいです。世界では、毎日たくさんの人や動物の命が失われていますが、今の私の環境では実感することは難しいです。だから、少しでも多くのことを学んで、社会の役に立つ人になりたいです。
今回の講演をしていただけたことは、私にとってとても良い経験になりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は今まで自分がどうこの社会に貢献するかなんて考えたことがなかった。今回の話を聞いて、自分にも何かできるのではないかと考えた。私は大きくなったら国のためになる仕事がしたい。そのためには、今たくさん勉強して、かしこくなる必要がある。よって、私は今の生活を一生懸命生きることが今私にできることだと思う。また、そのグループに参加した子供たちの行動力は尊敬すべきものだと思った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まず、飯島さんが私達くらいの歳の時から(当時の背景もあると思うが)世界や自分のことを考えていることに衝撃を受けた。今、戦争で亡くなる人や飢餓で亡くなる人がいるということは私たちが大人になる時に(までに)変えなければいけない事実だと思う。
飯島さんが繰り返しおっしゃってた「自分が変わること」は確かに世界を変える第一歩だと思うし、その問いに私自身が「応える」必要がある。だから自分の殻を溶かして新しい自分になり、その自分で良いつながりをつくって広げていける人になりたい。又、自分の世界も広げていきたい。飯島さんがおっしゃる通り、そんな人間に心からなりたいと思うしなる必要があるのだと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は夢というものを特にもっていませんが、「私は〇〇である、ではなく〇〇になる」という部分を聞いて、夢がないという状況に甘んじずに、夢をみつけようとすることが大切なんだな、と気づきました。
現在の日本は飯島さんの中学生の頃に比べたら経済的には豊かになったかもしれませんが、地球規模で考えてみると変わらないどころか、むしろ悪化しているような気がします。しかし、どうすれば平和で緑の地球に戻るのか、今日の講演で理解できたと思います。私も協力がしたいので、小さなことではありますが、まずは「ありがとう」の輪を広げていきたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この講演を聞き、想像もしていなかったことが多く、驚きました。小学生がこんなにもたくさんの活動をしていると知り、私も小学生に負けていられない、と思いました。子どもだけでとはいっても、やはり大人やお年寄りにも話を聞くことでたくさんのアイディアを考えていけることもすごいと思いました。
また、このプロジェクトだけにかかわらず、生きていく上でもたくさんのメリットがあるのだと気づきました。自分のあり方を考え、自分はこうなる!という意志をもって生きていきたいと思いました。私は勉強を「やらなきゃ」と考えてしまうけれど、「やりたい!」と考えるようにしていきたいです。私たちにもできるプロジェクトを考え、学校全体で行動していきたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お話を聴いて、私は祖父母の前の家を思い出しました。そこはマンションでしたが、森が近くにあったので、小さい頃は多くの自然に触れることができました。虫は嫌いでしたが沢でカニをとったり、トンボを捕まえたりしました。でも、今いる東京では、家の近くに自然がほとんどないので、虫嫌いがもっと増してしまいました、私は、家の近くの緑を増やしたいなと思いました。大人だけでなう、子供たちなど、地域のみんなで一つの大きな自然のプロジェクトができたらいいなと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は生き物が大好きです。しかし、今日の講演を聴き、朱鷺はどこにでもいるような鳥だったと知りました。私は、昔からあまり多くいない鳥だと思っていたので、とても驚きました。また、次は私の身近にいあるスズメやトンボなどが絶滅してしまうのでは、と心配になりました。私は、人間の身勝手な行動で生き物を絶滅させてしまうのは、本当に嫌なので、飯島さんのように、ファンタジーを持ち、自分の足元から宝物を見つけ出し、たくさんの生き物を助けられるような人になりたいです。私は今、まだ節電、節水など、あまりたくさん環境に貢献することはできませんが、明日にはもう一つ明後日にはもう一つ、というように、毎日一つでも多くのことをできるようになりたいです。また、アサザプロジェクトにも参加してみたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は最初、ファンタジーと聞いて、どんなことかわかりませんでした。この講演を聞いて自分で何か楽しいこと、わくわくすることを見つけて自分自身が変わっていけたらいいと思いました。私は人の笑顔が好きなので「働く」「良い仕事」をしていって他の人の笑顔をもっと見たいと思いました。また、答えの用意されていない問いに応えられるようにしたいと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
江戸時代に朱鷺が日本中にいたということを聞いて人間は恐ろしい生き物だと改めて思いました。私たち人間は地球に様々な問題を残してきました。しっかり責任を持って地球の問題を一つ一つ解決するべきだと思います。
もちろん、今の人々もその問題を解決しようとはしていますが、その解決方法はその場しのぎのもので飯島さんがおっしゃったように悪い連鎖であることにかわりないと思います。その代表的な例が戦争です。戦争で勝った国は負けた国を支配することができます。ですが、しばらくすると負けた国が勝った国に反発し始めます。結局は一時的に問題をおさえることしかできないのです。
私は今日の講演を聞いてまずは一人一人の心が変わらなければいけないと思いました。何かを「やらなくちゃいけない」ではなく「心からやりたい!」と思い物事を解決し、世界を良い連鎖で包めればと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今まで私は、自分に出来る事はたいして無いと思っていました。しかし、私はやろうとしていなかったことに気づきました。やろうと思えば、私に出来ることは考えてみればたくさんあったのです。
また、世界でたくさんの子供達がなくなっていることや、絶滅が心配される動物が多くいることは知っていましたが、改めて知ってみれば、大変なことなのだと感じました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分は、ニュースや新聞である種の動物が絶滅したり、どこかの国で戦争が起こっていても、(なぜ人は動物を殺すんだろう?戦争をするんだろう?)と思うも、実際に具体的に行動したわけでもないし、誰かに協力を呼び掛けたこともないです。きっと、国々のトップや偉い人が解決してくれる、と心の底から思っていました。でも、それではいけないという、当たり前のことに気付きました。何故動物が死んでゆくのを私は止めようとしなかったのか?何故テレビの向こうで私と同じ、同じ年の人が悲しそうに嘆いているのを普通に見ていられるのか?私だけでは、どうすることもできないです。しかし、誰かが起こした行動に参加したりすることはできます。もちろん、いきなりなんて絶対に無理です。だから私は小さなことから、どんな小さなことでも、行動を起こせる人になりたいです。アサザプロジェクトも、それに参加した多くの子どもや大人たちが、すごいな、と思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回の講演を通して、私はたくさんのことを知り、学びました。まず、世界の問題の話を聞いたときはしょうげきを受けました。朱鷺が昔はどこにでもいる鳥だったこと、それが今絶滅寸前なのは人間のせいだということ。「人間が自分に害のないものを追いつめている」という現実は、とても残念に思いました。また、世界ではたくさんの子どもたちが戦争のせいで亡くなっていることを改めて知り、戦争が全く無い世界はできないのか、と思いました。
私の一番心に残った言葉は、「自分の殻を溶かして新しい自分になる」という言葉です。私は、私生活で失敗しないか怖くて新しいことに挑戦しないことがあります。なので、「失敗=怖い」という認識、私の「殻」を溶かして、人生をこうかいしない様に」この言葉を忘れず、色々なことに挑戦しようと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は今まで「〇〇に成る」という考えを持っていなかったので、これからは常にそう考えることのできる人間になりたいと思いました。また、普段私は「答える」という作業ばかりやってきていたので「応える」こともできるようになりたいです。そして、自分に何ができるかを考え、それを実行して良き出会いの連鎖、ありがとうのつながりに私も貢献したいと思いました。これからはファンタジーを感じられるようにしたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「自分を深く掘れ」と言われてみると自分が本当に何をしたいのかわからないということがわかった。そのような私に対して飯島さんは中学生のころから自然環境に興味を持ち、大人になってから人々の協力を得てプロジェクトを立ち上げていてすごいと思った。汚くなってしまった地域をよみがえらせようと考えるだけでなく行動におこしてみることで予想外の成功をおさめられていることに感心した。飯島さんが重要だと主張していた「ファンタジー」は私にはあまりないので「やりたい」と思えるものに熱中できたら良いな、と思った。いっぱいある「やらなきゃいけない」を多くの「やりたい」に変えて自分が本当にやりたいことを見つけたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
環境を良くすることに役立つ方法は自分が知っている以上にいっぱいあってとても驚きました。でも、それ以前の前提として、何かを変えるためにはまず、自分を変える。要は常に何かに成ろうとする、これを実行する必要があるというのは、とても納得できて、ぜひチャレンジしてみたいと思います。また、この社会や環境の現状を写真を用いて説明してもらえてとてもわかりやすかったです。「それぞれに新しい価値を見出す」これは、私の小学校の頃からの目標だったので、今回でも出てきたようにやり続けていこうかなと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
世界や社会を変えることは、大きく考えるものではなく「自分がかわること」だという考えは新鮮で心に残りました。自分の殻を溶かし、新しい何かになることは簡単ではないと思いますが、新たな自分を探して行くために常に学ぶ姿勢を忘れずに何事にも取り組んでいきたいと思います。
自分の家の近くにも川が流れていて、今はとても汚く、地元の小学生が代々ゴミ拾いや水質調査などを行ってきました。私もその事業はやってきましたが、いつも面倒くさいという印象が強く、何の役に立つのかすら知りませんでした。でも、色々なことがつながってもっと大きな社会を動かす例を見て、もっとまじめにやればよかったと反省しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
世界には、野生動物絶滅、戦争、飢餓、自然破壊などさまざまな問題があることを改めて知らしめられました。そのために自分が変わるべきだということはわかっていても難しいですが、答えが用意されていなくても応えるようにすればいいのだと思いました。「自分の殻を溶かして、新しい自分になる!」という言葉がとても印象的でした。たとえこんなに世界は大きいと思っていても自分が良き出会いの連鎖を広げていけば、つながりに支えられて生きていくことができると感じました。アサザプロジェクトのように、自分のあり方を変えて、新しい世界が見えるようになりたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
特に印象に残ったことは、昔の面影が何も残っていない霞ヶ浦の沿岸を小学生と歩いて調べ、アサザを見つけ、プロジェクトを開始したということです。小学生や中学生が積極的に行動し、大人でもやり遂げることが難しいようなことをしたということを聞いて、自分でも何か協力できることがあるのだなと思いました。議会や市長の方にも小学生が提案したことが通り、荒地を田んぼにしてしまったり、何万人もの人が参加しているという実状を知って、自分も協力して、夢を叶える力になりたいと思いました。今、正直自分の人生に「ファンタジー」を感じることができていないので、「やらなくちゃいけない」こともやりつつ、「心からやりたい」ことに変えて、人生を輝かせていきたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今、自分は食べ物に困ることもなく、戦争に巻き込まれることもなく当たり前のように幸せに暮らしている。だが、世界に目を向けると飢餓が原因で亡くなる人がいたり、人に限らず沢山の動物が絶滅の危機にさらされていたりと自分の知らないところで問題が山のようにあることを知った。
世界を変えるためには自分が変わることが大切で自分が変わるというのは自分が何かになるということ。良き出会いの連鎖を生み出して広げていく、ありがとうでつながる社会を作っていけば世界が変わり、良い方向になるという人として何か大切な事を学んだ気がする。飯島さんは霞ヶ浦の問題をファンタジー化して取り組み、子供から大人まで協力して解決していこうとしているのは、私には到底やろうと思っても出来ないことなにで凄いなと思った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この講演で自分と同じ中学生が行ったある2つの話をききとてもおろどきました。一つ目は、中学生だけで、地元の困っていることを解決するおせんべいを作ったことです。価格設定も中学生だけで行ったそうです。二つ目は、ある中学1年生の子が田んぼで作物をつくる活動をみんなで協力すべきだと考え、ほかの学校の子どもなども参加し、子供に刺激された大人もたくさん参加したそうです。私は、今まで、そういった活動をしてことがないので、同じ中学生として見習いたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の飯島さんの講演では、「世界や社会を変える一番の方法は、「自分を変えること」とおっしゃっていました。そして、自分を変えることは問いとむきあうことや、感じたことを深くほりさげる、本当の自分に出会うことで、変わるともおっしゃっていました。私は今の自分は勉強もまじめにとりくんでいないし、部活もそこそこ、みたいな感じなので、飯島さんのように自分の殻を溶かして新しい自分になりたいと思いました。また、小学生が環境への取り組みをしていて、すごいと感じました。私の通っていた小学校の近くには多摩川があるのですが、全く環境の取り組みをせず「タマゾン」と呼ばれていることを知ったので、近所の友達と小学校の子たちと同じように提案をし、変えていけるように頑張っていきたいと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先生が今の私と同じ年からすでに環境問題に興味があったと知りました。私も模擬国連などで環境について学びましたが、そこから、自分が変わらなければ、とは思わず、実際に学んだことをいかして行動できていません。先生が中学生だった頃から、このままではいけない、と感じていた事を聞き、感動しました。1年間に4万種の動物が絶滅している今、私も先生や、先生に協力して取り組んでいる方々のように、その問題について考えるだけでなく、自分が変わらないといけないのだな、と感じました。また、周りの人々とのコミュニケーションが大事だということを改めて知ることができました。そのネットワークによって、どこから始めればいいのか分からないような問題も協力して取り組むことができることを知れてよかったです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日、飯島さんの講演を聞いて、とても影響されました。確かに、私はとても恵まれているなと改めて感じました。自分の立場をまだちゃんと理解できていないなと思いました。今の自分に満足していて、前に進めていないのだと感じました。自分が今出来ることを見つけていこうと思いました。また、私たちと同じ年頃の子どもがたくさんの社会活動に参加していることに感心しました。私もやってみたいなと思いました。これから、機会があればこういう活動をしてみようと思います。今回の講演を聞いて、これからの私や自分の出来ることについて考えさせられました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
世界や社会を変えるためにはまず自分が変わることが必要だと聞いて、とても納得できました。自分が変わること=自分が何かになろうとすることは、社会につながりをつくっていくということ。一人一人の力は小さいかもしれませんが、より多くの人が意識をもつことで、結果的に世界を変えることになるのだと思えました。
人々をやる気にさせる、「~しなくてはいけない」を「~したい」に変えるマネジメントにはファンタジーが必要だと知って、私たちの日常でもマネジメント力があるといいとわかった。様々な行事で皆のやる気が必要なときがあるので、こんなときにマネジメント力があるといいと思った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先生のお話をきくまで、てっきりすべて自然についてのお話をなさるのだと思っていたけれど、聞いたら、生きる上で大切なことを学びました。特に心に残ったのは、“質問に応える”の話です。学校での勉強では答えのある質問しか解かないけど、たしかに生活している中でのトラブルや悩みは答えのないものばっかりだと思いました。
もう一つ心に残ったのは先生のおっしゃった“良き出会いの連鎖”です。以前、母が人生は人との出会いが大切といっていたのを思い出しました。まだまだ若いので(?)これから出会いを大切にしたいと思いました。感謝の心を忘れずにありがとうの連鎖を作っていきたいです。
また、先生の作られた霞ヶ浦のプロジェクトは自然の少ない東京ではあんまりできないけど素晴らしいと思いました。たくさんの人々が一つの大きな目標に向かって違うことをやり合ってつながっている所に自然の力を感じました。
地域の力で福祉なども協力しあって積極的に自ら力を合わせる機会をつくる先生は本当に素晴らしいと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私が飯島さんの講演で一番印象に残ったのは「自分が変わる→自分が何かになろうとする」ということです。私は今まで「現状維持」が一番良いと思っていましたが、自分が変わらないと新しい自分にも出会えず良いつながりも持てないことが今回の講演を聞いてわかりました。まだ将来の夢などの遠い未来に自分がなりたいものは決められませんが、目標という形で少しずつ近い未来のことから自分のなりたいものを決めていきたいと思います。そして、いつも学び新しい自分を発見できる大人になり、良いつながりをつくり広げていけたらいいなと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は今回この講演を聴くと知ったときにこのアサザプロジェクトのパンフレットに書かれているキャッチフレーズ「湖と森と人を結ぶ霞ヶ浦再生事業」という言葉をみて、現在の環境がいかに深刻な状態かの話だと思っていました。しかし実際にお話を聴いてみると環境に貢献するために私達がどのような志を持てばよいかを前半は中心にお話してくださったのでとても驚きました。よく聞くような意見だけでなく、ファンタジーなどのめずらしい意見もありました。私の中で、新たな考え方、価値観が増えた気がしています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今まで、授業やニュースなどで取り上げられていた問題は正直、ぴんときていませんでした。「温暖化が進んでいる」と言われても、二酸化炭素は目に見えないし、「飢餓に苦しんでいる人が世界中にいる」と言われても、日本に生まれた私には考えられません。だから、これらの問題は解決できないだろうと思っていました。でも、飯島さんの講演を聞いて、これまで通りの自分ではなく新しい自分になることで、少しだけれど、世界に貢献することができるということが分かりました。だから、今までのように物事をなんとなくこなすのではなく、すべての事に全力で取り組むようにしたいと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は今まで通りの自分では世界を変えられないのだと気付かされました。世界中の一人一人が変わらなければ、一人の人が変わったって世界を動かせないんだと思い知らされました。そこで良き出会いの連鎖を生み出して広げてゆく事が大切だと思います。そして自分の殻を破って新しい自分になって新しい見方で見るようになれば、今まであまり仲良くなかった人とも良き良き友に変わり、世界が徐々に広がってゆくと私は思いました。もっと世界(視野)を広げてゆくため、自分の知らないことを知っていきたいです。自分がふと疑問に思ったことを大切にしてその疑問に応えれるようにしたいです。そして、この自分の疑問を他の人と共有して、話し合いたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アサザプロジェクトに参加した中学校の生徒たちはすごいなと思った。最初のイントロで世界の現状を知った時はおどろいた。私のまわりにはないことばかりだったからだ。そして社会と世界を変えるには自分がかわることが大切だということを知った。また、自分がなにかになろうとすること。これまで自分の中でずっと思っていたことをすてて、新しい自分になりたい。孔子がいった「友あり、遠方より来る、また楽しからず也」という言葉を信じて、良いつながりをつくりだして広げる人になっていきたい。
私にできること
それは自分の考え方をかえて、世界を新しくみること。それで人間のFantasy化をして、良い出会いをたくさんつくりたい。そして、~である、~だ、という人ばかりではなく、~になる、~になりたいと言い夢をもちつづけていきたい。いろんな人に「ありがとう」といわれる人になる、それが私の夢だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は、まず自分を変えなければいけないと感じました。もっとたくさんボランティアして、将来の夢を頑張って叶えようと思いました。一人の人間として、ちゃんと役に立ちたいと感じました。
また、「アサザプロジェクト」に協力してみたいと思いました。大変だとききましたが、生き物が暮らせるように、アサザが絶滅しないように、為になってボランティアできたら素晴らしいと思いました。それに、小さな子供達が参加しているのを見て、やらなくてはいけないと感じたからです。自然の再生に協力している子供達を見て、「偉いな」と思いました。社会に貢献できるような大人になりたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の講演を聞いて、やっぱり聞いたり勉強するだけではわからないことがあると私は思いました。序盤で飯島さんは「自分が中学生の時、同じ世代で水俣病の人がいた」と言っていました。そこから私は、やっぱり身近にそういったことが起きない限り、戦争や環境汚染は他人事に思えてしまうのだなと思いました。私は人間ですが、真の意味で人間になりたいと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は今回の飯島さんの講演を聞いて、子供達の行動力におどろきました。牛久市のプロジェクトも最初は小中学生から広まっていったと聞いたときには、はたして今の自分、もしくは小学生の頃の自分にそのような力はあるだろうかと思ってしまいました。
子供には大人の硬い頭を柔らかくする力があるのではないかと私は思います。私もまだその子供の一員なので、柔軟な考え方でまずは自分の家の周りの環境だけでも良くしていけたら良いなと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
霞ヶ浦の荒れてしまった自然を元に戻すためにお年寄りの話を聞いたり、250㎞を4周歩いてみたり、普通では考えられないことをやって、今のキレイな湖が生まれたんだなととても感心しました。さらに、その活動の中心となって積極的に行っていたのが子どもたちだと聞いて、ビックリしました。今回、お話をいただいた飯島さんは、常識として考えられていることを違う目線で見つめてみたり、子どもと大人のそれぞれの特性を生かしてみたりなど、自分ならではの考えを持っていて、素晴らしいなと思いました。このように、環境問題について深く考えてみることも大事だなと思いました。また、その時は子どもだから、とあきらめるのは良くないと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何か大きなことを達成するのにおいて大事なことは人を動かすことよりもまず自分が変わることが大切と知りました。
そろそろ中三で、私には成しとげたい大きなことがあります。なので私も自分のからを溶かそうと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回の講演では、これからこの世界で生きていくためには?や、自分を変えるにはどうすれば良いか、そしてアサザプロジェクトについてなどとても幅広いお話を聴きました。中でも心に残ったお話は、牛久の小学生の活動についてのお話です。小学四年生の子供たちが自分たちの地域をよくしていこうと頑張っていました。市長さんにプレゼンをして許可をもらい、自分たちの力で周りの土地の再生をしていました。問題が起こったときには大人たちの力も借り、解決していました。こういった互いの良さを引き出し合うことが社会のあるべき姿ではないかと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まず、今私たちが住んでいる世界には飢餓・紛争・公害などの色々な問題が存在しているということを改めて感じさせられた。そして、このように深刻な問題を抱えた世界を変えるためには、まず自分が変わること、つまり自分が何かになろうとすることが大切であるということを教えていただいた。「自分が何かになろうとすること」に答えは用意されていないので、自分自身で考えていかなければならないのだと思った。私は、将来何の職業に就きどんな生活を送っていきたいのか、未だ明確に決められていないので、これから真剣に考えていき、「私は〇〇です」ではなく「私は〇〇に成ります」と言えるような人になれるようにしたい。そうして答えのない問いに向き合い「応えて」いくことで、「ありがとうでつながる世界」が広がり「良き出会いの連鎖」が起こり、平和が実現していくのだと思った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
飯島先生が子供の感性をとても大切にしている様子が伝わってきました。小学生も提案だけでなく実行に移し成功していて衝撃を受けました。自然を守るための対策は全て大人が行っていると思っていたのでこの講演では私の中の「常識」がくつがえされました。去年の七月にボランティアをした時に、東日本大震災の被災地でボランティアをしている方と直接お話が出来、得られたものが多くありました。このようなことを活かして自分のこれからの生き方を「ファンタジー」を持って考えたいと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日、飯島さんの話を聞いて初めて「戦争で亡くなる人の1/5が子ども」だということや、「およそ年間四万種の野生動物が減少」していることを知りました。今までにも電車の広告やニュースなどでたくさんの動物、生物が絶滅していることは知っていましたが、まさかここまでひどいとは思っていませんでした。確かにこんな世界は変えなければいけないと思います。飯島さんがおっしゃったように私にも自分の提案を他人も巻き込むことが出来れば一番良いのですが、私にはまだそう力はありません。なので、「アサザプロジェクト」のような私たち中学生でも簡単に参加できるプロジェクトにいつか協力してみたいと考えました。でも今回の講演で私が一番驚いたのが私が幼稚園の頃から周りの家族や幼稚園の先生に言われ続けていた「あなたたちが今ここで美味しいご飯を食べていることを幸せに思いなさい」という言葉は少しずれているのかもしれないということです。今ここで私が生きていることを幸せだと思う余裕があるのなら今満足な生活が出来ていない人が満足のいく生活が出来る方法を考え、それを実行することがかなり大切なのではないかと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
動物や世界の人々と共存していく必要がある、ということを強く感じました。そのためには「まず、自分が変わらなければいけない」とおっしゃっていました。すぐに自分の性格を変えることなんて、できるのかと思っていましたが、「自分のあり方を変えて、他の見方をすることで新しいつながりが生まれ、新しい自分になれる」という話を聞いて、そんな難しく考えなくて良いんだ!と分かりました。
どの自分が本物なのか、と悩むときもありますが、自分の感覚を信じ、大事にしていきたいと思います。
また、身の周りに」あふれている知らないことをもっと学び、自分の世界を広げていきたいです。ファンタジーを見出していきたいです。
ご講演ありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
環境や世界を変えるのは難しいことと思っていたけど、自分を変える、新しくすることが大切で、それは人間にとってとても必要なことだと感じました。良いつながりを得るためには相手のことを知る必要があり、そして、それに応えることが必要とわかりました。“働く”には傍を楽にするという意味があるというのは考えたことがなかったです。自分がしなくてはならないことをやらなきゃではなく、やりたいという気持ちにすると、楽しめるそうなので、勉強とかもやりたいと思えば苦にはならないのかなと思いました。一番大切なことは、本当の自分になること、と知りました。答えのない問いに“応”えるのは難しいことだと思いました。でも、世界中の人が本当の自分になって新しくなれば、平和になれるので、今の世界がとてももどかしいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分が何かに変わることによって色々な困難なことを解決することが出来るというのは本当だな、と思いました。「自分が変わる」ということはとても難しいことですが、これによって新しい自分を見つけることが出来ると思うのでぜひやってみようと思います。今、中学二年なのでまだ嫌なことは少ないですが、大人になって働くようになったら毎日嫌なことばかりで大変だと思いますが、これを「心から楽しむ」ことでファンタジーを感じられるのではないかと思います。今回の講演は自然のことだけでなく自分のことについて考えることの出来たものでした。これを忘れずにこれからの生活を楽しく過ごしていきたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は、今回の講演を聞いて、何か新しいことを成すためには、自分が自分の持つ潜在的な可能性に気づくことや、見慣れたものの新たな価値観を発見することなどで、自分の世界を広げていくこと、物語を創ることで人の義務意識を自発的な行動意欲に変えていくことが重要だと感じました。人は押しつけられることよりも自分から考えて動くほうがやる気も高くいいものができると思います。また、一つの活動だけではなく、様々な活動と関連させることで、地域のコミュニティが広がりその活動の大きさや意義も大きなものになっていくのだと感じました。価値を「保つ」のではなく「新たに創り出す」ことで地域がよりよくなることを知り、新たな視点、考え方を得ることができてよかったと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とても内容が深かったです。人間には私は〇〇であるという人と私は〇〇になるとう二種類の人がいるそうです。〇〇になると思っている人は、新しい発見が沢山できます。すると、自分の中の問いを考えて、本当の自分になれるそうです。いつも学び、新しい自分を発見することの大切さがとても伝わってきました。
アサザプロジェクトは、子供が中心(きっかけ)になっていたのですばらしいと思いました。小さなことが大きなつながりへと変わっていって、やろうとすれば何でもできると思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日、講演を聞いて最も印象に残ったことは、子ども(感性)と大人(知識)の協働によって成功をおさめることができるということです。アサザプロジェクトが誕生したのは子どもと大人の協働ができたからだと知って、「その協働」が成功へとつながるのだな、と感じました。感性と知識の両方を大切にしたいです。また、「~しなくちゃいけない」を「~したい」に変えるファンタジーの粉はどのようにしたら作ることができるのか、感性と知識の二つから考えていきたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私たちよりも小さな人たちが環境や平和を考え、プロジェクトを作ったり提案したりしている姿に胸を打たれました。私はただ答えを探すことしかしてきていませんでしたが、これからは自分自身と向き合って、自分の心に応えられるようになりたいと思いました。世界を変えるには自分が変わる ってものすごく素敵でカッコイイ言葉だと感じています。これからはこの文を胸に刻みこんで、自分にしかできないこと、私が本当にやりたいことを少しずつ探していきたいです。こんな楽しく優しい考えのできる飯島さんに感動しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分の殻を溶かして新しい自分になることはとても大切なことだということが分かりました。そうすることで、自分の中に潜んでいる問いに応えることができるし、様々な人々とも関わることが出来るので、これからは学校が紹介しているイベントやボランティアを中心に、様々な行事に参加してみようと思いました。そして、自分が気が付かなかった新たな世界を発見したいと思いました。そのためにはまず、「参加しなくちゃいけない」という気持ちを「参加したい」という前向きな気持ちに変えていきたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
飯島さんが初めにおっしゃってた飢餓についての話はやっぱりビックリしました。亡くなる人の5分の1が私たちのような子供ときいて、今安全に暮らせていることに幸せだと思わなければと思いました。また、自分が変わるために…ということに対する答えがないということには驚きました。新しい発見することで良いつながりをもつといってらっしゃったので、新しい発見をこれからたくさんしていこうと思います。そして、良い仕事をして、「ありがとう」をたくさん言えるようにしたいと思います。「~をしたい!」と感じることができるようにしたいです。将来の自分にファンタジーをもちたいと思いました。新しい自分を見つけたいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アサザプロジェクトなど、飯島さんの関わっていた事業の話を聞き、私はその事業の中心となっていたのが小中学生だということに本当に驚きました。地域を変えられるのは偉い大人たちであり、私達ができることは何もない、と勝手に思っていたからです。ですが彼、彼女らを見て、子どもにもできることがあるとわかりました。中学校になり、地域への貢献ができるチャンスはかなり減ってしまいました。でも、まだ長期休みなどに時間はあります。私は喜多見のホタルを守る活動をしていきたいと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
地域の小学生達が自分で地域の環境問題について考え、実際に行動している所がとてもすごいと思った。公共事業というと国や地方公共団体が行うものを思い浮かべるが、市民が中心となって行う「市民型公共事業」は今までになかったもので、機会があれば私も参加してみたいと思う。環境問題を他人事にせず、自分には何が出来るかを常に考えて行動していきたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
初めに「自分が変われば世界が変わる」という言葉を聞いた時は壮大な話だと思っていましたが、「私は~になる」という風に考え方を変えることなら私にも出来ると思えました。これからは自分の様々な問いに「応える」ために大人やお年寄りと積極的につながりを持ちたいです。また子供の意見が議会を通って社会の役に立ったというお話もあったので、自分で思い付いたことを大切にしていこうと思います。普段なにげなく通っている道、なにげなくやっていることも見方を変えれば環境保全につながるのかもしれません。今は昔よりも環境について学ぶ機会が増えているので積極的に取り組み、生きる力を育てていきたいです。

かっぱ大交流会

子どもたちが新しいまちづくりについて提案発表をします!!!

日時:2015年1月31日(土)13:00~15:30
場所:牛久市中央生涯学習センター                                       参加費:無料

☆’.・*.・:☆’.・*.・:☆’.・*.・:☆’.・*.・:☆’.・*.・:☆’.・*.・:☆’.・*.・

茨城県の牛久市では、こどもたちが総合学習の時間に まちづくりについて考えています。  一年の学習の集大成が 「かっぱ大交流会」です。

今年は市内の全小中学校が、自分たちの地域の特性を学び 、そこから自分たちらしいまちづくりの提案をまとめました。

牛久にファンタジーを感じるには、どうしたらいいんだろ う?
かっぱが通れる道をつくるには、どうしたらいいんだろう ?
どんな町になれば、ずっと住み続けたい町になるかな?

ぜひ、その子どもたちの想いを聞きにきてください。

牛久だけでなく、三重県大紀町七保未来塾の子どもたちも発表に参加予定です。自分たちの町をよくしようと頑張る子どもたちは、全国にいます!

まちづくりに真剣な子どもたちの姿を見て、
負けてられないな!と思わされるはずです。

大学生、社会人のみなさんの参加をお待ちしております!
※学習発表会後には子どもたちとの交流会も予定しています。こちらに参加したい方は、ひと声頂けると嬉しいです 。

アサザ基金 担当者:牧野真弓