沖縄県立普天間高等学校2年生の声 2013.12.19

沖縄県立普天間高等学校で、二年生の生徒を対象に講義を行いました。そのお礼と感想文が届きましたのでご紹介させていただきます。印象に残った言葉や共感したことも書いてくれています。

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■・蔡温 沖縄の特色を活かした国づくりを行っていた。森林の保全や治水に力を入れ、自ら現地に赴いて指揮をとった人。自然と人が共存できる暮らしを指導した。
・伊波普猷 沖縄学の父
『深く掘れ 己が胸中の泉 余所たよて 水が汲まぬごとに』
・ニーチェ
『汝の立つ所深く掘れ そこには泉あり』
この考えは、本当にすごいと思った。本当の泉は、自分の今いるところにある、ということ。どこかに「泉」を求めて探すより、まず自分のいる沖縄を大事にしようと思った。今抱えているもやもやもいつか形になる!このもやもやは泉かもしれない。

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■私は、沖縄を出たい、こんな不便な島はいやだ、と思っていたけど、自分の土地のよさを知らないまま、沖縄を出るのはやめて、足元にある宝を探そうと思った。

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■将来、問いには「答える」(答えがあるものに答える)ではなく、「応える」(答えが用意されていない問題に向き合うこと)、それが、自分の中や足元に眠っているお宝(泉)を見つけ出すきっかけになると感じた。

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■人生の選択肢は世の中が決めたものだけじゃない!自分で作れるもの!
答えのないものに、自分の方法で向かってみることが哲学。
新しいものは答えがある問いからは生まれない!
当たり前のものが違って見えた時、世界は広がり新しくなり、未来が変わっていく、
自分たちのくらしの中にファンタジーがある!というのに共感しました。

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■人々と共に創造した価値は、皆の夢がつまっている、だから強い!

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■普段見ている景色ばかり見ていては、お宝(潜在能力)は見つからないので、視点を変えてみたい。選択は無限にあって、人生は選択の連続!

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■失うのは簡単だけど、取り戻すのはものすごい時間もかかるし、お金や手間もかかるってことを忘れずに、自分の足元を見つめ、良い所をどんどん見つけて、それをどうやって活かすことができるのかを考え、行動していきたいと思いました。

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■沖縄も、基地問題を抱えているけど、ただ基地がなくなればいいというのではなく、どうやったら、より関係を作れるかが大事、最初から否定すると、お互い良いものは生まれないと思いました。

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■子どもだけの力だけではなく、子どもの感性と大人の知識を合わせれば、よりよい環境作りができると思います。

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牛久小学校(4年生)

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 うす暗くて生きものが少ないヘビ山 (学校のうらの雑木林)は、蚊がいっ  ぱいいます。 
 カブトムシや多くの生きものが暮らし やすい場所にするため、人と生きもの の両方の気持ちになって再生案をつく っています。
 ヘビ山に生きものを呼び戻すには、昔 のヘビ山につながっていた生きものの 道を取り戻すことが必要です。

 

主な取り組みの様子

2013年5月1日  河童の通り道
2013年5月15日  ヤゴとお話しよう!
2013年6月26日  生きものの道を見に行こう!❀アヤメ園❀
2013年7月3日  野外観察のまとめ
2013年9月11日  生きものの道を見に行こう!~秋編~
2013年9月17日  牛久沼探検報告会
2013年10月9日  ぼくたち・わたしたちが考えたBT改造計画発表

■2006・2007年の活動記録

2013年5月1日 河童の通り道

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5月1日牛久小の4年生に授業をしてきました。

牛久小学校は、河童伝説で有名な牛久沼からとても近いところにある小学校です。生きものとお話するためには、「体のつくり」「すみか」「くらし」をよく知ることが大切なんだということをみんなと一緒に学んでいきます。生きものとお話ができるようになると、今まで気づけなかった生きものの道が見えてきたり、昔あったはずの生きものの道がなくなったことも発見できるかもしれません。もちろん、河童の通り道だってあるんだよということを話すと、とてもきらきらして聞いていました。どんな道を繋げていってくれるのか、今から楽しみです。(牧野)

2013年5月15日 ヤゴとお話しよう!

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今日は学校のプールとビオトープの両方で生きもの観察です。

プールにはいった子どもたちがヒキガエルを発見したようです。ヒキガエルはプールに飛び込んで卵を産んでいたのでしょうか。しかしヒキガエルにとってプールの壁はとても高く脱出不可能、登ることができず困っていたみたい。ヒキガエルを助けた子どもたちは、ヒキガエルの恩人ですね。
一方、学校のビオトープを観察した子どもたちは、つくったビオトープがまだまだ生きものたちにとって住みにくく、環境が整っていないことに気づいたようです。どうしたらいきものが喜んでくれるすみかをつくることができるかな。
観察を終えた子どもたちは、教室でヤゴのスケッチ。ヤゴがちょうど脱皮をしているところを見ることができました。子どもたちは大興奮!ヤゴがお着替えしてるーと言っていました。脱皮したてのヤゴは、透き通った緑色をしていてとても綺麗でした。(牧野)

2013年6月26日 生きものの道を見に行こう!❀アヤメ園❀

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一度延期になってしまった野外観察、今日も天気はぐずついていましたが、子どもたちはとても楽しみにしていたようです。

雨にも負けず、真剣に生きもの探しをしていました。晴れの日と比べたら、きっと生きものは少なかったと思いますが、それでもコフキトンボ・シオカラトンボ・コシアキトンボなどが姿を見せてくれました。あやめ園からすぐ見える牛久沼に住んでいる生きものがこの辺にもいるようです。生きものの道を感じることができたでしょうか。生きもの観察は、途中で雨が強くなってしまったので早くきりあげたのですが、子どもたちがたくさん見つけたトウキョウダルマガエルにとっては恵みの雨だったかもしれませんね。(牧野)

2013年7月3日 野外観察のまとめ

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前回の野外観察で見つけた生きものたちを発表してもらい、その生きものたちの道やすみかについて考えました。

浅い水辺にいる生きものだったり、野原にいる生きものだったり、それぞれ生きものによって好きな環境が違います。どんなつながりが見えてきたでしょうか。また、その生きものたちを学校に呼ぶためには、どうしたらいいのでしょう。これからみんなで学習して考えていきたいと思います。(牧野)

2013年9月11日 生きものの道を見に行こう!~秋編~

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今日は秋の生きもの観察です。

6月に見つけた生きものとは少し違うようでした。秋のトンボといえば、アキアカネ。可愛いタヌキの足跡も見つかりました。ショウリョウバッタやキチョウ、アオモンイトトンボなどにも出会えました。
あやめ園から帰ってきて、学校のビオトープ観察。牛久沼から学校に来ている生きものはいるかな。どんな道を通ってここまできたんだろう?そんなことを考えながら、ビオトープの観察です。ビオトープにはギンヤンマのヤゴがたくさんいました。子どもたちからは、カエルや蝶、水生昆虫などをもっと呼び戻したいという意見が出ていました。次の時間では、そのために必要なことを学習します。(牧野)

2013年9月17日 牛久沼探検報告会

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今日は前回の観察のまとめと、今までの学習を通して子どもたちが学校のビオトープや牛久沼、牛久の町に呼び戻したいと考えている生きものについて、発表を行いました。

呼び戻したい生きものの「すみか」や「くらし」「通り道」を知ることが、その一歩となります。どのような食べ物を食べているのか、どのような場所に卵を産むのか、生きものにとって居心地のよい環境を呼び戻すことが、生きものたちを呼び戻すことにつながるのです!今は居心地のいい場所が少なくなっていることにも気づいてくれたようです。(牧野)

2013年10月9日 ぼくたち・わたしたちが考えたBT改造計画発表会

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今日は今までの学習の成果を発表する日です。

体育館の壁に、呼び戻したい生きものについてまとめたものを貼っていました。さらには学校のビオトープをどう改造していきたいかを発表しているところもありました。どれも違った発表の仕方・表現をしていて、今まで学んできたことがそれぞれに生かされているなと感じました。今年の四年生は、自分たちでビオトープの改造をする時間がとれないので、次に学習をする今の三年生たちに、その想いを引き継ごうと一生懸命伝えているようでした。その気持ちをしっかり受け取った三年生が「自分たちも頑張ります」と心強く応えてくれました。これからの牛久の未来に繋がる学習になったねと、飯島さんがコメントしました。(牧野)

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牛久南中学校(1年生)

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 牛久沼は護岸工事や水質汚染の影響で 自然破壊が進み、生きものたちが困っ ています。牛久沼につながる谷津田で 生きものや水質の調査をしたりして、 牛久沼の水質浄化や自然再生の計画を 作っています。
 学校のプールをミニ牛久沼にするため に、プール全体に土や水草を入れたり して大改造しました。 

 

主な取り組みの様子

2006年6月2日 4つの研究テーマ
2006年7月4日 カエルのお腹
2007年6月21日 プールビオトープを作ろう
2007年9月13日 プールの調査
2007年9月14日 谷津田の調査
2008年1月18日 プールビオトープの造成

2006年6月2日 4つの研究テーマ

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今日は、南中の1年生に今年初めての授業を行ってきました。

南中では総合の時間で谷津田をテーマにした研究を行う予定で、飯島さんが谷津田をテーマにした4つの研究テーマを子供たちに提案し、 子どもたちがその中から1つ選択して最終的には11月の文化祭で発表する流れとなっています。飯島が提案した4つの研究テーマとは『谷津田と牛久沼』『谷津田と生きもの』『谷津田と人々』『谷津田と社会』。 それぞれの研究テーマごとに、どのような研究成果が出るのか楽しみです。

2006年7月4日 カエルのお腹

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今日は南中の生徒と学校周辺の遠山の谷津田に出かけ、実際に観察してきました。

子どもに特に人気があったのはカエル。特に女子は触ったことがない生徒が多く飯島さんが足をつまみ上げ、 女子生徒の目の前に差し出すと「キャ~」「ワ~」という声が上がり、最後には「カワイイ~」といってカエルのお腹を触っていました。 もし、このような機会がなければこの子たちはいつまでカエルに触れることなく成長していたんだろうと思うと、今の子供は自然の生きものに触れる機会が想像以上に少ないのだと実感しました。 今回は人数が多いので、午前中の時間を2つに分け、観察に出かけましたが、前半の班と後半の班とでは、観察できる生きものの種類に明らかに差が出ました。「生きもの観察をするなら涼しい時がいい」とはよく聞いていましたが、本当にそうなのだと実感しました。あと、最近、恒例になってきましたが、今回も数匹のトンボの羽に「南中1年」と文字を書いて放してみました。皆さんもし見かけたらアサザ基金までご連絡を!

2007年6月21日 プールビオトープを作ろう

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今日は、牛久南中学校の1年生の生徒たちとディスカッションをして参りました。

テーマは、プールをミニ牛久沼と見立てた、生物多様性の保全による水質浄化実験についてです。そして、その結果を、牛久沼の自然再生に活かしていこう!というものです。生きものの供給源・谷津田とのつながりを意識した提案はさすが・・。今後の展開が楽しみです。

2007年9月13日 プールの調査

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今日はプールの生物調査と水質調査の日です。

この調査結果は、今後プールをミニ牛久沼と見立てた生物多様性の保全による水質浄化実験を行なう上で、非常に大切な資料となります。子どもたちは生物調査班と水質調査班の2班に分かれて行ないました。プールにはミズカマキリやコシマゲンゴロウなどが見られましたが、全体的に生きものの種数は少ないものでした。今後、どんな生きものが見られるようになっていくのか、とても楽しみです。また、水質は調査の結果とてもきれいだということが分かりました。明日は、学校の近くの谷津田に調査に行きます。

2007年9月14日 谷津田の調査

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昨日に引き続き、今日も野外調査です。

場所は学校の近くの谷津田です。ここは、牛久沼と学校をつなぐ生きものの道であると同時に、牛久沼の水源地でもあります。子どもたちは、補虫網でノシメトンボやアマガエルなどを捕獲、手にとってじっくり観察していました。
水質調査も実施、これがびっくりするような結果でした。湧水地点での測定だったにも関らず、窒素系の汚染が若干見られたのです。これには、子どもたちもとても驚いていました。これは、おそらく化学肥料の影響だと思われます。
きれいな水を牛久沼に地域の住民が谷津田に関心を持ち、皆の手で少しずつよくしていく必要があるなぁと思いました。

2008年1月18日 プールビオトープの造成

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牛久南中学校では、生きものと共生できるまちづくりに向けて、学校の近くにある牛久沼の再生にテーマをしぼって活動してきました。

現在進行中のプールのビオトープ化計画は、牛久沼のモデルとして、プールビオトープを位置付けることで牛久沼の水質改善に役立てていこうというものです。
たくさんの生きものが暮せるビオトープとするために、子どもたちの提案を活かして土が入れられました。
今後は、マコモやヨシなどの抽水植物を植え付けていきます。
将来は、学校周辺の谷津田や牛久沼への生きものの供給源としていく予定です。

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向台小学校(4年生)

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 学校の近くの谷津田で生きものや湧き 水を調べたり、学校のプールやビオト ープでヤゴを調べたりしています。
 向台小のビオトープにやってくる生き ものはどこからやってくるのでしょう か。
 生きものになったつもりで調べてみた ら、遠山の谷津田からたくさんの生き ものが来ていることが分かりました。

 

主な取り組みの様子

2006年5月15日 メダカとトンボ
2006年5月25日 クロスジギンヤンマ
2006年7月6日 野外調査
2006年7月20日 生きものマップ
2006年10月31日 秋の谷津田観察
2007年1月23日 最後の授業
2007年12月6日 谷津田での自然観察

2006年5月15日 メダカとトンボ

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向台小の4年生に授業を行ってきました。

授業の内容はメダカとトンボのお話でしたが、4年生のみなさんは、 積極的な生徒が多く、こちらが質問するとたくさんの答えが返ってきました。 向台小の近くには遠山の谷津田があり、街では姿を見なくなった生きものが、この谷津田にはまだたくさん暮らしています。 このような場所が学校の身近にあって、たくさんの生きものが暮らしているということは、とてもすばらしいことだと思います。
私たちもこの谷津田を大切に見守っていきたいと思いました。
次回の授業はヤゴの授業。実際にプールとビオトープに行きヤゴを捕まえ、ヤゴの話を聞いたりスケッチしたりする予定です。

2006年5月25日 クロスジギンヤンマ

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今日は実際にビオトープとプールに行ってヤゴを捕まえ観察しました。

その時、ビオトープで大発見!ちょうど羽化したばかりの「クロスジギンヤンマ」を目の前で見ることが出来ました。これには子どもも大喜び。 でも一番喜んでいたのは飯島さんだったかも?羽化したばかりのクロスジギンヤンマは授業の途中、大空に羽ばたいて行きました。
身近に見ている生きものでも、私たちが見たり知っている部分はごく一部で、実際に羽化したてのトンボをみていると、生きものって本当にすごいな~と改めて感じてしまいます。 捕まえたヤゴをみながらヤゴの体をスケッチしましたが、みんな覗き込むようにヤゴの姿を観察していて、出来上がったスケッチもよく描けていました。
次は、いよいよ学校の近くにある遠山の谷津田に観察に出かけます。
どんな生きものに出会えるか今から楽しみです。

2006年7月6日 野外調査

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今日の向台小での授業は、遠山の谷津田に生きもの調査を行いに行きました。

田んぼや林にどのような生きものが暮らしているか、特に田んぼに関しては、観察できる田んぼごとに詳しく調べてみました。 その調査の中で「ヒバカリ」というヘビを発見!でも「このヘビは人に噛み付くことはなく、おとなしいヘビだよ」と飯島さんから説明があり一安心。 野外にでると思いもかけない生きものとの出会いがたくさんあり、その度に勉強になります。あと、林縁部で捕まえた「オオシオカラトンボ」に「向台小4年」とマジックで書いて再び放してみました。もしこのトンボが学校のビオトープで発見されたら、向台小のビオトープと遠山の谷津田で生きものの道があることの証拠になります。
羽に「向台小4年」と書かれたこのトンボ、今ごろどこを飛んでいるのかな~。

2006年7月20日 生きものマップ

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今日は前回、遠山の観察で発見した生きものが、遠山の谷津田のどのような場所にいたのか、大きな地図に生きものごとにシールを張っていき、みんなで確認する野外観察のまとめの授業を行いました。

みんなたくさん発見してくれて「ここにもいた」「あそこにもいた」とシールを次々と貼っていきました。しかし時間があまりなく、時間内で完成させることが出来ませんでした。担当の先生が「授業の合間に完成させておきます」とおっしゃっていたので、次回、学校に伺った際には、完成した生きものマップを見ることが出来るでしょう。どのような生きものが、どこにどのくらいいたのか。子どもたちの手で作り上げられた遠山の生きものマップが早く見たい!

2006年10月31日 秋の谷津田観察

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今日は秋の野外観察です。

夏に出かけた遠山の谷津田に出かけ夏と秋の生きものの違いを観察しました。 前回はカエルに着目して田んぼごとにどのようなカエルがいるのかテーマを設定して観察に出かけましたが、今回はテーマを設けず、 自由にいろいろな生きものを観察しました。 夏に観察できた生きものが少なくなっていたり、逆に秋に観察できる生きものが観察できるようになったり、 季節の移ろいを生きものを通して感じる事ができました。
今回、観察できた生きものは、また、地図にまとめて同じ谷津田で夏と秋の生きものを比較できれば、 また新しい発見が子ども達に生まれると思います。

2007年1月23日 最後の授業

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今日は1年最後のまとめの授業を行ないました。

前回、秋の生きもの観察をして以来、 まとめていなかった観察データを1枚の地図にみんなでまとめていき、秋の生きものマップが完成しました。 予想以上に多くの生きものが観察できたことが作って分かりました。残りの時間は1年間のまとめということで、生きものに関する質問や、1年間を通して出てきた分からない事などについて、 飯島が答えていきました。これで向台小さんとの取り組みは一段落します。向台小の4年生のみなさんや先生方、 どうもありがとうございました。

2007年12月6日 谷津田での自然観察

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これまで、向台小4年生の子どもたちは、生きもののことを良く知るためには「体のつくり」「暮らし」「すみか」をよく知ることが必要であることを学習してきました。

今日は、学校に来た生きものたちが、どこからやってきたかを調べに学校の近くの谷津田に来ました。生きものの視点に立って観察をしていきます。そして、田んぼにできたわずかな水溜りに、アキアカネが産卵している事に注目しました。ほとんどの田んぼは乾燥しているので、アキアカネが安心して産卵できる場所はわずかしかありません。生きものの視点に立つことで、子どもたちはアキアカネがどうして困っているのか気づくことができました。
これで、どうすればアキアカネが安心して過ごせるか分かったね。これからも、色んな生きものの視点に立ってどうすれば、たくさんの生きもの達と仲よく暮せるまちにしていけるのか。一緒に考えていこうね。

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牛久小学校(2・4・5年生)

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 うす暗くて生きものが少ないヘビ山 (学校のうらの雑木林)は、蚊がいっ  ぱいいます。 
 カブトムシや多くの生きものが暮らし やすい場所にするため、人と生きもの の両方の気持ちになって再生案をつく っています。
 ヘビ山と学校のビオトープのつながり も調べています。

 

主な取り組みの様子

2006年度
✿2年生✿
2006年6月19日  生きものスケッチ
2006年7月10日  カエルさん元気になって
✿4年生✿
2006年6月7日  初めての授業
2006年6月12日  ヘビ山探索
2006年7月3日  カブトムシ・クワガタムシ
2006年10月26日  ヘビ山観察
2006年12月13日  樹木マップ
✿5年生✿
2006年6月12日  メダカ
2006年7月11日  野外観察
2006年10月3日  残暑の野外観察

2007年度
✿4年生✿
2007年12月14日  木の名札つけ
✿5年生✿
2007年6月11日  生きものとお話しする方法

2006年6月19日 生きものスケッチ【2年生】

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6月19日牛久小の2年生に授業をしてきました。

この日は、授業の前に、スタッフの川井と牛久小の生徒さんで、先に学校の近くのアヤメ園周辺に生きものを獲りに行き、そのあと教室で飯島が獲れた生きものを見ながら、いろいろ説明をする授業を行ないました。
牛久小の2年生さんから、ある程度の間、実際に取れた生きものを飼育してみたいという要望があり、捕まえたヤゴやオタマジャクシなどの生きもの飼育方法の話や、アメリカザリガニなどは外来種で、在来の生きものと共存が難しい事など、少し難しい内容も授業の中で話しましたが、みんなとてもよく勉強してくれました。

2006年7月10日 カエルさん元気になって【2年生】

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授業の中で2年生さんと、前々回の授業の際、アヤメ園で捕まえた生きものを、再びアヤメ園に放してきました。

飯島から、子ども達が学校で飼育してきた生きものについて、最初の授業で行なった内容の中で、生きもの「暮らし」と「すみか」、それに関係する「からだのつくり」について、改めてお話をした上で、子ども達自らが放流する場所を考えて、自分が飼育していた生きものを放していきました。
飼育していた間に弱ってしまったカエルに対し「カエルさん元気になって」と話しかけながら、自然に帰していく姿を見て、小さい時に生きものとたくさん触れ合うことがいかに大切であるか、子どもの表情を見ながら感じました。

2006年6月7日 初めての授業【4年生】

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この日は、4年生に1回目の授業を行なってきました。

どんな話が飛び出すか、普段の授業とは違った雰囲気の授業に、食い入るように黒板を見つめる生徒の姿がありました。 牛久小の4年生には積極的に質問する生徒も多く、飯島さんが質問するとたくさんの手が挙がり、子ども達の関心の高さを伺いました。牛久小の裏手には通称『ヘビ山』と呼ばれ、 散策道やベンチなどが設置され、誰でも自由に出入りが出来るようになっている裏山があります。 今年はこの「ヘビ山」を舞台にカブトムシの授業を行う予定。どのような授業の展開になるか今から楽しみです。

2006年6月12日 ヘビ山探索【4年生】

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6月12日、4年生と学校の裏にある『へび山』と、校庭の脇にあるビオトープで生き物観察を行いました。

牛久小の裏にある通称『へび山』には、普段から入って探検をしている生徒も多く、 慣れた様子で森の中をスイスイ歩き回っていました。今回、一番発見したかったカブトムシ・クワガタの気配はなく、残念ながら見つかった生き物の種類も、そんなに多くはありませんでしたが、森の中で発見した『ナナフシ』に子供たちの視線は集中。 その姿を食い入るように見ていました。『へび山』には高木が多く、全体的に森の中は湿っていて、林床には朽木や落ち葉、腐葉土がたくさん積もっているのですが、なぜこの森にはカブトムシやクワガタがいないのか?
この疑問を子供たちと一緒に考えながら、カブトムシも棲める森になればいいなと思います。

2006年7月3日 カブトムシ・クワガタムシ【4年生】

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今日はカブトムシ・クワガタムシについての授業を行ないました。

牛久小の4年生は学校裏の雑木林「ヘビ山」を、カブトムシが暮らしやすい場所にする取り組みをしています。今回はその一環で、新しく考えたカブトムシの授業を行なうことになりました。
みんなは、「ヘビ山」でカブトムシを時々見るらしく、見慣れた様子でしたが、実際に手に取り、じっくり観察することは少ないようで、黒板に描かれた飯島の絵をノートにスケッチしながら、カブトムシとクワガタムシについて学習を深めていきました。
実際、絵を描いて体のつくりを詳しく見てみると、知っているようで、知っていないことがたくさんあり、ただ漠然と生きものを見るのではなく、絵を描くという作業を加える事で、発見や気づきが増えるのだと実感しました。
4年生はこれから「ヘビ山」を中心とした野外観察を行なう予定です。今日学んだ事を踏まえてカブトムシのすみやすいヘビ山づくりに取り組んで欲しいと思います。

2006年10月26日 ヘビ山観察【4年生】

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今日は4年生のみなさんとヘビ山で野外観察を行ないました。

木グループと土グループに分かれて観察を行ない、木グループはヘビ山に生えている木の名前を調べ、札にその名前と書いて木に結び付けていき、土グループは土の中の生きものを振るいなどで調べました。また、土のやわらかさを調べるために、金属の枠を地面に置いてその中に水を流し込んで、染み込む時間を測ったりしました。
普段、何気なく見ている木でも、名前まで知っている木は少なく、今回、ヘビ山をぐるりと回って見て始めて、姿と名前が一致する木がたくさんありました。しかし、思った以上に木の本数が多く、とても全部の木を調査する事ができませんでした。また、次回の観察会の時に木の名前付けの続きを行なう予定です。

2006年12月13日 樹木マップ【4年生】

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4年生のみなさんと、前回に引き続きヘビ山の木の調査を行ないました。

4年生さんはカブトムシなど生きものを中心に調べ学習を進める「生きものグループ」とヘビ山の木などを中心に調べる「木グループ」と二つに分かれて進め学習をしています。今回は、ヘビ山の木を調べている木グループの野外観察のお手伝いを行ないました。
木グループでは、ヘビ山の樹木マップをみんなで協力して作成することになり、広いヘビ山をみんなで分担して調べました。すると、ヘビ山の木の分布には特徴があり、同じ木が同じような場所に集中して生えている事などが、データが集まるにつれ徐々に分かってきました。
またしても時間が無く、全ての木に名前を付ける事ができませんでしたが、かなりの木に名前が付いてさながら、ヘビ山が樹木観察園のようになってきました。みんな協力ありがとうございました。

2006年6月12日 メダカ【5年生】

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5年生と授業を行いました。(この日は4年生の野外観察も行い、一日中、牛久小でお世話になりました。)

今回、5年生は初めての授業ということもあり、子供たちに身近な生き物であるメダカの基本授業を実施しました。
 「なぜ、身近にいた生きものが姿を消していくのか」、授業の中でこれまで私たちが見過ごしてきた環境悪化の原因を知り、人間の生活が自然の生きものに与えている影響を知ってくれればと思いました。
5年生さんはアヤメ園の近くで、田んぼを借りて米作りの体験授業を行っており、今回の授業の最後には、田んぼと生きものの関係などもお話もさせて頂きました。次回は田んぼや学校の近くの谷津田に生きもの観察に行く予定。どんな生きものとの出会いと発見があるか楽しみです。

2006年7月11日 野外観察【5年生】

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7月12日、5年生と野外観察を行いました。

今回の野外観察は牛久小から少し離れた場所にあるアヤメ園と、その周囲の谷津田、5年生が稲作の授業で借りている田んぼの3箇所を順番で回っていきました。 それぞれの地点ごとに特徴的な生きものが見られ、特に谷津田周辺では林縁部によく見られる「コシアキトンボ」や、こちらも暗い場所を好む「ノシメトンボ」を多く観察することができました。 あと、田んぼで見つけた「カナヘビ」がとても元気で、こどもたちが指を出すと「ガッブ」と噛み付いてなかなか離しません。ついには耳に噛り付いて「カナヘビピアス!」なるものが完成?
長い時間、指や耳に噛り付いていたカナヘビさん、お疲れ様でした。
観察の途中、ネムノキの花が満開で2~3個、花を摘み取り、その香りを子供たちと楽しむことができました。見て触れるだけではなく、時には香りや味から学ぶ自然も大切なのだと、ネムノキの香りを楽しみながら感じました。

2006年10月3日 残暑の野外観察【5年生】

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5年生さんと学校周辺へ野外観察に出かけました。

牛久小の周辺は、牛久沼や牛久沼へつながる谷津田。牛久沼に流れ込む稲城川、稲荷川の周辺の田んぼ・アヤメ園など、生きものを観察する場所がたくさんあります。今回は人数が多いので全体を二つに分けて、谷津田と稲荷川周辺の田んぼ・アヤメ園を交代しながら回りました。
観察に使った田んぼは、5年生さんが米作りをするために借りてる田んぼで、みんなも田んぼの辺りの事はよく知っているようでした。
地球温暖化の影響か10月ながら暑い日が続き、この日も日差しが強かったので、心配しましたが、みんな元気に最後まで観察を楽しんでくれたようでした。

2007年12月14日 木の名札つけ【4年生】

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今日は、学校のビオトープにもっとたくさんの生きものを呼ぶために、学校の近くにはどんな生きものがくらしているのか観察をしてきました。

観察場所は学校のすぐ裏にある「ヘビ山」です。
子どもたちは、ヘビ山を生きものの目線に立って観察し、林の中には明るい所と暗い所があって、そこに住む生きものは違いがみられるということを発見しました。
その後は、子どもたちは ヘビ山に来た人達がもっと親しみを感じてもらうために、木の名札付けを行ないました。

2007年6月11日 生きものとお話する方法【5年生】

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今日の授業は「生きものとお話する方法」です。

子どもたちは生きものを観察するために大事な3つのことを勉強しました。それは、「生きものの体のつくり」「くらし」「すみか」です。この3つの事を良く知ることで生きものとお話できるようになるんですよ。
その後、子どもたちは牛久の地域特性である谷津田は生きものの道として、メダカやトンボなどに利用されていることを学習しました。
明日は待ちに待った野外授業です。学校につながる生きものの道を見に行きます。

『人と河童が出会うまちづくり』にもどる

牛久第三中学校(科学部、2年生)

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 牛久沼は護岸工事や水質汚染の影響で 自然破壊が進み、たくさんの生きもの たちが困っています。牛久三中では、 使われなくなったプールをミニ牛久沼 として土や水草を入れるなどの実験を 行って、牛久沼にきれいな水と豊かな 自然を取り戻す方法を探っています。 また、衛星写真を使って牛久沼の水源 地(谷津田)の湧き水の場所や、どの くらい荒れているかなどを調べる方法 も研究しています。

 

主な取り組みの様子

2006年7月27日 プールのビオトープ化工事
2006年8月3日  谷津田の生物観察
2006年8月8日  衛星写真を使って
2007年5月10日 今年の活動計画を立てよう
2007年5月17日 生きものの道を見に行こう
2007年7月31日 浮島づくり

2006年7月27日 プールのビオトープ化工事

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今日は科学部の生徒さんと学校ビオトープのメンテナンスとプールのビオトープ化工事を行ってきました。

牛久市の中学校では各学校に設置されたプールを授業で使わなくなったため、プールは防火用貯水槽としてのみ利用されている状況です。この3中のプールも水が貯められているだけの状況でした。 今回、プール内に植生ビオトープで茂りすぎた植物を植え、生息する生物の変化を継続的に調査していくことになりました。 プール自体が持つ防火用貯水槽としての機能を妨げることは出来ないため、プールの片側にコンテナに入れた植物を沈めるという方法で実施しましたが、そのままでは水深が深すぎるため、 机やイスといった「ゲタ」を履かせてやって高さを調整しながら設置しました。 大人が胴長を着ても胸ギリギリまで水が来るので、中学生の皆さんには少し大変な作業だと思います。
無事、プールに植生を施したらすぐに「コシアキトンボ」が植物の周りを飛び始めました。人間にとってはちょっとの変化でも、小さな生きものにとっては、人間の想像以上に大きな変化なのではないか、 と飛んでいる「コシアキトンボ」の姿を見ながら思いました。

2006年8月3日 谷津田の生物観察

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今日は科学部の皆さんと学校周辺の谷津田の生物観察を行いました。

3中さんの周辺には観察の対象としている谷津田が3つあり、 それぞれA・B・C谷津田と呼んでいます。今回はC谷津田と呼んでいる国道6号側の谷津田を観察してきました。
C谷津田ではハグロトンボを調査の中心にし、他の生物の生息状況も合わせて調査しました。今回の調査で印象が強かったのは、蝶類が多く観察できたこと。 特に谷津田に降りる道沿いでは大型のアゲハが3種類確認できました。大きな蝶が数多く舞い飛ぶ光景は、見ていてなんだか幻想な感じがしました。
あと大きな発見があったのは、谷津場の水路にメダカがいたこと。しかし、そのままでは干上がりそうな小さい水たまりに身を寄せ合っていたので、出来るだけ捕まえ、 新しく作った3中のプールビオトープに入れる事にしました。 身近な所にもメダカは力強く生きていたことが嬉しかった反面、わずかな水たまりに追いやられている姿を見ると、少し寂しい気持ちにもなりました。

2006年8月8日 衛星写真を使って

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今日は科学部の皆さんとA谷津田に観察に出かけました。

今回は衛星写真の専門家の上林さんも同行され、 衛星写真からみる谷津田と、実際の谷津田の状況の比較などを、実際に現場でご一緒しながら教えて頂きました。小雨がパラパラ降る天気でしたが、予定道り観察を完了することが出来ました。
不思議な事に、この谷津田ではトンボのヤゴがこれまでほとんど観察できませんでした。今回もいろいろ調べて見ましたが、発見できたヤゴはたったの1匹だけ。別に水辺が無い訳でもなく、 どうしてヤゴが少ないのか、私も調査に立ち会って非常に不思議でした。
3中の科学部の皆さんなら、きっとその答えを見つけてくれると思います。

2007年5月10日 今年の活動計画を立てよう

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今日は牛久三中の科学部の子供たちの1回目の授業です。

今年度どんな研究を行うか、子どもたちはまず、去年自分たちがしてきた活動を振り返ることにしました。説明するのは3年生。入りたての1年生に伝わるよう、工夫して話をしました。
昨年・一昨年から続く大事な目標は「牛久沼の再生」です。学校ビオトープの水質が良いことに着目し、そのシステムを牛久沼に活かせるのではないかと考えました。水質の良い理由の一つとして生物種の多さ、周辺の供給源(谷津田)の存在ではないかと仮定して、その実証を行ってきました。その実証から学校ビオトープ、谷津田に見られる環境要素の多様性、牛久沼の環境要素の少なさに気がつきました。学校ビオトープとプールでの環境要素の増減という実験を通して、生物種の変化を確認した彼ら、今年度はこれまでの実証の成果を活かして牛久沼再生の提言をまとめようとしています。
その後、いろんな意見を出して議論しましたが、計画策定には至らず、次回に持ち越し。
どんな研究が出来るか今年も楽しみです。
(スタッフ:飯田)

2007年5月17日 生きものの道を見に行こう

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今日は衛星写真を使った授業です。

ここは木があるところ、ここは田んぼ、田んぼでも一年中水のあるところと冬には水がなくなってしまうところなど、衛星写真はいろいろなことが分かります。実際に行かなくても、どんな生き物がいるのかある程度予測がたてられるのです。去年学習した2,3年生の子達は1年生の子達に、それを教えていました。みんなちゃんと理解しているんだね。じゃあ実際に、その田んぼはどのようになっているのかな?観察に出かけよう!!
衛星写真を見て予測したものと実際に目で確認したものを比較しながらの観察です。みんなの予測は果たして合ってるかな?(スタッフ:飯田)

2007年7月31日 浮島づくり

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牛久第三中学校科学部では、学校のプールを牛久沼と見立てて浄化実験を行なっています。

また、学校のプールは牛久沼と谷津田をつなぐ「生きものの道」でもあります。そこで、もっとたくさんの生きものを呼ぶために、浮島を作ろう!浮島はギンヤンマの産卵場所にもなります。
材料は、不用になったお酒の運搬ケースと浮力をつけるためのペットボトルにビート板。これらをビニール紐でしっかり結合させて、一塊の浮島にしました。
最後にマコモやヨシなどの抽水植物を隙間に差し込んで完成しました。
きっとたくさんの生きものが来てくれるでしょう。これからが楽しみです。

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牛久第二小学校(5年生)

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学校の周りを生きものになったつもりで調べたら、学校の近くにある谷津田は牛久沼につながる生きものの道だということがわかりました。
どうしたらもっとたくさんの生きものが学校やビオトープに来ることができるかをみんなで考えています。
また、ビオトープに入ってしまったアメリカザリガニ(外来種)の影響や駆除の方法を調べています。

 

主な取り組みの様子

2006年4月28日 トンボの暮らしや体のつくり
2006年5月19日 プールヤゴ
2006年6月30日 野外観察会
2006年10月18日 春と秋の違い
2007年1月17日 人も生きものも暮しやすいまち

2006年4月28日 トンボの暮らしや体のつくり

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今日は牛久小の5年生に授業を行ってきました。
今回の授業では2限・3限2コマ続けて授業を行い、2限時では「トンボの暮らしや体のつくり」に関する授業を行って、3限には実際に学校のビオトープに行って生きもの観察をしてきました。

普段、あまり詳しく見たり、調べたりする機会の少ないトンボの授業でしたが、黒板に描かれるヤゴの絵を見て、真剣な眼差しでヤゴのからだのつくりをスケッチしていました。3時間目ではビオトープで生きもの調査をしました。この学校のビオトープはたくさんの種類の生きものがいるのですが、ザリガニが入ってしまったらしく アサザやメダカなどの生きものがかなり減ってしまったということでした。小さなザリガニでも環境に与える影響は大きいのだと、2小のビオトープで観察を行いながら思いました。

2006年5月19日 プールヤゴ

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牛久小の5年生さんへの2回目の授業を行ってきました。

本当は、みんなでプールに行ってヤゴを捕まえ観察する「プールヤゴ」の授業を行う予定だったのですが、天候が思わしくなく、前日アサザのスタッフで捕まえて水槽に入れて置いたプールのヤゴを、シャーレに取り分けて観察し、その後、ヤゴをスケッチをしていきました。前回は黒板に描かれたヤゴのスケッチでしたが、今回は実物を前に、動き回るヤゴを見ながらのスケッチです。
本物のヤゴを間近で観察したことで、それぞれ独自の発見があったようです。前回観察をしたビオトープのヤゴと、今回捕まえたプールのヤゴの種類の違いからプールとビオトープ、 学校周辺にある田んぼとの環境の比較の話しなど、幅広い内容の授業を行うことが出来ました。

2006年6月30日 野外観察会

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今日は学校周辺の谷津田と、地元の方で自分が持ってらっしゃる田んぼを、観察の場として提供してくだった方がおり、その方の田んぼで生きもの観察をおこないました。

炎天下での観察で少し心配しましたが、みんな元気で最後までやり遂げることが出来ました。
アサザ基金では様々な場所で野外の観察会を行っていますが、プログラムを行ないながら、子どもたちにいろいろな環境や、いろいろな生きものを実際に見て感じてもらうことで、自然に対してたくさんの「なぜだろう」「不思議だな」というそんな気持ちが、たくさん芽生えてくれたらと思います。
今回、お借りすることの出来た田んぼは、無農薬でお米を作っているのですが、そのわりには、あまり多くの生きものを見つけることができませんでした。
「なぜだろう?」。スタッフとして同行した自分が見つけた、自然に対しての「なぜだろう?」の一つです。

2006年10月18日 春と秋の違い

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今日は牛久二小の5年生さんと学校周辺の谷津田へ観察に出掛けました。

今回、出掛けた谷津田は、夏に一度観察をした場所で、夏と秋で観察できる生きものの違いや、 夏と秋とで田んぼの様子がどのように変化するかなどを、実際に観察に出掛けて調べてみました。
 10月とは言えまだ少し暑かったのですが、観察できる生きものはかなり減っていて、季節の変化を感じることが、生きものを通してでも感じることができました。
また、この時期は実を付ける植物が多くあり、今回の観察でも途中で実際に木の実を食べて、その味を確かめたりしました(皆さんは食べると有毒な実もあるので、詳しい人と一緒に食べてみてください)。
同じ場所でも季節でずいぶん様子が変わるのだなと、子ども達と秋の谷津田を歩きながら感じました。

2007年1月17日 人も生きものも暮しやすいまち

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今日は新しい取り組みとしてまちづくりの授業を行ないました。

5年生さんは生きものについて学んだ後に福祉を学習したということで、今回は、これまで学んできた「生きものの視点で捉えたまちの改善点」を踏まえて、「人と生きもの両方が暮らしやすいまちにするにはどうすればいいのか」というテーマについて考えました。
 学校を体の不自由な人やお年寄りのくらす家に例え、お店やバス停など生活に必要な場所を地図の上に書いていきました。
そして、実際に生活をしていくためには、こうすればもっと住みやすくなるなどの意見を、班ごとにまとめていきました。
福祉について勉強した牛久二小の皆さんだからできる授業なので、筆者も授業を進めながら、どのような展開になるのか予想できませんでした。しかし、結果は非常に充実した授業になりました。
2小のみなさん、楽しい授業ありがとうございました。

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牛久市立神谷小学校4年生の声 2013.11.14

牛久市立神谷小学校で、感謝の集いがひらかれました。神谷小学校の隣には、当時の小学生が生きもののために再生させた谷津田があります。この場所で総合学習の時間に一緒に学習を行っている4年生の子どもたちから、お手紙を頂いたのでご紹介いたします。

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アサザ基金のみなさんへ
アサザ基金のみなさまには4月からホタルの体などを教えていただきありがとうございました。最初はまったく谷つだのことがわからなかったぼくですが、アサザ基金のみなさまに教えていただき、よくわかるようになりました。今後は生きものを大切にする考えを大切にし、生かしていきたいです。いつもありがとうございました。

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アサザき金のみなさんへ
そうごうの時間にいつも虫の事や、いろんなことを教えてくれてありがとうございます。すごく印象にのこったことは、いねかりです。いねをとっているとき昔の人たちは大へんだったことがよくわかりました。でもすごくたのしかったです。いろいろなことをおしえてくれてありがとうございます。だからいろいろなことが分かりました。本とうにありがとうございました。大人になっても生かしていけると思います。これからも、谷つ田を大切にしていきます。これからもよろしくおねがいします。本当にありがとうございました。

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アサザ基金のみなさんへ
わたしはいいじまさんに教えてもらったことがたくさんあります。虫とお話する方法を教えてもらった時には、ほんとうに、虫の気持ちが分かってきたような気がしました。これからも、自然を大切にして、谷津田をもっとよくしていきたいです。いままで教えてもらったことをこれからもいろんな事に生かしていきたいです。田うえやいねかりはとても楽しかったです。また、やりたいです。ありがとうございました。

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アサザ基金のみなさんへ
わたしは教えてもらったことがあります。生き物への大切さです。生き物を大切にしたら生き物がよろこんでくれるので大切にしていきたいし生かしてもいきたいです。そして3年生にも発表するので教えてくれたことを発表したいと思います。

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アサザ基金のみなさんへ
これまでに、虫のことや植物のことを教えてくれてありがとうございます。わたしは、前よりもずっと総合の時間が楽しくなりました。そして生き物や植物の大切さがよく分かりました。コンクリートにしただけでかんきょうがかわったり、外らい種の物をもってきた人間が、一番生き物や植物をくるしめていることも分かりました。これまで学んだ数はたくさんあります。生き物と植物を大切にしていきたいです。

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アサザ基金のみなさんへ
4月から今まで、いろいろな事を教えてもらってありがとうございます。ぼくは、その中で、ホタルの話が印象にのこりました。そしていつか谷津田にホタルがもどってくるといいです。そのためには、もっと自然を大切にしないといけないと思いました。

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アサザ基金のみなさんへ
いつもいろいろな自然のことをおしえてくれてありがとうございます。アサザ基金のみなさんといっしょに学習していてとっても楽しいです。いろいろなけいけんができてとってもうれしいです。これからもホタルをよびもどすかつどうをがんばります。

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アサザ基金のみなさんへ
わたしは、アサザ基金のみなさんにいろいろとおしえてもらえてよかったです。総合の時間に田植えやいねかりやだっこくの一部でしたが、たいけんできてよかったです。いままでに、教えてもらったことは、これからのじゅぎょうでやくだてるようにしていきたいし、来年四年生になる三年生にもやくだってほしいです。なので、これからも総合のことをホタルのことも、ちゃんと三年生に、とどけられるようがんばります。飯島さんとみなさんありがとうございました。

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アサザ基金のみな様へ
いつもお世話になっております。総合には田植えを手伝ってくださりまことにありがとうございました。ぼくはもっともっと谷津田をよくしていきたいです。もっともっと生き物とふれあいたいのでいっしょうけんめい谷津田をよくするために、総合をがんばりたいと思いますのでこれからもよろしくおねがいいたします。

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アサザ基金のみなさまへ
そう合の時間に来てくれて、いろいろ教えてくださって、どうもありがとうございます。わたしは、田うえをしたり、いねかりをしたり、だっこくをしたりできて、とてもきちょうなたいけんだったと思っています。とても楽しかったです。そして、谷田にたくさんの自然をよびもどしたいと思います。これからもお世話になると思いますが、谷田をよりよくしていきたいと思います。

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墨田区立東吾嬬小学校3年生の声 2013

「生き物とお話する方法」を学習して学校にビオトープをつくり、継続してビオトープを活用した学習に取り組んでいる東京都墨田区立東吾嬬小学校3年生から感想が届きましたのでご紹介します。東吾嬬小学校では、NECキャピタルソリューション株式会社との協働事業「わくわく子供の池プロジェクト」としてこれまで数回の授業を行ってきています。

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アサザき金のいい島先生へ
このまえは生きものについて教えてくださってありがとうごいざいました。ぼくはきょうりゅうやこんちゅうがだいすきです。いまでもこんちゅうやいろいろなものがだいすきです。いい島先生のおかげで、カエルのこと、とりときょうりゅうの中にいしがあるなんてはじめてしりました。いい島先生はやっぱりてん才だと思いました。ぼくはこれからも虫たちをもっと大切にしていきたいです。

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アサザき金のいい島先生へ
このまえはべんきょうになることをたくさんおしえてくれてありがとうございました。わたしは、今、生きものがかりなのでいまは、めだかをお世話しています。めだかのお世話は、とてもたのしいです。わたしは、今まではしぜんをたいせつにしていなかったけどこれからはしぜんを大切にしていきたいです。ぜひまたきてください。

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あさざき金のいい島先生へ
いい島先生、生き物についていろいろ教えてくれてありがとうございました。ビオトープではヤゴがいっぱいいて、来年にはトンボが多くうかすることでしょう。バッタやカマキリ、チョウ、メダカがすごく多くいるので20分休みは、虫とりで多くの虫をつかまえます。今は、ヒラタクワガタとカブト虫を教室でかっています。少し前の時は、かいこをかっていてクワの葉を食べていました。来年の三年生も、よろしくおねがいします。

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アサザき金のいい島先生へ
この前生き物のことを教えてくれてありがとうございます。いい島先生から話を聞いてカエルはかわいそうだなと思いました。ぼくたち人間のせいでカエルが死んでるなんて知りませんでした。ゾウやカエルの仕組みを教えてもらったおかげでよくわかりました。これからも生き物を大切にしたいなあと思います。

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アサザき金のいい島先生へ
いろいろ生き物の事を、教えてくれてありがとうございました。わたしは3年生になって、せみやバッタがさわれるようになりました。このべん強を学んでどうやってさわるか、どうやってつかまえるか教えてくれたのでどんどん虫、こん虫をいっぱいさわれるようになりました。とてもありがたく思っています。本当にありがとうございました。

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アサザき金のいい島先生へ
この前は生きもののことを教えてくださってありがとうございます。わたしは夏休みの間、カブト虫とクワガタをかっていました。カブト虫は3日ぐらいで死んでしまいました。クワガタはメスとオスで1ヶ月ほど長生きしていました。わたしはダニのたまごがついていないか、エサをあげたりしたときが大へんでした。わたしは生きものが少しにがてでした。でもいい島先生の話を聞いてわたしは生きものをすきになりました。それからバッタやヤゴのエサの赤虫やとんぼをさわれるようになれました。ありがとうございます。これからもしぜんを大切にして虫となかよくしてあそびたいです。また生きもののことを教えてください。ありがとうございました。

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アサザき金のいい島先生へ
わたしは少しこんちゅうがにがてでした。でも先生がくわしくおしえてくださったので、こん虫、虫がすきになりました。わたしは、カエルのお話が、とてもかわいそうでした。
7年後のオリンピックにむけて、いけとかでむしとかが、すみやすくなるようになっているといいなと思います。自分もせいいっぱいがんばりたいと思います。秋もちかづいているので、先生も秋の虫をいっぱいみつけてください。がんばってください。

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アサザき金のいい島先生へ
この前生き物のことをいろいろ教えてくれてありがとうございます。いい島先生にカエルの体の仕組みを教えてもらったおかげでカエルのことがよくわかりました。学校で、メダカをかんさつして、メダカのこともわかりました。これからもっと生き物をかんさつしたいと思いました。ありがとうございました。

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アサザき金のいい島先生へ
いい島先生、この前はきょうりゅうやどうぶつやめだかやかえるのことを教えてくださってありがとうございます。ぼくは1年のときは虫のことがきらいでした。でもいい島先生に会ってから虫が大好きになりました。いまはバッタをかっています。バッタの名前は「バタ」と「ゆうバッタ」です。トノサマバッタなのでかっこいいしかわいくかっています。どうもありがとうございます。

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アサザき金のいい島先生へ
わたしは、先生のおかげで、わたしは、まだ虫にはなれていないけどいい島先生のおかげできらいだった虫をほとんどわたしはすきになりました。いい島先生がきてくれなかったら、わたしはまだ虫には、ねれていませんでした。でもいい島先生のべん強は、とてもおもしろかったし、わかりやすかったです。またいい島先生いつかまた東あづま小学校にきてください。

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東京都港区立御田小学校4年生の声 2011

今年度、「生き物とお話する方法」を学習して学校にビオトープをつくった東京都港区立御田小学校4年生から感想が届きましたのでご紹介します。御田小学校では、NECキャピタルソリューション株式会社との協働事業「わくわく子供の池プロジェクト」として4回授業を行いました。

NEC、アサザの方々へ
私は学校でのビオトープ作りを通し、生き物とよく相談して生き物の道を作ることの大切さをあらためてじっ感したと思います。それにいいじまさんの授業を受けて生き物は友ぐいをしたり、他の生き物を食べる事によって、ちょうどいいバランスをたもてている事や、生き物の体の作りから様々な事が分かるという事を、本当に感じました。学校に来てくれて本当にありがとうございました。
いいじまさんは千屋小学校へも行っていると聞いて、すごい運があるんだと思いました。本当にすごいですよね!これからも田んぼのイベントでおせわになりますが、よろしくお願いします!

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いい島さんへ
私はこの学習をしてたくさんの生き物のことや生き物はかべがきらいなことなどたくさんのことが学べてよかったです。そして、色々なことを楽しく学べてよかったです。
私たち四年生が自分たちが作りたいビオトープの絵をもぞう紙に書いて発表した時はいままでそんなに生き物のことを考えていなかったのにいい島さんが色々な班にその班ならではにアドバイスをしていてすごいなと思いました。私は、池の水ぬきをした時はいままで池はそんなに深くないかなと思っていたけど、私が思っていた以上に深くでびっくりしました。どろのようなところから虫を見つける時は最初はあまりどろをさわれなかったけどだんだん色々な虫を自分でさがしてみたいなと思いながらさがせてよかったです。土をもる作業などの時は土の入ったバケツは重かったけど、がんばって四年生で完成できてよかったです。

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いいじまさんへ
今日はビオトープを作ってくれてありがとうございました。土をほったり、はこんだりしてたいへんだったけれど、水を入れることができてとてもうれしです。
これからは、生き物のとくちょうやおよぎかたなどいろいろなかんさつがしたいです。そして生きものを入れないことを注意したいです。そして生き物は、自分からくることをみまもりたいです。これからもよろしくおねがいします。

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いい島さんたちへ
今日み田小学校にビオトープを作っていただきありがとうございます。ぼくは、これからあのビオトープで観察をしたりかんばんを作ったりしていきたいと思います。ぼくは、4年だからビオトープができたところを見れてとてもうれしかったです。それに作るのはたいへんでもやっぱりできたビオトープを見ると、とてもうれしくなりました。これから生き物がたくさん来ると考えるととてもわくわくします。これからどんな生き物たちがくるか楽しみです。これからビオトープをもっとよくしたりしてとてもたいへんになるだろうけどがんばってビオトープをもっともっとよくしていきたいです。

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いい島さんへ
きょうは、わたしたちにビオトープを作って、ずっと長いあいだつくっていただいてありがとうございます。きょうはどろんこまみれになったけれど、とっても楽しかったです。
ぜったい、いろんな生きものが来るようにします。

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飯島さん・NECのみなさんへ
生き物たちが土の中で眠る静かな季節となりました。
先日は生き物たちの通り道をつくる第一歩を教えていただきありがとうございました。
生き物たちの大切な土を運ぶときにすみかの重みを感じ、いつの間にかくつがどろだらけになるまでなるまでバケツの中に土や石を積んでいました。このような体験ができてとてもうれしく、きょうみを持ちました。これからの季節の池の変化が楽しみです。
私はこれから生き物たちの声に耳をかたむけ、いつか飯島さんの言ったようなカッパたちにも会ってみたいです。
たくさんの人に手をかしてもらい池をよくすることができました。本当にありがとうございました。

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飯島さん・NECのみなさんへ
動物たちの長い眠りが終わりに近づく季節となりました。
先日は、生き物たちにとって最適の場所と、「生き物の道」の作り方を教えて頂き、誠に有難うございました。
自分は生き物は好きなのですが、生き物にとっての最適の場所については考えたこともありませんでした。そんな時に、ビオトープを作るという素晴らしい経験をできたことを心から喜んでいます。一番心に残ったことは、土を入れる作業です。流す汗はとても良い物に思えました。
これから、いろんな生き物を増やしていこうと思います。生き物の観察が、毎日の日常生活に仲間入りできるようにしたいからです。
これをすべてふくめて、お金を出してくれたことを、飯島さん、NECのみなさんに心から感謝を申し上げます。

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飯島さん、NECのみなさんへ
カエルやヘビが冬みんする季節となりました。
先日は、生き物の色々なことを教えていただきありがとうございました。
生き物は、どのようなかんきょうが好きなのかがわかりました。生き物としゃべるほうほうもすごかったです。
これからは、色々ならったことを生かしていきたいです。特にすごかったのは、おちばをつんでいると、カブト虫がたまごを産みにくるということです。こんど家でもやってみたいと思いました。
先日は本当にありがとうございました。

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飯島さん、NECのみなさんへ
だんだん春も近づいてきましたね。でも、まだとても寒いです。
先日は、生き物をつなぐ道を、おしえていただきありがとうございました。学んだことは、生き物は自然とやってくるのにびっくりしました。感じたことは、生き物の大切さを感じました。心に残ったことは、ビオトープができた時です。「できたー」と感じて心に残りました。これからは、自然の力を利用して、生き物の道を、私達が開くのではなく自然がひらくのかな?と思いました。これからは生き物を大切にしたいなと思いました。今日は本当にありがとうございました。

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飯島さん・NECのみなさんへ
白い息がでる季節となりました。
先日は、ビオトープ作りのやり方などを教えていただきありがとうございました。
私が心にのこったことは、土やタニシをいれることです。土をいれる時、最初はこしがいたくなりましたが、だんだんやっていくうちにこしは、いたくならなくなりました。タニシは最初はきもちわるかったけどだんだんかわいくなりました。
これからは、色々な生き物がたくさんきてほしいです。
先日は、本当にありがとうございました。

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飯島さん・NECのみなさんへ
葉がなくなるきせつになってきました。
先日は水草など、なんのヤゴがいるのかなどのことを教えていただきありがとうございました。
ぼくは、いいじませんせいからいろんなことを学びました。たとえば生き物はすごくわがままだとか、かべがきらいだとか、いろんなことをまなびました。
だから、これからは生き物のとおり道やくらしやすいところをたくさんつくっていきたいです。先日はほんとうにありがとうございました。

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飯島さん・NECのみなさんへ
だんだん春らしく、あたたかくなってきました。
先日は、ビオトープなどの作り方、そのバランスなどを教えていただき、ありがとうございました。
わたしが学んだことは、ビオトープの中でも、自然みたいにすることです。そうしないと、生き物のバランスがくずれてしまってかたよってしまう、ということがわかりました。私は、自然でいろいろなバランスがあって、それをちょうせいして生きているのだと分かりました。
ビオトープの作り方で、土を入れたり、タニシを入れたりするのが、おもしろかったです。
これから、虫を大事にして、いきたいと思います。
とてもおもしろかったです。ありがとうございました。

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飯島さん、NECのみなさんへ
寒い冬になりました。
先日は、虫たちが通る道のことなどを教えていただきありがとうございました。
心に残ったことは、NECのみなさんが私が1人で土を集めていた時に、にっこりと笑っていっしょに集めてくれたことです。
飯島さんが言っていたように、今日は虫たちが通る道の、第一歩なので、これから生き物たちと話し合って心地よくくらせるビオトープにしたいと思います。
本当に、今日は私たち4年生のために来てくださってありがとうございました。